charoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ザ・キラー(2023年製作の映画)

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キャッチコピーにある“すみやかに実行せよ“
と真逆のことばかりしていて笑った。


行動にも迷いがあって、感情に流されて、
一番最後、ゆっくりと…と話していたように、
任務として、スパッと終わらせたく
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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触れたことのある優しさに、
思わず涙が出てきた。


相手を知ること、全てはここから始まる。


2人の距離感、周りの人たち、
音楽、空気感、質感、全て、心地良かった。
髪を切るシーン、最高に微笑まし
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

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ラスト白熱してた。


スカッとするけどとにかく気分悪い。
けど全然嫌いではないこの映画。


あんだけやっておいて一口だけって許せない。
最後まで残さず食べろ!って言いたくなる。


トイレの内装が
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イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

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ずっと気になってたイン・ザ・スープ。


映画全然作らないじゃん!と
思わずツッコミを入れて見てしまった。


振り回されるブシェミ可愛かった。
彼もやばい人かと思いきや、
最後はちょっとしんみりする
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緑の光線(1986年製作の映画)

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エリック・ロメール初鑑賞。


日記調で進んでいく物語とても心地よかった。
とくに風が吹き荒れてる日の曇り加減、
あの空気感、この作品を見てる日の香りと、
どこか似ていて、気温とかは少し違うけど、
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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到底、全ては理解しきれない。
だからこそ、想像の“余白と余韻“を感じた。


ボーが日々味わってる、不安や不穏さを、
追体験してるかのよう。彼と同じくらい、
見ていて、恐ろしさを感じた。疲れた。
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

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前に見た気がするけど忘れてたので再鑑賞。
この作品マイク・ミルズ監督だったんだ!


インテリアも、彼が描いてる絵も、
服の色も、まとまった世界観で、素敵。


音楽の入れ方も、メロディも、落ち着く。
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トラフィック/ぼくの伯父さんの交通大戦争(1971年製作の映画)

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やっぱり世界観独特。


慌ただしいけど、落ち着く。


動きが揃ってたり、揃ってなかったり。


車窓越しにみんな鼻掘ってるの面白かった。


自分に合った石膏像くれるあの店に行って見たい。


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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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運命が狂っていく瞬間。


どこかの歯車が動き出すと、
同時に他も動くのだけど、
ある所ではギアが上手く回らなくて、
途中ギギッて止まるような音がする。
それが最終的には全て…そんな映画だった。
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血を吸うカメラ(1960年製作の映画)

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1960年だけどあまり古さを感じなかった。


カラーの色合いがとても好き。


一生付き纏われる恐怖とトラウマ。


これがサイコスリラーの原点なのか…

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

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自分が美大通ってた頃の空気を思い出した。


みんな本当にあんな感じで、
それぞれいろいろなことしてて、
(私はこの空間が本当に好きだったけど)


隣の芝生は青く見えるように、自由で、
みんなすごい
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トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

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ポスターにひかれて鑑賞。
ペドロ監督の作品やっぱり独特だ…


昏睡状態にあるアリシアに話しかける、
昏睡状態になってしまったリディアに話しかける、
ベニグノの展開で“トーク・トゥ・ヒム“に
なったか
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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強烈な何かが世の中に放たれました…


ヨルゴス・ランティモスがエマ・ストーンと、
映画撮るって知ってからずっと楽しみにしてた作品。


とにかく話の終着点が想像つかなすぎた。


新しい世界、世の中
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街のあかり(2006年製作の映画)

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ほっこり系かと思いきや、
まさかの方向に進んでく物語。


こんな労働、恋愛、つらいよ…
最後に手をぎゅっと。彼に救いあれ。


やっぱりどのカットも美しくて、
どこまでが作り込み(セット)で、
どこ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

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お互いを通して自分を見つめ、
人生の再スタートへと立つ。


自分と相手を信じて、そして愛して、
恐怖と向き合い、前に進んでいく。


人生いつでも、何度でも、どこからでも、
始められる。可能性は無限
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

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ジャッキー・ブラウンかっこよすぎ。
私もこの立場ったら恋に落ちてしまいそう…


騙し騙されの連続…誰を信じたらいいのか!
みんなめんどくさくて良いキャラしてた。


タランティーノ映画久しぶりに見た
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

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アキ・カウリスマキ監督の絵作りがとても面白い。
様々なシーンで、場面、人物、家具、
全てが溶け込むような色合いをしていて、
見ていてとても気持ち良かった…


とある部屋ではティーカップと、
棚と背景
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ゲーム(1997年製作の映画)

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こんな誕プレ恐怖でしかない。


何展開もして、おお!っとなったけど、
ラストのオチがこの感じスッキリしない…
(最後まで疑って見てしまったけど)


途中でwhite rabbit流れてきて、
エン
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Saltburn(2023年製作の映画)

