misさんの映画レビュー・感想・評価

mis

mis

映画(823)
ドラマ(30)
アニメ(0)

クレオの夏休み(2023年製作の映画)

3.9

グロリアちゃんが可愛すぎるのと同時にめちゃくちゃリアルな保母さんとの関係。この映画みたいに保母さんが国に帰った後も交流を続けるなんて寛容な親ほぼいないんだろうけど、こういう交流があって欲しいと心から願>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

短編小説的なオチとストーリー展開と考えれば納得。私は結構好きだったんだけど一緒に行った相方は「自然と人間の対立というテーマなんてありふれすぎて特に刺さらなかった」って言ってた。私はありふれたテーマの中>>続きを読む

Neptune Frost(原題)(2021年製作の映画)

-

アートとして鑑賞。アフロはフューチャリズムSF映画。
役者のほとんどに難民を採用したというところが重要なポイントだと思う。ポストコロニアル社会で彼らに「声」を与え搾取された歴史や現状を問いその先をいく
>>続きを読む

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.0

チェック忘れ。低予算ながらリアリティに溢れた傑作。

異人たち(2023年製作の映画)

4.2

そうきたかーってね。事前情報ゼロでみて本当良かった。子供の頃のトラウマが現在の恋愛関係、人生に影響を及ぼす。色々重なって泣けました。愛が全て!

監督、前作もめちゃくちゃ良かったけどフルスケールでステ
>>続きを読む

Smoke Sauna Sisterhood(原題)(2023年製作の映画)

3.8

日本の温泉でもこんなふうに女友達と深い話をしたりしたなって

関心領域(2023年製作の映画)

-

映画教えてる先生が「この歳になって、ここまで驚きを与えてくれる映画にまだ出会えるとは思ってなかった」って言ってた。確かにこんな映画、今まで色々なナチス映画見たけどそれらと全然違う。わずかな音や仕草や言>>続きを読む

Dream Scenario(原題)(2023年製作の映画)

4.0

ニコラス・ケイジが使いたくてたまらなかったんだねこの監督。もう本当に永遠に笑った。最高すぎた。これを映画館で観てみんなで全力で笑おうぜ

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.8

樹木希林は日本人全員のおばあちゃんなのでは?と改めて。ライトハーテッドなコメディだけど、家族像はしっかりと。こんな家族が日本でも普通に成し得たらどんなに良いだろうと、わたしは涙腺崩壊しました。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

すんごい面白かったのに7割は爆睡してしまって、やばめな夢を見た感じ。もう一回行きましょう

アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

2.5

The zone of interestのための予習。なんすかこれ?wかっこいい映像は見れたし、女性の弱い社会的立場等の問題を反映させたエイリアンものって事は分かったんだけど,ここまで長くして何を伝え>>続きを読む

プリシラ(2023年製作の映画)

3.0

これは私には何も刺さらず。ソフィアコッポラは白人富裕層の物語しか描けないのは承知の上で見ているんだけど、今の私の人生においては楽しめなくなってきたかも…

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.2

こんなん最高のクリスマスお正月映画だね。エリート高校生やんちゃグループと生真面目教師がバトる映画だと思ったら違って、ロンリーピーポーたちがお互いを慰め合う映画だった。キッチンのおばちゃんの雰囲気が最高>>続きを読む

The Old Oak(原題)(2023年製作の映画)

3.5

ケン・ローチもだいぶ丸くなったな。。という感想。大御所たち、歳取ると希望のある話を描きがち笑 彼らしいリアリズムの追求は本作にも見られるが、やっぱりちょっと楽観的すぎるというか、うーん過去作と比べると>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.0

こんなカオスな映画だと知らずw大スクリーンで観てなくても常にフレームが傾いてるし変わり続けるから酔いそうだった。Bonny and Clyde的なロードムービーかと思いきや、その100倍ぶっ飛んだサイ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

-

Lost in Translationを初めて見た時の違和感「これ単なる東京のPR動画じゃね」に近い感想を若干覚えたんだけど…あと綺麗なトイレだけ見せてんじゃねえよ(それもそのはず、ステークホルダーを>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.9

