あずみさんの映画レビュー・感想・評価

あずみ

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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.4

現実とそうでない部分の境界線が終始曖昧なまま進み、腑に落ちる点はどこかで……残念ながら出てこない。
好きな監督のマニアックに挑戦したいという人は見応えあるけど、面白かったかと聞かれると、うーん、、笑

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

みんなが主人公を救いたいと思う気持ちは同じなのに、誰にも救わせてくれないオヤジがリアルでツラかった。。
「シャバは我慢の連続で大して面白いものもなか、やけど空が広い」登場人物がみんなそれぞれの方法でい
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

良家に生まれるって大変。。お金がありすぎてもお金がなさすぎても自由に生きてけないの難しい。

青木、種田と一緒の人と思えないけどどっちもハマってる。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.3

面白かった!!!!!
洗練された殺陣ではなく、泥くさい揉みくちゃ戦闘シーンがよかったなぁ

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

ケイコが喋らないから、情緒が終始絶妙にわからず、何考えてるのかわからん…と思ってしまう自分がいてハッとしました

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

最高の四姉妹。広瀬すずちゃんの無垢からくるアンニュイみたいな雰囲気の演技ほんと好き。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.8

日本の夏。
実家帰省あるあるが全て詰め込まれた映画。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

物語それ自体が力を持つような作品も、無数にメタファーが埋められた技巧派作品もどちらも芸術的だと思うし好きだけど、この映画は後者に感じた。
寛大なメタファーをすべて言語化しにかかるナンセンスなネットに触
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バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

3.6

デスプルーフから。
爆走する主人公かっこよかった。
全裸でバイクに乗る女性の画が強すぎてどうしても笑ってしまった。。笑

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

5.0

ずっと観たかったやつ、やっと観れたー!そして色々と想像以上で後半ずっと笑ってた。
汚くて洒落てて合理性が欠如したこういう映画をいくらでも観たい。笑

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.4

阿部サダヲの光を吸収する黒目がこんなにも活かされた作品があっただろうか…笑
加害者のバックグラウンドをあえて深く掘らない感じが意外とよかったと個人的には思った

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

SFの様態を模した、動物の復讐ホラー。
大人気子役として業界に消費されたリッキーと、その後リッキーに商売として消費される動物みたいなメタファーが今作も効いてて面白かった。
動物の、目を見なれば大丈夫。
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

原作は特に知らなかったけど、有村架純ちゃんがハマっててよかった。有村架純ちゃんとか広瀬すずちゃんとかの、“なんかある女の子”みたいなのが個人的にめちゃ好き。

あとすごく水を差すことを言うと、お弁当屋
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まんまと、パラレル系と思った・・・

画面にスマホが映るだけで、一瞬にして物語の仕組みを一変できるのが面白かった。
起承転結の起承が延々と長くて、なんだコレ…?からの、転→結!と一瞬で終わるみたいなの
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

シンゴジラのときの、新境地に辿り着いた!おもしろ!という感動はなかったけどおもしろかった。
生物としても機械としてもままならない、人間への嫌悪と愛着という一貫したテーマ。。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.8

タランティーノ史上最もタランティーノと言って差し支えないのでは。。笑

バーでの軽快なシーンからの、唐突爆走展開が最高すぎる。後半のカーチェイスも破茶滅茶すぎる。

破綻した倫理の中でなぜか終始保たれ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.4

リドルストーリーの最高峰みたいな映画でした。

犯罪者特有のモラルを以て、一見不条理に見えて本人としては至極ロジカルに動いているのというのがゾクゾクと怖かった…

印象的な画の中で台詞は少なく、大事な
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千年女優(2001年製作の映画)

3.9

今敏監督のNHKで流せそうな作品。
パプリカやパーフェクトブルーを観た時に感じるであろう「私は何を観てしまったんだ…?」感はあまりない。

でも、現在と追想と劇の3地点が境界なく交わって今どこにいるん
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.1

小学6年生の頃だったか、伊坂幸太郎にハマるきっかけとなった『マリアビートル』含む殺し屋シリーズ。。なんだこの面白い本は…!と夢中に読んだ思い出が蘇った!!

伊坂実写映画といえばアヒルと鴨のコインロッ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.3

かなり良かった。
もちろんのんちゃん目当てで行ったし、今回も何よりものんちゃんが最高すぎました…毎回、こりゃのんちゃんにしかできない役だと思わせてしまうところに感服。。

それ以外にも柳楽優弥や岡山天
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

知り合いに激推しされたので鑑賞。
面白かった〜!という感想で、それ以上のものはあまりなかったかも。
復讐劇だけどジメジメしすぎずスカッとしてる感じは爽快だった。終始予想のつく展開と流行りのミソジニー批
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

人生において“優劣”とは何か、考えさせられる映画でした。
劣等遺伝子のビンセントは、劣等なままでも受け入れてくれる人たちがいたことに気づき、優秀なジェロームは優秀が故に不幸に行き着くという。。願いは届
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

最高でした。。
1があっての本作品。もはや本作品のための1…は言い過ぎかもしれないけど、それくらい1への愛とそれが本作品へうまく昇華されていることに感動した。
1を観てから観に行くのがオススメというよ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.2

面白かった!
シン・ゴジラよりシュールネタ多めで終始ニヤニヤして観れた。チョップしたあと手イテテってやる動作とか、もっと自分では気づいていない細かいところにも庵野さんのウルトラマン愛がふんだんに散りば
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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

面白かった。そして切なかった…
なんとも言えないラストだけど、運びきったら殺される結末だろうし、好きな花の世話ができて、家族からも居場所がわかるところにいて、ハッピーエンドではなくともベターエンドだと
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