ミドリムシさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

カルメンという名の女(1983年製作の映画)

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四重奏と海と裸体。
メリメのそれと共通する部分はと言ったら延長された快楽としてのマゾヒズムが育っていくところ。
「私が愛したら、あなたは終わり。」こんな場合の禁止は突破されるべき障害になる。

ドライヴ(2011年製作の映画)

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ライアン・ゴズリングがかっこいい、サントラがお洒落。
冒頭の『Nightcall』と最後の『A Real Hero』は、その使われ方もさることながら、今日も続く80sリバイバルのハイライトにも思える。
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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010224 配信されてたので再視聴
最後の方の展開を知ってから見ると一つ一つのセリフが別の顔を覗かせる。
ダリは何か飲んでいたのか?no

ラストの展開にばかり気を取られていたけれど、違う展開だとし
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ジギー・スターダスト 2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版(1973年製作の映画)

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ボウイなしでは生きていけない。
自分のあこがれが、かっこいいと思うものが、彼の思うそれであると気付く。
好きになったバンドがボウイと関わりを持っていたり、ボウイのファンであったりする。
boards
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ソウ(2004年製作の映画)

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ゾッとする。
恐怖ってなんだろう。
分からないから恐い。それはそうなんだけど、所与の現実をすっと裏切るような感じ。
こんな感じで、フワッと風が吹くように僕も殺されるのかもしれない。

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

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ぐちゃぐちゃだし、ツッコミどころ満載。
でも、最後のコマ送りの表現はいいな。
イレイザーヘッドに影響受けたのかな。
同質のものが異化していく怖さがある。
怪物の主観表現も好き。
ただ、なにを見せられた
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女は女である(1961年製作の映画)

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女王陛下のピチカート・ファイヴみたいな感じ。
うそつきで、あやふやで、いい加減。
だけど許されちゃう、だってわたしは可愛いから。

ミシェル・ルグランの音楽もいい感じだし、コラージュ感のあるギャグもセ
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