udkzさんの映画レビュー・感想・評価

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ライフ(2017年製作の映画)

3.5

SFホラーファンとしては大満足な作品。

脚本上の目新しいチャレンジは無いけど、逆に無理のないプロットが地球外生命体との接触というテーマをリアリティのあるストーリーに仕上げていると思う。104分という
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

素敵だと思いました!

何かもう、夢を追いかける的なテーマの作品は映画に限らず、刺さりきらない年代に入ったのかと、ちょっと自分に残念な気持になる今日この頃ですが、作品自体は良く出来たキラキラした良策だ
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

プロメテウス、コヴェナントを見た後、改めて見返したら、ちゃんと繋がってて驚いた。と、同時に改めてリドリー・スコットの凄さに引いた。

僕が生まれる5年前の1979年に、あのクオリティでSFホラーという
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

2.0

アメリカ海兵隊最高!っていう、いつものアメリカの戦争映画の典型的なパターンのやつですね。

今後もきっとアメリカは、国策的にこういう映画を作り続けていくんだろうけど、ダンケルクが戦争映画の新しい形を示
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.5

ホラーというより少年たちの夏休みの冒険物語って感じですね。

もちろんピエロの不気味さと、ホラー的ビビリ要素はふんだんに散りばめられていて、疲れるくらい驚かせてくれるけど、いわゆるジャパニーズホラー的
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

パンズラビリンス的デル・トロワールドをちゃんと残しながら、誰もが受け入れやすいプロット、ラブストーリーのフォーマットに落とし込む、本当に職人芸の様な稀有な作品。音楽や映像のクオリティは言わずもがな。>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

誰が見ても楽しめる娯楽性と、分かりやすいプロット、キャッチーな音楽。何も考えなくても楽しめる(良い意味で)、エンターテイメントのお手本みたいな作品。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

何も書けないくらい、素晴らしい作品でした。もし、本当に能年玲奈の事務所問題でプロモーションや上映館が少ないのなら、本当にもったいないから、ちゃんと上映して欲しい。後世に残る、名作だと思います。

男と女(1966年製作の映画)

4.0

大人の恋の複雑さと美しさ。歴史が証明している通り、恋愛映画の傑作ですね。

20代に見ておけば、恋の仕方が変わったかな?と、思いつつ、30代初見で面白さがやっと理解できる気もした作品。10年後にもう一
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

小さい頃に見てたはずだけど、もう一度しっかり見て、なるほどこれがサイバーパンクの出発点か、と、改めて腑に落ちた。

ウィリアム・ギブスン、ターミネーター、攻殻機動隊、マトリックス、果ては浦沢直樹のPL
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怒り(2016年製作の映画)

4.5

心をえぐり取られる作品。圧倒的。信じる/疑う/裏切られる/許す。その中で生まれる怒り。その矛先が相手に向かったり、自分に向かったり。という感じですかね。

これだけ複雑で142minもあって、3つのス
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セブン(1995年製作の映画)

5.0

フィンチャー作品の中で一番好きで、個人的ベスト・オブ・ベストFilmのひとつ。11歳で見た時にあまりに衝撃的過ぎて、映画にのめり込んで行ったのはこの作品がきっかけ。

まだ見てない人には「ちょっと暗く
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ストリート・オーケストラ(2015年製作の映画)

3.5

その国の社会的/文化的/歴史的背景を理解していないとすっと入って来ない作品があるけど、ストリート・オーケストラもその部類。もちろん素晴らしい作品だし、圧倒的な壁と折り合いを付けながら進んでいく登場人物>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

川村元気の圧倒的な力を目の当たりにした作品でした。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.0

多分、すごい映画のはずで、実際にロケーションも映像も出演者もすごいんですが、いわゆるアメリカの西部開拓時代の知識が乏しすぎて、登場人物の置かれている状況や切実さが全く良く分からないまま感情移入が出来ず>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.0

人の愛の形というのは複雑なものだなと改めて。是枝監督の作品はいつもじわっと心に来ますね。

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

4.0

プロットだけ見ると、ぶっちゃけただのストーカー映画。が、その映像美と音のセンスだけで圧倒的なクオリティに到達している稀有な作品。ホセ・ルイス・ゲリンの魔術的演出が炸裂。

ザ・セル(2000年製作の映画)

4.0

映画というよりアート。この映画でデビューしたターセム・シンはすごいと思う。金だしたプロデューサーもすごい。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.0

現実と虚構の行き着く先に絶望する構成が秀逸。よくある話だけど、日本の宣伝ポスターがファンタジー過ぎるのが、かなりミスリードしてると思う。17歳くらいで見てたら相当好きになってた気がする映画。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.5

いわずもがな、ジョン・カーニーの代表作にして傑作。特に言うことは無い。
ただ、1つだけ。掃除機を引きずって街中を歩くマルケタ・イルグロヴァがかわいすぎて萌える。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

おしゃれ。とにかくおしゃれ。Onceから音楽の見せ方が格段にパワーアップしてる。
序盤のライブハウスのシーンを3つの視点で描く手法が素晴らしい。特に3回目のアレンジが秀逸。
アダムのLost Star
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

中二病MAX。ジョン・カーニーらしいMusic Movieに、アイルランドの鬱屈した感じ(しらんけど)と、高校生ならではの中二感が乗っかって、素敵な音楽映画に仕上がっている。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.5

リアルな事件を題材にしているだけに、白石監督殺されるんちゃうかと思うほど、真に迫った映画。
綾野剛の表情が時間の経過とともにどんどん変わっていくのが印象深い。あと、ドラッグ中毒の表現が今まで見た映画の
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ゆれる(2006年製作の映画)

5.0

西川美和監督の最高傑作。個人的邦画ランキングTOP。
ここまで人の感情のゆれを表現できる監督は稀。もちろん、俳優の力もあってのことですが。男兄弟いないけど、それでも十分感情移入できる。あと、真木よう子
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