甲冑さんの映画レビュー・感想・評価

甲冑

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二十四の瞳(1954年製作の映画)

4.5

長尺苦手なのだけど、ああ絶妙と感じざるを得ない箇所が多数あって心身も弱っていたせいか気づけばあれ、涙が…。大石先生と小豆島が美しい。

ガーダ パレスチナの詩(2005年製作の映画)

4.0

ガザ側の、時に我々と変わりないくらいの家族の日常。からの武力進行。イスラエル軍はただ生活を脅かす外敵として描かれるため、その背景や事情の視点が乏しくファクトが分かりにくい。唯一ガザの婆さんがアメリカ(>>続きを読む

バビ・ヤール(2021年製作の映画)

5.0

今ならリベラルな方向に行ってウクライナ除名などは避けるところを毎度東西双方の感覚で複雑性を孕ませて提示してくれる所が個人的に信頼できる。あとロズさんはもう少し抽象度の高い人間普遍(戦争時の集団心理の力>>続きを読む

フリーク・オルランド(1981年製作の映画)

4.0

ヴァージニア・ウルフ先生も読んでないし全然理解が追いつかないが、これが文学作品と結びついた高尚なユーモアである事は何か分かる。あと出ているほぼ全員、例の政権下では生を与えられなかった人々なので優生政策>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

4.5

オスカー・ワイルド先生を読んでないので何とも言えんが社会主義国の孤島70年代末・西ベルリンの飲酒観光は普通に楽しい。戦争跡残る街並み、壁、ドイツ外の文化流入、戦後世代の反動…と時世柄色々入り混じってや>>続きを読む

キエフ裁判(2022年製作の映画)

4.0

東京裁判と併せてニュルンベルグ裁判とこの裁判は見といた方がええんでしょうね(どこまで台本や裏工作があったのだろう)。しかも絞首刑実行現場に至るまで映像で撮られているのはパンチがある。この見せしめと群れ>>続きを読む

喜劇 各駅停車(1965年製作の映画)

4.0

蒸気機関車とか昔の鉄道設備が見れるのもいいし(これは群馬らしいが自分が生まれる少し前まで走ってたSLで保津峡あたりを通ってみたくなった)、昭和親父のエネルギッシュさ…特に猟銃を発砲する、フンドシ姿で鮎>>続きを読む

天使の影(1976年製作の映画)

4.0

戯曲の映画だと思って見ないと台詞疲れしてしまいそうだが、元のテキストが割と忠実に使われているのでファス独特の言い回しが好きな御仁にはたまらんかと。シュミットの退廃映像美はファス世界と混じって上品な下品>>続きを読む

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.0

今見たら背景が色々見える。事前にミュンヘンオリンピック事件があった事、エミもポーランド系?の名前を持つ事で本当のドイツ人ではないという差別を受けている事、父親は外国人嫌悪を持っており共にナチ党員であっ>>続きを読む

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