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最強に好きだった…


いい意味でまるっきり裏切れた。


こんなに何もかもうまくいくわけないんだけど、
気持ち良いくらいに計画的で、
そして圧倒的な気持ち悪さもあって良い。


この役を演じられるの
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向かいの窓(2019年製作の映画)

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“隣の芝生は青い“とはまさにこのこと。


お互いの生活を通して、自分たちの
日常の中にある“大切な瞬間“に気づいていく。


見進めるうちに、彼らがどうなっていくのか、
主人公と同じ目線で気になった
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大学での出来事(2020年製作の映画)

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23分がすごく長く感じた…


最後の最後まで気が抜けない。


大学の講義室っていうのがとてもリアル。


恐怖の追体験。ただただ苦しい。

観覧車(2018年製作の映画)

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無限に広がる闇の世界。
どこへ逃げても逃げきれない。


向き合うことで初めて見える世界。


一見ホラーに見えるけど、
最後はじんわりしてしまった…


質感のディテール凄すぎて参りました。

あと さん ねん(2018年製作の映画)

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不思議な出会いだった。


小さな町の中で起こる些細な出来事だけど、
お互いの人生の大きな瞬間に触れていた気がする…


言葉は通じないけれど、意思疎通を測る。
その努力を惜しまない、その前向きな姿勢
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

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世界観が優勝。大好き。


ストーリーはシンプルかつシュールだから、
一見、間延びしそうなところもあるけど、
ヴィジュアルの強さで、全てが成り立ってる。
(完全に勝負所を振り切ってて、気持ちよかった)
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百円の恋(2014年製作の映画)

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怒りのパワー全開!!!
と思ったけど元々持ってる
本人のポテンシャルの高さ感じた。


無気力さからの燃え上がり方が良い。
(正直レイプシーンはキツすぎた…)


体絞りこんでいく姿がかっこい!
やっ
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

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妹と突っ込みながら鑑賞。面白かった。


大体の展開が読めたので、もはや、
どこを伏線回収するか楽しみながら見みてた。
ほぼ正解できた!(意外なところもあったけど)


恐竜映画はやっぱりジュラシック
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

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安藤サクラと山田くんの組み合わせは最高。


天童よしみほぼキャラ作ってなくて、
素であの雰囲気出せるのすごいわ…
(なめたらあかん〜はさすがに笑った)


走ってる巫女さん伏線回収された。


期待
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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ケリー・ライカート作品劇場初鑑賞。


ゆったりしていた。自然音もたくさん。


心地よいけど、内容なだけにハラハラ。


暗くて静かだったので途中眠くなったり…


でもポスター含めすごく良い雰囲気
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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いろんなものを学んでいくたびに、芽生える感情。
無機質なのに、泳ぐ目の奥の深み…


SiaのTitaniumカラオケで歌っちゃうくらいに、
大好きな曲なんだけど、その曲を、
チタン製の人形が歌うっ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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新年一発目元気な映画を!
さいっこうに面白かった!!!


&やっぱり映画館で見るべきだった!!!


誰もが一度はやったことがあるであろう、
スーパーマリオブラザーズのゲームネタ満載。
特別ゲームに
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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今の私に必要な時間だった。
本当に心地よかった。


木漏れ日、光と影のゆらぎ。
一瞬、その時、その時の、出来事。


夜明けの高速道路とか、早朝の気持ち良さ、
木漏れ日とか影を見てしまう感覚、とても
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回転(サイクリング)(2016年製作の映画)

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記録映像感覚。
犬がいい味出してる。


正直何がしたいのかよく分からないと思ってたら、
監督がトークショーで「主演の本人たちも
何撮ってるのかわからなそうな顔していた」
と言っていてやっぱりそうなの
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自転車と音楽(2009年製作の映画)

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純粋なワクワクがたくさん詰まってる。


実験音楽の映像見てる感覚。


映画の可能性って無限大だなと思った。


音と映像の融合、総合芸術やっぱり好き。

シルマシ(2022年製作の映画)

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映像が美しすぎてひかれた。


どの時代かわからなくて、ノスタルジックで、
でもこれが現代の日本で、本当の村で、
撮られているってことが、すごい。絶景。


(主役、父母以外のキャストが、
実際の村の
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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映画館でカウリスマキ作品初鑑賞。


やはり独特。どこを切り取っても絵になるし、
監督の色が出ていてとても良かった。


見る人を選ぶ映画だとは思うけれど、
シンプルなストーリー構成が、
2人の“引力
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Winter boy(2022年製作の映画)

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変化、成長、再生。


映像がとにかく美しかった。
冬の薄いブルーと、ピンクと、風景と、
全てが綺麗すぎて、永遠に見てられそう。


生と死、セクシュアリティ、たくさんの要素を
持ち合わせ、何展開も感
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