メガネさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.3

目を背けてはいけないとわかりつつ、観てるのが辛かった。

クロエ・セヴィニーが彼を愛してくれたことだけが救い。たった一人の女性にこうやって愛されて、彼は少しは浮かばれただろうか。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.0

役者、脚本、セット、衣装、音楽、作品に流れる空気の質感、全てが一体となって、唯一無二の世界を作っている。

作り込みがハンパない。芸術作品。

モンスター(2003年製作の映画)

4.2

世界が先に自分を傷つけたから、世界に復讐した女性の連続殺人鬼の話。

アメリカで実際に起きた連続殺人事件をもとに作られた本作。辛い、あまりにも辛い。

殺人犯とはいえ、アイリーンが成仏することを祈らず
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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.0

原作漫画が自分の中では神作品なので、映画化された本作も視聴。

ほう…オチの方向性まで変えたか。個人的には原作のオチをどう映像で表現するかを観たかったのだが、全くの別作品ということにして納得する。
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ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

3.3

メリーさんに関する情報を知ってる人々へのインタビュー、メリーさんの足跡の丁寧な組み立て、そしてメリーさんの現在に迫る取材、相当な労力と時間をかけたと推測される。

被写体への愛と執念がなければ作れなか
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セッション(2014年製作の映画)

3.2

ラストで主人公の成長を見た。とはいえ、この指導方法は行き過ぎでは?(生徒の容姿や家族を貶める煽りが嫌だった)と思わざるをえず、それは美談に出来ないのでこの点数で。

肉体の門(1988年製作の映画)

3.8

元々3.3点くらいをつけるつもりが、ラストの西川峰子でやられてしまったので0.5加点。あんなラスト、予測できないわ。

苦役列車(2012年製作の映画)

3.3

どうしようもない、書くことでしか救われない生粋のダメ人間を森山未來が熱演していて素晴らしかった。

ラストの現実離れした落ちも良かった。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

東京に突如現れたゴジラを、日本国政府が迎え撃つストーリー。政府の対応、兵器は圧倒的なリアリティ。

ゴジラは虚構だが、人間側はガチ。シミュレーション映画としてめちゃくちゃ面白かった。

ゴジラと戦う人
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.0

女を知った気になってる男が作った映画という感じ。

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.3

かぐや姫の苦悩、現代にも通じるものがあって、単なる昔話でなく刺さるものがあった。

月からの迎えの一団が好き。パリピ感すごい。

ズートピア(2016年製作の映画)

3.5

安心して観た。吹替版だったのだが、上戸彩が良かった。

タナカヒロシのすべて(2004年製作の映画)

3.3

鳥肌実のキュートさ、そして小島聖のエロさ。これだけで観る価値あったと思えた。

ブレイブハート(1995年製作の映画)

3.8

原作小説が高校の英語の授業の課題図書だった。テスト前日になっても、日本語訳に全く手を付けてなかったため、諦めかけたものの、やはり点はとりたい…。

テキストを放置したまま、何もしないのも未練が残る。そ
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

2.0

芸人のネタ見せ番組みたいで笑ってしまった。死霊役の踊り子たちの低クオリティな舞によって、MPがどんどん吸われていく感覚。

普通に駄作なんだけども、もし未見の友達がいたならば、「お願いだから!コレ食べ
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バンディッツ(1997年製作の映画)

3.8

思春期に鑑賞し、彼女たちのカッコよさにやられてしまい、ずっとサントラを聴いていた。
監獄内でガールズロックバンドを組んだ女囚人たちの逃走劇。

ベースを弾くニコレッテ・クレビッツが最高カワイイ。何にも
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.8

原作キャラの再現度が高い。出演者がしっかり寄せてきており、その時点で好感度が高い。
ラストシーン良かったし、主題歌も良かった。劇場で買ったパンフレットもかわいかったし、全体的に原作へのリスペクトと愛が
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トップをねらえ!(1989年製作の映画)

4.3

熱い。とにかく熱い。アニメだけど、話数が少ないので、是非一気に観てほしい。

フェーンチャン ぼくの恋人(2003年製作の映画)

3.3

10年以上前にタイをバックパック一人旅した際、現地で出会った学生たちにめちゃくちゃ勧められて観た映画。

初恋の甘酸っぱい思い出と、その後。という、大人が胸をかきむしりたくなるような切なさと爽やかさが
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劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ(2018年製作の映画)

3.0

もともとテレビシリーズを観たファンが観客のメイン層だと思うので、点は高く出る傾向になるだろう。
かくいう私もテレビアニメを観た一人だ。そして、ワルキューレにやられた。

ワルキューレのMV集のようにな
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(不)完全人間(2013年製作の映画)

3.0

予算10万円で撮られた映画ということだが、ストーリーのほとんどが屋内(アパート)で進行するため、そこまでの安っぽさを感じず。
障害の演技は難しいのはわかるが、お兄さんの障害の程度感がイマイチ伝わらなか
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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

2.2

基本、観ても観なくても良い。特別心に残るようなシーンもセリフもない。どうしても暇なら観ることを止めないけれど、それでも同じ時間を使うなら、もっと観るべき作品はあるかと。どちゃくそけなすほどの汚点もなく>>続きを読む

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.0

特に期待せず観たが、思いの外よかった。歌舞伎町(ホテル街)〜新大久保を舞台に、5組のカップルの1日を並行して映した作品。実際に歌舞伎町で撮られているので、新宿好きはロケ地を当てながら観ても面白いだろう>>続きを読む

(2001年製作の映画)

2.5

本作は原作(小説)とは違う結末を用意しており、原作のオチに度肝を抜かれた身としては、本作の現実的落としどころはやや拍子抜け。

しかしながらソーラ・バーチが良いので、可もなく不可もなくの点数をつけた。

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.5

アートについて考えさせられる作品。

アートは誰のためのもの?
アートの価値は誰が決める?
てか、そもそもアートって何?

観客にこれだけ根本的な問いを投げかけてくるのに、非常にテンポがよく重くない。
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