見えないものを信じるのは
見えるものを信じないこと?
ファンタジーホラーというのは
すてきな表現です。ちょい泣き。
とっぴな設定も
やさしく肯定してしまえるような世界観
でてくるキャラクターみんなが
それぞれ愛らしくて、寄り添いたくなるばかり。
泣かせてくれない映画でした。
人の涙を傍観することしかできない。
それでも生き様にぐっとくる。
つくる、たべるのサイクルの中に
ひとりごとみたいに放り出される
主人公のきもちとか、思い出とか
絵本を読んでいるような感覚で
わたしはすてきだと思いました。
踏み込む後半がたのしみ。
ダリがエイドリアンブロディってだけで
個人的には成功しております。
絶妙な軽さで、
うそもほんともどうでもよくなる
森山良子と平泉成ペアが
ほんとうにほんとうにほんとうにすてき
たしかにファンタジー