mimuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.7

爆音映画祭⑨
高揚感と虚無感が常に交互に来る感じ。大人になりきれない主人公・ジミーの堕落していく様が切ないけど美しかった。音楽は文句なし、若きスティングには脱帽。(ダンスシーンを除けば。笑)もやもや系
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TOURISM(2018年製作の映画)

3.5

爆音映画祭⑧
爆音で観てなかったらもうちょいスコア低かったかもだけど、わりと嫌いじゃない。ストーリーはポップで軽いのに、撮影の技法とか構図とか、監督のこだわりが細部に行き渡ってる感じが良い。配役も良か
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典座 -TENZO-(2019年製作の映画)

3.4

爆音映画祭⑦
空族という制作団体をこの作品で初めて知る。なかなか面白いことをやっている、創っている人たちなんだとも。本作もフィクションとドキュメンタリーの織り交ぜ方が秀悦で、なんとも不思議な気分で観て
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

3.9

爆音映画祭⑥
これがマカロニウエスタンというものか。渋すぎるぜ!ガンマン達よ。
荒野に吹く風、馬の足音と悲鳴、ガンを抜く音etc...耳を澄ませば澄ますほど物語の世界に潜り込める、爆音冥利につきる作品
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鉄男 II BODY HAMMER(1992年製作の映画)

3.5

爆音映画祭⑤
前作とはまた別の物語から始まる今作は、かなりスタイリッシュな仕上がり。かと言えば、鉄男のバックグラウンドも垣間見れる丁寧な場面もあり、前作より観る側に寄り添った印象。これが30年近くも前
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.8

爆音映画祭④
こ、これは...!!凄いものを観てしまった、知ってしまった感大爆発。完璧なフィクションとはこういうものか。塚本監督の脳内構造どないなっとるん!若きトモロヲさんにも胸キュン。爆音で観れたの
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.4

爆音映画祭③
爆音様々〜!低重音がビシビシ体内に流れまして、臨場感と煽りは文句ナシ。爆音上映にははやっぱこういうのもなくっちゃね!ストーリー自体は、もうちょっと抑揚が欲しかったかな。終盤の展開は良かっ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

爆音映画祭②
観るつもりでなかったけど、爆音で観るこういう作品はどうなんや?と興味本位で鑑賞。東出くんの関西弁は最後まで入ってこなかったし、主人公・朝子のキャラクターに若干のイラつきを覚えてしまった。
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.0

爆音映画祭①
うーん、特にこれといって響かなかったなあ、、、。俳優陣の演技の上手さは流石だけど、中身はずっと空洞って感じ。敢えてなのかもだけど、もう少し熱量があっても良かったのでは。わりと好きな役者が
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.9

これは、、、!予想を遥かに超えて面白かった!!脚本、俳優陣、展開のスピード感、全て良し。先が読めそうで読めない感じがたまらない。観る側を最後まで飽きさせないエンターテインメント感とギャグセンスも丁度良>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.5

家族愛がメインテーマになるのかな。これは、確かに観る世代や立場によって捉え方が変わりそう。イーストウッドが終始可愛く感じてしまったのは私だけかな。ジョークもいい塩梅で良き。

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.6

なんともジャンル分けし難い作品。でも好きなジャンル。観た後にワンカットワンカットを思い出しながら繋ぎ合わせる作業を要するけど、それがまた良い。重厚な赤ワインのような重厚感とホアキンの激渋な演技が堪能で>>続きを読む

ターボキッド(2015年製作の映画)

3.9

はい、もう最高でした!低予算と聞いていながらも、あそこまであの世界観を創り上げられたら驚きと感動を憶えざる得ませんでした。で、アップル可愛すぎ案件。一人もいいけど、何人かでわいわい観ても楽しそうな作品>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.2

いやーもう、何度観ても最高ね。ブラピにヴァルツにファスベンダー。好きな俳優陣達の演技戦然り、脚本が秀悦過ぎる。あっちゅーまの二時間半。タラちゃん万歳!

暁闇(2018年製作の映画)

2.9

自主上映会にて。
うーん、やりたい感じとか世界観とかはわかるけど、削ぎ落とし過ぎて観る側は置いてかれた感。単に好みでなかった。

五億円のじんせい(2019年製作の映画)

3.7

自主上映会にて。
予想をはるかに超えた見ごたえある作品でした。シナリオも良く出来ていたし、「ソロモンの偽証」でのサイコ感抜け切れてない望月歩の存在感と演技がまた良かった。

アフタートークイベントに登
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.3

再鑑賞。時間軸の使い方とか、キャラ設定とか流石だね。音楽も然り。一度目より面白かった!若きティム・ロスにも胸キュン。ラストカット、たまらんね。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

