MeiMorimotoさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.4

ずっとうるうるしてた
一橋も喫茶白十字も富山もわかってしまった

みんなすき

真白の恋(2015年製作の映画)

4.2

「いろんなものがどうでもよくなって いろんなものがどうでもよくなくなった」
障害がある、のとひたすら同じ話でボケてきてる、不倫してる、仕事うまく行かない、みんな普通じゃない出来事で障害で溢れてるし誰も
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

親に愛されないほどつらいことない。一番わかってほしい、わかってくれるはずの人だからだとおもう。どれだけ愛されなくても子どもが親の愛を求めてしまうことも、なにか胸がギリギリする。普通なんて幻の概念だから>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.8

じぶんが受けた不幸を他人に与えたところで救いは来ない。じぶんが知っている最悪の行いを犯したじぶんに耐えられなくなる。
でもわたしにはわからない。
大切な人を奪われた最悪の人生で、仇を打つべきか?殺せば
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.8

留学なので永住というわけでは全くないのだけど、異国に生きていくということについての話は身にしみるものがあった。「よそ者」に対する厳しさもあるけれど、小さな田舎では「土地の者」としての厳しさもあるね。>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

グランドブダペストの女の子が気になって観た。
ら、こないだ演技に惚れたティモシー・シャラメが出てきて今度は全部ひっくるめてすきになった。俳優がすきになるの珍しい。ティモシー・シャラメ…!覚えた。インタ
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

会話、会話、会話オンリーの映画なんてそうそう無いししかも議論の内容が面白いからこのシリーズがすきなんだよな〜。Sunriseがダントツですきだけれど、なんというか、3作目はメチャクチャリアルだった。>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.9

知らないこと、どころか考えたこともないことがたくさんあってショックだな…。
スラム街のズームからどんどん遠景になるカットが印象的だった。

エンドロールがよすぎる笑笑
みんなで踊ってオールオッケーーー
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.9

原作を読んで話を知っていたので最初からもう…えみちゃんの涙がつらすぎた
本当に綺麗な時間ものだなとおもう、理屈もしっくり来る

「あなたをすきなまま消えてゆく」
こういうファンタジーにいなくても、一生
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

大作だな。
まずシチリアが最高すぎる。深いのに明るい緑、アプリコットの曖昧なオレンジ、色色色…。あと音。(坂本龍一も関わっているの?)ピアノの澄んだ音。
全体を通してアプリコットの描写は続いて爽やかだ
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

ぐふふふふ竹内涼真がすきになりましたかっこいいすきかっこいい
事変めっちゃ面白かった笑
キャストがよいですねえ…野村周平にあのメガネ君をやらせたのがすき

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

もう、
お金持ちになりたくもない、肩書きとかもいらない、ただ一緒に時間を過ごせて幸せだって思える人、人としてすごい、だいすきっておもえる人一人だけでいいから愛し合いたい、一生の、おねがい

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.9

「社会」に取り沙汰されない命が蔑ろにされていいはずもなく
どこかで誰かが死んだことが注目されて わたしがここで生きてることが注目されなくても 今わたしとあなたで「おはよう」や「いただきます」のそれだけ
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

は〜〜〜〜〜
自分の美しさに気がついていない人がいる、その人を美しいと見ている人がいる、よかったナ〜〜〜!
アイスランドに絶対行くぞ。映画の中では青と緑がメチャクチャよかった。はあ。スケボーでアイスラ
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

想像したシーンではなくても想像した雰囲気が映されていく、驚きはない。でも回想シーンの質がいいというか、若い頃の二人の馴れ初めとさやり取りがよい。いざアパートを手放す可能性を考えた時に見えてくる価値が、>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.6

音楽がとてもよい。
手カメラだったりチェコからの移民だったりちょこちょこ異質な要素が入ってくるのだけど、似ている内容の映画にプラスしておもしろいことは特に出てこなかった感がある…。
「人生でたった一度
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潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ(1993年製作の映画)

3.7

絵が綺麗。バイミースタンドの配色。海辺の街はいいよねえ。
みんな孤独なんだな一生。その中で出会う人がちょっとした温もりになったりならなかったりするのだね。

メメント(2000年製作の映画)

3.9

難しすぎろう……
始めのポラロイドのリバース映像がフルの映画の性質を表していてすごい
他人に騙されているだけでなく自分でも自分を騙す それを増幅させて描いているのであって 健常な人間もそういうところが
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.8

よっ 破茶滅茶でっさあ
迷惑なところと愛されキャラなところが父親に似ている

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.7

え〜〜全然推理わからなかったわ〜〜!ちょっといい話要素みあいなのが安っぽかったけど、サスペンス?としてはサラッとしていてよかった
堺雅人お肌綺麗じゃないか…?

蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.9

けしからん金魚だな…笑
どエロい金魚ふみちゃんの写真集を作ったらいい 金魚の擬人化が醍醐味のようにおもいます

これは音や衣装など駆使しての金魚表現であるけれども原作はどう金魚を表現しているのか気にな
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.3

報復シーンがすごい……復讐だけではなく彼自身の人生の罪の償いでもあるんだよな…じぶんを殺させて仇を討った…彼のライターが点けた最後の火は友人たちの心に…はあ…

恋のためらい/フランキーとジョニー(1991年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アルパチーノの「フーア!!!」はお家芸なんですかね笑
花市場でガレージが開いて背景が全部お花になるキスシーンよかったな

「男と女が出会った
2人はまだ結ばれる前から
相手が自分にとって特別な存在だと
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人間の証明(1977年製作の映画)

3.6

人間の証明…ね…

誰もがひとつは心に持っている「麦わら帽子」を失うことが生きるということなのかもしれません

そうかな 麦わら帽子を持っているということ自体が生まれたということだとおもうし それを守
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ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

3.2

やはりこの頃の感性が欠けていてわかりたいのにわかれないな
バラの花束でチャンバラするシーンはとてもよかった

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.9

これは難しいのか散らかりすぎてるのか…
けどよくよく考えると夢というどこまでもリアルな質感で迫ってくるのに永遠に捉えられない感じを体現しているのかもしれない…だから捉えられないのかも… じぶんの中に渦
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.9

すごいの観た……!
あらすじから受けた印象と全然違う話やった
人間に年齢なんて関係ないんですよね 正確に言えば経験できる絶対量はもちろん年齢によるけれど 結局ハートさえあればその時必要な力はその時出せ
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指輪をはめたい(2011年製作の映画)

3.0

ひたすらクズ男のクズな生活だった。

ふみちゃん可愛い…声がいいですね(笑)
真木よう子がぶっ飛んだ役案外ハマるのだと意外だった。
池脇千鶴は役によって完全に役の顔でもはや怖い。本当に同じ人…?

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.8

「なんていうか、わるくないよね この世界も」

かなり密度が詰まっててよかった。芦田愛菜すごいな。有村架純は尊い。玉山鉄二と勝地涼の役の人が半端なくいいやつ。みんなキャラがしっかり立っていてすんなりい
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

なにもかもそれ以上でも以下でもなく期待どおりだった 楽しかった
ロジータの自動家事システムのよさ

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.4

話の意志力がメチャクチャ弱い感じ タイトルについても特にこの息子箱入りなわけではない
夏帆はよかった 星野源苦手ですね…
泣きながら吉野家の牛丼を食べるところだけがとてもよかった 失恋したときにふたり
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

ドリスはフィリップから知の喜びを、フィリップはドリスから場を楽しむ自由さを、お互いからじぶんと違う他人と過ごす素晴らしさと思いやりをもらう 最強
ブギワンダラーーーーン!!!

(帽子好きとしてはキャ
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美少女戦士セーラームーンS かぐや姫の恋人(1994年製作の映画)

4.0

め ちゃ く ちゃ 尊い……!
初めてセーラームーンの映像作品観たのですけど こんな素晴らしいものがわたしが生まれた年に出来たなんて
変身シーンすごい 裸から順々に纏っていく感じと衣装かわいすぎるし
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イルマーレ(2006年製作の映画)

3.8

綺麗。イベントが綺麗に噛み合っていく。感性が合うということの重要性。
タイムトラベルものと同じことで過去が変わったとか色々矛盾するのですがまあそれはいいのです。

やっと、湖の"家"が"家庭"になりま
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キャロル(2015年製作の映画)

4.4

おお……!質感、質感だ……
映像、音楽、肌、感情、すべての質感が質感だった…!

母として娘を愛すことと女として男でも女でも誰かを愛すことと、別なんですよね、因果関係なんてないの
テレーズが撮る写真よ
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