めりさんの映画レビュー・感想・評価

めり

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蟻の王(2022年製作の映画)

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もっと法廷劇になるかと思ってたな…ほとんど使われたことのない「教唆罪」で裁判を起こすという戦略が当時どういった政治的意味を持っていたのかとか、そういうとこにも触れてほしかったネ。あとアルドの学生たちに>>続きを読む

軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

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前観たときは痴話喧嘩のとこしか印象に残らなかったが、今回ポールとラングの会話でペネロペとカミーユがパラレルになっていることがかなり明快に示され、めちゃ親切設計の映画であることが分かった。美味しいセリフ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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夫と観にいったが、数日前夫に「『恐れ入谷の鬼子母神』という言い回しがあって…」という話をしていたのがまさかここで効いてくるとは…。

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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ビックリするほど良かった…!
第二次大戦後、頼るあてのない若い女が持ち前の機転と美貌で自立して、ついには一国一城の主となったのに、最後の最後でその自立が幻想であったことが明らかになり、崩壊してしまう
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

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わりとおもしろかったが、居酒屋みたいなフォントはどうにかならんのか?

ザ・キラー(2023年製作の映画)

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考えとることとやっとることが全然一致しとらんやないか。意外と『アングスト』に似てる気がする。

奇跡の海(1996年製作の映画)

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この時点ですでに後の作品に現れるモチーフがしっかり出てる気がするな。ぎょっとするほど他者のために犠牲になることを厭わない女性とか。しっかり者の姉と精神的に不安定な妹とか。

夜よ、こんにちは(2003年製作の映画)

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同監督の『夜のロケーション』をイタリア映画祭で観てから、見直したいなぁと思っていた。総じて『夜ロケ』のほうが完成されていると思うが、旅団の視点から事件を追うパートだけはこちらに軍配が上がる。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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自分のなかで消化するのに数日かかってしまった。アーネストの人物造形が絶妙で、自分のやってることが分かってないのか、分かっているがキングに逆らえないのか、分かっていないのだと自分を騙しているのか、完全に>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

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ナポリ方言ぜんぜん聞き取れん。しかし「アルタモンテの真の料理」がケバブであるかのような流れだったが、良いのか?

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

みんなグルだったんだ。全員が犯人というのは聞き及んでたけど、お互いに犯人であることは知らないのかと思ってた。

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

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意外とちゃんと家族の話やっとった。レンジャーと動物保護官が独特のキモさで良い。

オープニングクレジットで「そういえばレイ・リオッタの遺作だったな〜」と思い出したが、遺作とは思えないほどしっかり動く役
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コロニアの子供たち(2021年製作の映画)

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すぐ上映終わってしまったのでイマイチかもしれん…と思ったが、観てみたら思いのほか良かった。ネトフリのドキュメンタリーも観よ。

フィツカラルド(1982年製作の映画)

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話に没入するより先に「これ撮るためにガチでやってんだよな…」が来てしまう。撮影裏話ドキュメンタリー『Burden of Dreams』観たい。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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日産ほどの大企業で企画プレゼン当日にGO出せるほど意思決定が早いのはありえんやろ!! 映画は丁寧に作ってあってビジュアルもケレン味が強くておもしろかった。あとストレンジャー・シングスが失ってしまったや>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

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コロニア・ディグニダを扱っているらしいという話だけ聞いて観たが、思ったより難解だった。これヒットしてんのすげーな。パンフ掲載の新谷氏の解説を読むとかなりクリアになった。この新谷さん、下高井戸で『チリの>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

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アーッ!! 心臓に悪い!! フリードキン作品はじめて観たけど、さてはこの人めちゃめちゃ映画が上手いな?

アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)

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ただ河を下るだけの話なのに、こんなに面白くなるんだ。水面近くの視点から滑るように筏を囲むカメラの動き、カッコ良〜こりゃコッポラも真似しますわ。

悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版(1975年製作の映画)

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謎の手紙の意味がわからなくて「図書館で調べましょう!」ってなるの、良き

少年と犬(1975年製作の映画)

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クイラちゃんなかなか権力志向みが強くて良かった。『ザルドス』的な展開かと思ったら意外な結末。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

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「内なる美コンテスト」は見せてくれんのかーい🫱あとギーガーみたいな椅子、すごい食べにくそうだったネ

ソールの現行の身体は少しずつ死んでいってたんだろうな〜。ちゃんと機能できなくなった臓器を鞭打って動
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アリゲーター2(1990年製作の映画)

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『Meg2』と同日に観たので、『ジョーズ』の別方向に進んだ子孫を見たようで感慨深い。あと毒は結局効いたの? 効かなかったの?

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

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大味なとこもあるけど、押さえるべきところは押さえられ、見せ場も豊富で、かなりよくできているのでは? 夏休みにぴったりだと思うし、もう少し早めに公開できてればよかったね…。

アリゲーター(1980年製作の映画)

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話がぽんぽん進んでテンポの速さにびっくりしたが、出てきた話ぜんぶ活かした脚本でよく練られとる感もある

キングダム エクソダス〈脱出〉(2022年製作の映画)

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オープニングでカレンが『キングダム』の世界に入っていくところ、色合いも画面比率もじわじわ変わっていってテンション上がる!

だけど、内容はわりとオリジナルシリーズのほうが好きかな…。オリジナルでは「医
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キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

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ヘルマー、すっかりギャグ要員になってしまった。『ハウス・ジャック・ビルト』にもちょっと笑えるシーンがあって、こういうユーモアはトリアーっぽくないと思ったものだけど、むしろトリアーらしさの根底にある可能>>続きを読む

キングダム(1994年製作の映画)

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トリアー流ツイン・ピークスと聞いて!

ヘルマー医師はムカつくがわかりやすい権威主義者なので扱い方さえ把握すれば転がしやすそうだけど、いっぽう医師長のほうは院内を気にかけているような素振りを見せつつも
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

異端審問を悪魔のせいにしたらあかん。その罪はちゃんと負ってください。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最近観たタイムトラベル系SFだと「宇宙の法則が乱れる」からその世界に介入してはならないとする話が多かったように思うが、インディ・ジョーンズは「あなたの居場所はこの世界だから」現代に戻ってくるので新鮮だ>>続きを読む

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