いやーもう抜かりないったらない!完璧に最高なエンターテイメント体験。
ブラピかっこ良すぎやし、ディカプリオの(もはや)ボケ役たまらんし、M・ロビーは愛くるしいし。ずっと観てたい至福のひとときでした。そ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

おおー!これは!想像を超えた面白さであった。いろいろツッコミ所もあるかもだけど、まさかの最後はホロリしてしまった。説明するより先ず観て欲しい一作。

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.5

なるほど。近隣住民同士の些細な争いが気づけば国同士の争いにまで発展。戦争が始まるきっかけも、辿ればきっとこんな感じなのかもしれない。今もなお続く複雑な中東情勢の縮図のようにも思えた。
本当に、射し込ん
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ホームワーク(1989年製作の映画)

3.5

なんとも、言葉に表し難い、そして評価し難い作品(と言っていいのかも疑問だが。。)けど、決して目を背けてはいけない現実がそこに確実にある事を知らしめる意欲作である事は間違いない。子どもたち一人一人の表情>>続きを読む

プール(2009年製作の映画)

3.9

もう何度観たか憶えてないくらい、密かにずっと好きな一作。「かもめ食堂」よりもっと人間味がある感じがして、個人的にこちらの方が好きだったり。公開当時、吉祥寺の劇場で初見したのが懐かしい。
チェンマイもま
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

何度観ても好きだ。特別刺さるものもないのだけれど、毎度心が満たされる不思議な作品。そしてシナモンロールが無性に食べたくなる。所以、真夜中に観るのは禁物。
ヘルシンキもまたいつか行きたいなー

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

とても素敵なお話しでした。同じ女性の立場として勇気をもらえるし、人種差別に対してもさらりと、でも勇敢に、確かな意志で立ち向かう姿がただただかっこよかったです。K・コスナーもだいぶかっこよかったが。観て>>続きを読む

アララトの聖母(2002年製作の映画)

3.6

とてもユニークな構成。故に難解な部分もあり、もっと頭が冴えてる時間にもう一度観たいと思った。ある一定の距離を保ちながら客観的にアルメニアの悲惨な歴史を綴っているようで、視点はあくまで終始被害者側という>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.4

題材や情景描写、映像も音楽も素晴らしかった。が、登場人物のキャラクターや人間模様にあまり魅力を感じれず、、、
イマイチ乗り切れなかった節あり。
監督自体があまりタイプでない節もあり。確かめるが如く、そ
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月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.1

自主上映会にて。ちょい苦手な分野に挑んでみた!ので、あまり期待してなかったが予想より楽しめた。終わり方はあんま好きじゃなかったけど、演者は良かったと思う。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

すんごい好み。同じ夜に違う場所で交差されるそれぞれの会話と時間。なにも特別な事は起きてないのにこれほどの余韻を残す秀悦な脚本と演出。まさにジム・ジャームッシュって感じ。こういう作品、もっと観ていきたい>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.7

突如、不条理な哀しみを背負うことになった7歳のアマンダと24歳のダヴィッド。
ふたりの間に本当の親子のような絆がゆるやかに生まれる様が丁寧に、静かに、でも力強く描かれている。アマンダが涙を流すタイミン
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.5

流石の一言。A面なのかB面なのかわからんが、キューブリックの別顔をまた知れてなんだか嬉しい。そしてラストで射抜かれシビれた大変見事な85分でした。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.7

すごい。また新しい世界を知れた気分。
ラスト5分が一番高揚した!
続編があるとかないとか...。次はどんな角度からの世界が見れるのか、楽しみでならない。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

相変わらず、エモーシャルでエグい。けど、好き。今作も人間の内面的エグさが前面に出ててお見事でした。個人的にニコラス・ホルトがイケてた◎エマ・ストーンの事は出演作を観るたび好きになっている自分がいる。

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.9

哀しくも美しく尊い物語。
小さな胸にずっとしまい込んでた痛みと哀しみと苦しみが放たれたラストシーンは本当にグッときた。人間は不器用な生き物だ。だからこそ時間をかける事に意味を成すような気がする。子役た
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突撃(1957年製作の映画)

3.7

人間の善悪や汚い部分、戦争の非条理さや悲惨さ...考えさせられる要素てんこ盛り。でも淡々と物語は進んでいく感じはなんともキューブリックっぽい。カーク・ダグラスがカッコ良かったのと、ラストのあの女性歌手>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

人生とはなにか、幸せとはなにか。
を、問われる人生への賛美歌的ストーリー。第二の人生への一歩を踏み出したウッディとそれを見守る仲間たちの絆が非常に美しかった。そこへ良くも悪くもノー天気なフォーキーが良
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.0

これはっ...かなりの不発感。。終始盛り上がりに欠けるし高揚感も特に得れず...。
最後のワンカットでさらにテンション下がってしまった。これで終わりで良いのか?!ファスベンダーの色気だけが唯一の救い。
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