マイケル忌野さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マイケル忌野

マイケル忌野

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チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.8

丁寧な映画だ

人間関係、その中でもより一層の複雑な家族関係の中でも複雑な離婚した相手、顔を覚えていない父という関係性の複雑さを言葉だけではない所で昇華させるのが上手い

オチワロタ
チープなところが
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聖なる飼育(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

レビュー低すぎ問題

(一夫多妻制・中絶禁止等を含む)カルト、思春期の複雑な感情の芽生え、レイプへの恐怖
これら複合的な要素からなるため、それぞれに対する深い理解や教養がないと解釈しきれないのかなと思
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ビー・バッド・ボーイズ(2000年製作の映画)

3.5

バカ映画

全面に押し出されたステレオタイプ

学部長(だっけ?)がかわいそすぎるw

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.5

初めてエディ・マーフィを観た
演技が上手い
初めは聞き取れなかった彼の英語も終盤には慣れた

話の内容自体は無いようなもんだし、作りは大雑把だけど、
とにかく音楽がいいし、それぞれのキャラが立っていて
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラーをあまり見ないのでこんなものかもしれないがぶっちゃけつまらなかった

あまり人形関係ないただの超常現象だった

そしてちょっと昔の映画だからだけど不思議な黒人、自己犠牲黒人というステレオタイプが
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

内容自体は真新しくもなくblm運動から盛んに話題に上り、嘆かれ、ブラックジョークのネタにもなっていたもの。
(乗っていた車を停められ免許証出そうとして殺される等のタイムリープもののコメディを見たことが
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ごっこ(2017年製作の映画)

3.0

家族ごっこ自体はそれなりに良かったけどなんだかんだ展開がトントン拍子で「家族」としての葛藤が少ない印象

殺人に関してはまた男の逃げ勝ちか?って感じ

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

5.0

すんご
メッセージがアナキズムに近い

アンチアメリカ、アンチ西洋の作り
主人公の自身の正当化を受け止められるものはどれだけいるのか

パラサイトの「匂い」のように下流階級が至る所でチクチクと感じる痛
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ヘルウィーク(2017年製作の映画)

4.0

体育会系のクソ(文字通りの汚物)
汚い伝統さー

コレクター 暴かれたナチスの真実(2016年製作の映画)

4.0

題材はもっと知られていいもの

吹き替えしか見れなかったのでなんとも言えないが
映画の作りがなんだか微妙でのめり込めなかった

インペリアル・ドリーム(2014年製作の映画)

5.0

免許証が無ければ仕事に就けない

養育費を払えなければ免許証は作れない

「私も矛盾した制度だと思います」

当事者に残された選択肢とは?

オールデイ・アンド・ア・ナイト: 終身刑となった僕(2020年製作の映画)

5.0

車に乗ってただけで捕まって尋問されてるところがいちばん辛い
釈放金も払うところも

「麻薬は遺伝か?」

バカ言ってんじゃねえよ

「彼らは何世代も同じ物語を繰り返している」

同じ物語を繰り返す
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

5.0

もう一度確かめないといけないけど
この映画で確実に犠牲者として描かれたのは
結局気に吊るされてきた人ではなかったか?

ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.5

思い出すんだイエス様の不滅の言葉を
何にも勝る言葉

「隣人を愛せ」


最高!

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

5.0

すんげえ映画だ

反乱だ

革命だ

破壊の創造だ

かつて「見世物小屋」にいたような彼らも恋をし、浮気され、嫉妬し、喜び、悲しんでいた

健常者も障害者もともに愛憎の交流をしていた

元々素人なのか
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

2.0

あの終わりじゃ人を支配したいだけかよってなる

全てにおいて必然性が低い

説明口調のセリフ多すぎ

アーヤがなぜ魔法を身につけたいのかどのように使いたいのか不明

おっさんがあーやを選んだ理由や少し
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ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

4.6

もうね
スタンフィールが最高だよね
あの眠たそうな目と低音ボイスがたまらない

映画自体はジョーダンピールへのリスペクト(事実か知らんが)が感じられ、資本主義批評とダークコメディを絡めた感じ

問題提
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

5.0

現実世界で人間関係が希薄になるからネットで人と繋がる

確かにそれで救われる人々がいるネットだから心開けることもある
仮初の安寧も手に入る

またどこかのタイミングで現実の世界と繋がり人間関係見つめ直
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真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

4.5

夫婦円満に見える家庭に生まれた赤ちゃん

ヤク漬けの最悪の家庭に生きる赤ちゃん

育児ノイローゼ、刑事としての葛藤、母親の愛、この3つがミステリーの中に上手く収められ素晴らしい映画だった

女優のヒス
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ブラザー 若者たちの掟(2019年製作の映画)

5.0

人種間のしがらみを上手く乗り越えて撮られた逸品だと思う

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

5.0

クローズでもアップでもなくほとんど定点で撮られているからか等身大でナチス下のユダヤ人の状況が伝わってくる
そこにはユダヤ人への同情もナチへの怒りも生まれる隙はなくただただ戦争という悪魔に翻弄される人々
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8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

やっと見れた

作りは誰も断罪することのないように淡々としてるから少し退屈さもあるけど
エミネムのラッパーとしての原点が見れてよかった

出てくる女の人みんな可愛い

アトランティックス(2019年製作の映画)

5.0

最後に痺れた

題名や執拗な海の描写の意味が詩的に説明される

ホラーと搾取構造と愛するものとの別れが絶妙に組み込まれ、日本やアメリカ映画では味わえない感覚だった

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

アンチ資本主義から原始的生活を目指し、あるきっかけから現代社会と調和せざる得なくなるという題材では騙しきれないほどに
ただのクソ(アホ)親父vs普通の社会が滲み出ている
のに
そこにご都合主義のハッピ
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オロトゥーレ(2020年製作の映画)

5.0

女の人を危険なところに潜入させといて助けようとしないデスクは何なのだろうか

救いが無く描いた所に監督の悲しみや怒りを感じる