眼鏡の上にも三年さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.5

字幕版

いいことも悪いこともあった故郷でも振り返ってみれば色褪せない美しい記憶のみが残っている。
故郷とは遠くにありて思うものか。
分断を煽る現在にもバディと同じような苦しみ、悲しみを持った子供たち
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.5

字幕版

シリーズ中盤だから仕方がないが、一進一退。
消化不良。

ただ今までのデップ・グリンデルバルドの仰々しさがなくなって、ほぼメイク無しの素のミケルセン・グリンデルバルドの色気と魅力にやられた。
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モービウス(2022年製作の映画)

4.0

字幕版

アメコミ映画ってこんな感じだったよな、って感じ。
ホラー描写は結構ヒヤヒヤする感じだけど、仕方ないのだが、画面が暗くて動きが多いので何が起こってるかを把握するのが難しい映画だった。

それで
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.8

字幕版

アリアナ・デボースの圧倒的魅力。
ドゥダメル指揮のスコアは劇場で浴びておいて正解。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

吹替版

都会派の刑事と地方の叩き上げ刑事の人生が女性暴行殺人事件を機に交わってそして、とある被害者を契機に入れ替わっていく。
事件の重々しさ、問題を取り上げたい監督の熱意が伝わってきた。

公開当時
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.9

字幕版

ズルズルに感動して泣いてしまった。
時間が合ったら観よう程度に考えていたが、アカデミー賞効果で軽く観に行ったらガツンと喰らってしまった。
王道っぽい話なんだけど、後半のお互いに自立していく様
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.8

原作単行本派、アニメはまだ数話しか観ていないが、最高に楽しめた。
劇場公開が長く続いているので、ようやく重い腰を上げて鑑賞。

呪いの映像描写はアニメ版でも良かったので、そのまま継続して。
漫画ではし
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.5

字幕版

老兵の死に場所探索映画。
やっと穏やかにホームで家族と暮らしていたが、ある出来事を機にまた争いに入っていってしまう。
ランボーも老いたことも描いていて、そこは少し哀愁を感じた。
しかし、ラス
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魔の巣 Manos(1966年製作の映画)

2.5

字幕版

最悪の映画と評判ではあるけれど、そこまで退屈はしなかった。
最悪かもしれないと覚悟してみたからかもしれないが。

バック音楽のピアノ曲がホラー・ミステリー映画にしては明るくうるさかったり、な
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

4.8

字幕版

女性のためのエンパワーメント映画。
出演者それぞれの魅力を活かしたアクションは良い。図書館の演出は極めて良かった。
ただ敵の設定や全体的なストーリーはあっさりしているように感じた。
もう少し
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魔人ドラキュラ(1931年製作の映画)

4.5

字幕版

ベラ・ルゴシの伯爵の高貴さと尊大さ、そして人でない感が素晴らしい。
人間なんかに負けるかと堂々としている様も恐怖を煽る。

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

4.0

字幕版

謎解き要素は良かったが、ちょっと物足りない。
アクションは良かったが、トゥームレイダーである必要があったのか…。

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.8

字幕版

久し振りに鑑賞したが、あんなに鮫は出なかったか。鮫の恐怖だけがじっとりと続いている。

見えない恐怖や命より地域経済の方が大事だと考える権力者や、専門家の注意を聞かない人達等、ここ数年でよく
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.8

字幕版

怖い、暗い、重い。
冒頭のゴッサムシティの闇の守護神っぷりが凄まじかった。あそこまで怖れられてるのも初めてか。
ロバート・パティンソンの不健康さも良かった。
この人、本当に夜中徹してバットマ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

字幕版

冒頭からのメッセージが最後にしっかりと結ぶ。
頭に、心に、身体に刻み込まれる音楽とメッセージ。

グレーのスーツが欲しくなった。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

5.0

字幕版

2016年版が好きなので、「正統な続編」の宣伝広告にはピリッと来たけど、ボロ泣きするほど最高のアフターライフ。
監督の息子が綺麗にまとめた親子の物語。
監督親子、そして作中の親子を結ぶ愛の物
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米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯(2019年製作の映画)

4.5

権力から弾圧されても、民衆のために闘い続ける政治家は何処へ消えた。
タイトルに偽りなしの不屈の政治家の生涯。
彼の魂は沖縄で火を灯し続けている。

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.5

字幕版

これを編集できる監督だからこそ、『ロード・オブ・リング』をあれほどまでに傑作で撮れたんだろうな。
作者トールキンの自伝的映画『トールキン』を観るとそう思う。
指輪物語の内包する第一次世界大戦
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ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

4.0

字幕版

青春×ホラー(閉鎖病棟)×X-MEN
ホラー映画と思うと物足りないが、青春ものと考えると満足。
90分台にまとめたのが素晴らしい。
たぶんもっと描いて欲しかった部分を入れれば120分程度にな
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チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

4.2

字幕版

不況によって倫理観が崩壊し、“いけない”方法で生活を成り立たせていた男の悲しい話。
恐ろしいことをしているのだけど、暗さがなく、滑稽さが強い。強烈な女性とのパートになってからはコメディ色が一
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

字幕版

ネタバレを踏んでいたようだが、正直、悪質な願望コラ画像だと思っていた。
すべてをまとめ、この次の物語へ繋いでいくMCUらしさが詰まった展開。

スパイダーマンとは親しき隣人であり、困難と挫折
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透明人間(1954年製作の映画)

4.0

海外の透明人間ものとは違い、戦争による悲劇を描いた作品。
“自ら”を戦争により失った男の“自分”を取り戻していく人生を送る物語。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.5

字幕版

『キングスマン』2作品の前日譚。
歴史の裏に、の史実に一部則した歴史物。
設定としては非常に面白く、この時系列で数作続きそうな感じ。
突飛すぎる悪役でなかったので、寧ろ今までより楽しめた。
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映画 真・三國無双(2021年製作の映画)

4.6

字幕版

『真・三國無双』×中国ドラマ。
これを何故全国の映画館でかけなかった…、勿体無い。
Koeiがしっかりついているからか、ゲームで使用されたマップ、音楽が使われていて上がった。あのテーマを大音
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