ミキオカさんの映画レビュー・感想・評価

ミキオカ

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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.8

パリ♪誰もが行ってみたい街の一つだ。

タクシーで街を巡るので自分も一緒に回っているかの様な擬似体験が出来て良い。
92歳マダムのエピが想像以上に重く辛い体験で後半は涙腺崩壊。

ロバと王女(1970年製作の映画)

3.5

「ロバの皮」こんな童話など知らなかった故に、近親相姦と云うタブーな内容に衝撃。

後半は「シンデレラ」。笑

かなりファンタジーだが、王や王女の衣装や小道具が独特で童話の世界に浸れて面白かった。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

ヤバめ作品だと薄々気づいていたが、ここ迄とは!笑
どういうこっちゃ!!!と思わず口走ります。
ラドクリフ良いぞ!

タンジェリン(2015年製作の映画)

3.5

これはコメディなのか、、、

スマホ撮影とは思えない見応えはあった。

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.9

娼婦を次々と殺害された事件の実話に着想を得た話。

"殺人"を犯しているのに無罪と訴える本人や家族や町の人々。法を破った悪い事だと理解していても警察もまともに捜査していない背景にはイランの、ひいてはイ
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憎しみ(1995年製作の映画)

3.9

去年観て、今年も観た。
何か書きたい気持ちはあるものの整理がつかず放置していた。

衝撃だった。
きっとまた観るだろう。

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.8

「幸せ」を見つける話。

精神科医が様々な国を旅して出会った人たちに何が幸せかを問い、感じた事をメモするあのノートをじっくり見てみたい。

馬鹿馬鹿しい幸せの方法も途中あるけれど、幸せの定義や感じ方は
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告発の先に(2021年製作の映画)

3.4

女性側が不快に感じたら「レイプ」になる?
女と男と視点が違うのは当たり前だが、こうも違うとは衝撃。
お互いの意思をきちんと確認しつつ健全な性交渉しないとね。

シャイン(1996年製作の映画)

3.7

遠い昔に観たはず。

冒頭から頑固ジジイの行動が鼻につきイライラ。自分が正しい、周りの声は聞き入れないという姿勢は、職場にもいる老害と一緒で気分が悪くなった。

今作を観た限りでは、ヘルフゴットの精神
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

3.5

今物凄くモロッコ旅行への願望がある為、モロッコの美しい気色が見られるかなとウキウキして観たら、観光するような風景は一切皆無。笑

ストーリーも静かで暗い。
けれど美しい刺繍は見れる。

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

オープニングでは直ぐに好みかも!と感じたものの、彼女のウジウジした様子がとても心地悪く、上がった気持ちも下がってしまった。

乱暴でセクハラ男と同室なんて最悪。きっと私もそう思い部屋を出るだろう。
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ダウンタウン物語(1976年製作の映画)

3.9

演者全員子供のギャング映画なんて、
マジか、と驚くが、きちんと成立しているし、子供なのに完全役になり切っているので違和感無し!勿論違和感ある素人役者も居るけど。其れもまた面白い。
ジョディ1人演技が格
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.8

皆、皆、ムカつく。
金と名声だけが目的のモデル。
使えない名ばかりのクズ船長。
迷惑顧みず我儘押し付けの富豪たち。

最悪な船、最悪な演説。そして沈没。


タイトルからしてストーリーは予想は出来たが
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ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

3.7

貴重な映像。
シャルロットはどっちかと言うと苦手だったが、シャルロット•ゲンズブールという人間が少し身近に感じ良かった。

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.3

1年以上前に途中まで観て放置。

主役の2人は好きな俳優なのでもう一度トライしてみたが、やはり好みの作品ではなかった。

誰にも感情移入出来ず、誰も好きになれなかったからかな。

メランコリア(2011年製作の映画)

3.5

以前冒頭だけ拝見したのを覚えていたが、好みじゃないからか時間の問題か途中で断念していたので、再度試みる。

冒頭絵画のような映像に見惚れるも不気味さあり。前半は退屈、後半ようやくドキドキ感も出て面白味
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.9

胸を打ち、胸が痛む。

自分が平和である環境にしみじみ有難く感じながらも、苦しくなる。
大人だけが良い思いして子供を搾取してはならない。立場の弱さをつけ狙う悪党に裁きあれ!

裸足になって(2022年製作の映画)

3.8

フーリア=自由。

自由を求めて亡命した親友だが、厳しい生活に耐えながらも、ダンスを通し犯罪者から逃げないフーリアもまた自由だった。

(2023年製作の映画)

3.6

夫が観るので一緒に鑑賞。
けれど北野映画は苦手。

思った程残虐ではないし笑いどころ多い。
今まで見た信長とは違うし、BLあり、独特だ。

市子(2023年製作の映画)

4.0

演技に定評あるお二人、杉咲花×若葉竜也は最強コンビですね。
私も大好きな二人で今作も期待以上の演技でした。

良い人かと思われた無戸籍の市子の猟奇的な部分も垣間見れ、"普通に生きていく"為には必要な行
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コロニアの子供たち(2021年製作の映画)

3.6

恐ろしい。

知らない史実だったので鑑賞後に少し勉強。
今作に描かれている以上に酷い内容で言葉が出ない。
金と権力とずる賢さがあれば何でも罷り通るのか、、

日本だとオウム真理教か。教祖の言葉は絶対。
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関心領域(2023年製作の映画)

4.5

残虐シーンは一切出て来ないのだが、オープニングとラストに無映像に不穏音が長く続く。
あの場所で何が行われていたのか、胸が苦しくなる様な息苦しささえ感じる時間だった。

不穏な音に鳥の囀りや水の音が入る
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.6

若葉竜也作品を見つけて鑑賞。

第三者から見たらめちゃくちゃ嫌な女に見えるし、旦那も嫌な奴にも見えるけれど、其々に想う事があって、私には2人ともとても良い人だった。

浮気を肯定する訳ではないし、され
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帰れない山(2022年製作の映画)

3.8

体力的に山登りなんて出来ないけれど、山へ行きたくなるね。

人生について、一度立ち止まって考えてみるような作品。

ほつれる(2023年製作の映画)

3.3

何故だろう、
別れる気は無いから何とかやり過ごす
何故別れないのか、
1人の人間として自立していないから別れられないのであれば、自立出来る方法を探して欲しい。
外に子供を作り冷め切った夫婦になっても何
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The Son/息子(2022年製作の映画)

4.0

子の気持ち、親の気持ち、其々想像出来るし痛い程に理解。私も親として経験者。
でも、今作の結末は最悪なので想像を絶する苦悩だろう。

子供の重圧、親もまた重圧。
本当に誰が悪い訳でもない。

素晴らしい
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理想郷(2022年製作の映画)

3.8

隣人いびり。
大人が大人を虐める。
観てて吐きそうになった。

これが実話。なんていう奴らだ!と怒りでいっぱいになるが、地元側から考えれば他所から来た新参者には気持ちなど伝わらず呑気に見え腹が立つのも
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

公開前から観たいと切望していたが公開から大分遅れてやっと鑑賞。

内容的に致し方ないだろうが、長尺に感じた。政治も絡み、私には少々難しかった。

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.9

役所広司 × 菅田将暉、とても見応えがあり面白かった。

宮沢賢治の作品をきちんと拝読した事もなく生い立ちも皆無だったので、宮沢賢治という人物を知るとても良い機会だった。