ゆりぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゆりぺ

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バイス(2018年製作の映画)

3.6

アダムマッケイは本当に独特で切れ味があって何とも言えない後味を残す映画を作るなぁ〜。
チェイニー副大統領がここまでアメリカに影響を及ぼしてきた人物だったとは。
イラク戦争を始めたのも、人権を無視した拷
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

ボヘミアンラプソディ的な伝記映画だと思ってみたら、全然違った!
伝記映画というより、しっかりミュージカル映画でした。映画のストーリーは事実とは時系列だったり異なる部分も多いそう。

愛するバーニーとは
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

松岡茉優力に圧倒される。あのちょっと痛い感じと愛嬌のバランスが見てて多幸感さえ感じた。ずーっと自分という殻に閉じこもって生きてきたよしか。よしかは何度も殻を破ろうとするのだが何度も打ちひしがれる。そし>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.6

ブロークバックマウンテンという大自然の中で、色んなことから解き放たれて本能で互いを欲した2人。 ブロークバックマウンテンの景観がとても美しく眼福でした。
しかしそこから2人にとっての現実が待ち受けてい
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ここ最近はずっと実話ベースの映画。事実は小説よりも奇なりとも言うけど、フィクションよりも実際の話の方が映画にする価値があるというクリントさんの思いなんだろうか。確かに実話だからこそ突きつけられるものは>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

いやーかっこよかった。冒頭の長い会話シーンからレストランを出て軽快な音楽と共に出るタイトル。その後はほぼ全てが倉庫の中で行われる人間同士のやり取りなのだが、何この見応え〜。スペクタクルって本当に工夫次>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.7

原田眞人監督作品はあまり多くみた事無かったのですが、俳優の演技を最大限に活かすのが上手なのかなー?と思った。駆け込み〜の大泉洋もそうだが、今作の木村拓哉と二宮和也は素晴らしかった。中でも木村拓哉は今ま>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだこの映画は。観たことないぞこんな映画は。鑑賞中も、自分は今何を見せられているんだろうかと、不思議な気分になったのは言うまでもない。
死体がおならブースターで海をジェットスキーのように突き進む。死
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

話としては派手な事件が起こるわけではなく、仕事一直線で家族をないがしろにしてきて孤独な老人が麻薬を運んで、最後は捕まる話。一見地味なのだが、エピソード一つ一つにしっかりサスペンスがある。そして麻薬捜査>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

実際に起きた事件だということが本当に恐ろしい。現在でも警官が黒人を射殺するニュースを耳にする。そのニュースの裏にはここまでの恐怖がある。抗えない、何を言っても通じない。論理が通じない。恐怖。何とか自分>>続きを読む

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.7

歴史修正主義は日本にも蔓延っている。
彼らは自分が信じたいものを信じるために真実をゆがめる。だが本人はそれが自分の中の正義であり真実なのだ。何を言っても無駄。全く正しくない信念を貫こうとする人間は本当
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アメリカン・ハニー(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見てよかったロードムービー。長いから見る前躊躇したけど長いと感じなかった。そこが不思議で。正直、特別な事件が起こるわけでもないのだが、、。主人公のスターとジェイク、仲間達の魅力だろうか。スターは育児放>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

1つ1つの描写が素晴らしい。
ネオ東京そのものや、アクション。人体破壊描写。市井の人々。細部に至るまで手を抜いていない。
荒廃したネオ東京の世界観が素晴らしかった。何度か「荒廃した東京」を映画で見た事
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

よくできている。会話だけで物語がどんどん展開していく。主人公が抱える何らかの事情。子供の発言の本当の意味。その残酷さ。先が読めないし、思わぬ方向に展開していく。これを会話だけで成立させたのが本当に見事>>続きを読む

ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今回の見所は、みんなの能力が入れ替わるところです!ティンクが水を操ったり、ヴァディアが物作りをしたり。また新鮮さがあった。ロゼッタが手なずけるワニや、ザリーナを騙す海賊など、ピーターパンにつながる要素>>続きを読む