今回も良い。これまでのような難民問題などの社会派な作品ではなく,ブルーカラー系貧困層のハートウォーミングなラブストーリーだった。社会的な立場が弱い人たちの姿を正確に捉えながらも、コミカルでなぜか優しい>>続きを読む

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

絶対見ておいた方がいい映画ってあると思うんだけど,これもその一つだね,やっと観ました。

何て美しいんだろうモノクロのベルリンと彷徨える日常の民たち。人の心に寄り添う天使達の表情が何とも言えない。
>>続きを読む

ココモ・シティ(2023年製作の映画)

4.1

インターセクショナルなアイデンティティ、表象問題。トランスであり黒人である彼女たちは多くの危険を抱え、死を身近に感じながらこの商売をしている。トランス女性を愛するとゲイだ、といわれジャッジされるのが怖>>続きを読む

ニルヴァーナ(1996年製作の映画)

2.8

酷すぎて最高とはこれのことよ。笑いが止まらんw レイシズム、セクシズムてんこ盛りのイタリアンサイバーパンクカルト映画。2000年になる直前ってこういう映画たくさんあったみたいだよね。このジャンルに明る>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.2

長いしダイアログ中心だけどずっと集中してみていられるくらい凄い演技合戦。結局真実がわからない時は自分で「決める」しかない。
最後の母子が抱き合うシーンは、親子関係が逆転したように見えた
犬saved
>>続きを読む

When It Melts(英題)(2023年製作の映画)

-

売れたベルギーの小説の映画化。最初から最後までダーク。希望が一つずつ潰されていく。13歳の子供たちによる起きてはならないシーン、見るのがとても辛かった

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.7

最後のおばあちゃんが手振るシーンで自分のおばあちゃんと重ね合わせて泣いたわ。ハートウォーミングでいいわね。中国資本の影響はある程度感じた

狼男アメリカン(1981年製作の映画)

3.2

超アホだなww満月の夜に狼男になっちゃう。C級ホラー。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.3

このローバジェット、B級感がたまんないね。あれ演技がちょっと、?日本の田舎ノスタルジアが私の中に大量発生した

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃカオスで下品でアナーキーな映像を見せられながら、こんな感想持つと思ってなかったんだけど、すごい感動したし勇気づけられた。どんなに辛い事が待っていても,山あり谷ありの人生の中でもがいていく体>>続きを読む

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.5

「歴代ベストオランダ映画の一つ」と言われている作品。オランダ映画と思ったらほぼフランス語だったし舞台も南仏だったけどw

いいじゃん!めちゃくちゃじわじわ来る恐ろしさ。サイコパス映画の中でもよく出来て
>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

これでもか!ってくらい今の私に色んな方向から刺さった。選んだ道,選ばなかった道,選べなかった道、色々あるが全てが今の私を形作っている。「you lose something and you gain >>続きを読む

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.5

また何してくれんねん最悪で最高だな笑 この国では犯罪を起こしたものは自分のダブルが生成されてそのダブルが処刑される光景を目の前で見させられる…
どんどん荒狂う男とその周りのパリピ達が繰り広げる強烈で無
>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

3.2

お母さんが貧困に陥った背景とか家族の全体像がいまいちクリアじゃなかったけど、とりあえず妹ちゃんのピュアさに救われながらもそれがあまりにも残酷に映っていた

スロモの使い方とちょっと所々エフェクトがチー
>>続きを読む

ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

3.3

こんな意味不明な映画、好きですわ
アデル・エネル,こんなんにも出てたのね。好き笑

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

ダイアローグベースの長い映画だったにも関わらず、飽きさせない,それはさすがノーランと思った。タイム軸が行ったり来たりするのもそう。原爆投下までのいきさつだけではなく、それ以降の赤狩りまで含めてオッペン>>続きを読む

パッセージ(2023年製作の映画)

3.8

迷える大人たちの三角関係模様。キャラクターたちそれぞれのだらしなささが人間味に溢れていて、めちゃくちゃ純粋に笑えました。典型的な奔放な映画監督と繊細なアーティストと現代的な価値観を持つ小学校教師。

>|