TAXi(1998年製作の映画)

3.4

カーアクションは物足りない印象。コメディとしてもそこまで笑えるところは無かったような、、? フランス警察の無能感が1番笑えた。個人的にマリオンコティヤールを見れたのが嬉しかった。最近の彼女はとても洗練>>続きを読む

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

うーん。日本人としては話にリアリティが無さすぎて、(地下レースそのものや、同じ高校に地下レースにいる仲間がいたり)
ディスコとか日本描写もダサくて気まずかった、、、。レディ・セット・ゴーとか、、。話も
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ブライアンとローマンのコンビもあり!この2人で楽しい映画作れるんだから、今の全員集合はものすごく豪華だな〜と。でもこれくらいこじんまりしているのも良き。そして最初は敵としてレースしてた奴らも最後は仲間>>続きを読む

はじまりはヒップホップ(2014年製作の映画)

3.6

お爺ちゃんお婆ちゃんの挑戦する姿を見ていると、とても勇気が湧くし、何でもない風景でも涙が出てくる不思議。歳をとっても人生は楽しめる!

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1は「自分は何者なのか」を問いていて主に自分との闘いであったが、今作が問いているのは「何のために闘うのか」。愛する人に捧げる闘いだと感じた。最初のドラゴと対戦では相手と真正面からぶつかっていなかった。>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

当時のハリウッドの様子がすごく魅力的で何でもない1日も多幸感に溢れている。この画面ずっと見てたいと思った。
さらに俳優陣の演技が最高。ブラッドピット演じるクリフは何事にも動じない。流れるように、でも自
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カルテル・ランド(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

殺人 強姦 強奪、、カルテルが支配する無法地帯となっている国境付近の街。実際の被害者の話は凄惨だしとてもショッキングだった。夫を生きたままバーナーで焼かれて自分は強姦された・幼い子供は石に打ち付けられ>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

頭では分かっている世界の不条理。貧困や虐待、人身売買。不本意な結婚、妊娠、生理への誤った認識や価値観。
腹立たしくもあり悲しくもある非情な現実。それらを映像にして突きつけられた。
ゼインは出生届が出さ
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公の抵抗も意味がなく、希望が見えては絶望し。そして最悪な結末へ。

どこに行っても逃げ場がない。助けを求めても自分が異常だと思われるだけ。友人は死んだ。夫はグル。

とにかく不快。1番は夫。最低最
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サイコ(1960年製作の映画)

3.6

今の映画には見られない色んな工夫があって、すごく新鮮だった
雨のドライブシーンの、景色がぼやける中光るカーライトと浮かび上がるモーテルの明かり。覗く目。排水溝に流れる血。真上から撮った階段。階段から落
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.1

よくできてるとしか言いようがない。pc画面やtv画面のみで映画が進むのだが、伏線回収が見事すぎる。話のどんでん返しはよくあって、過去に実はこんな事があったとか、観客も知らない要素があったりすることも多>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.0

瑞々しい。彼らと同じようにこの特別な一夜を過ごしたかのよう。夜道を歩く時間でさえも特別に感じる。若い頃の痛々しさ。すこし背伸びしているけどまだまだ子供の女の子。おそらくあまり派手ではないグループにいそ>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


ホラー映画だと思って見たら、子供達の成長物語としてとても面白かった。
ルーザーズクラブの"イケてない"とされる子供達。1人1人が吃音、視力、体型などのコンプレックスがあり、自分に自信が持てない。
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イカロス(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

こんなに胸がざわざわして後味の悪いドキュメンタリー は初めてかもしれない。いや、映画全体を見てもこの後味の悪さはトップクラスなのでは。ドキュメンタリー の始まりはフォーゲル監督が実際ドーピングをしたら>>続きを読む

アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ついにブラックウィドウとウォーマシーン登場!!今から見るとこの頃のブラックウィドウの動きはまだ遅いなーって感じる。。今が凄すぎるんだろうなぁ。この物語はトニーと父親の物語。シールドであった父から愛情を>>続きを読む