softmachineさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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THE COLLECTORS~さらば青春の新宿 JAM~(2018年製作の映画)

5.0

JAMスタにかつて通った人だけが観に来てるのかと思ってたら、そうでもなくて嬉しい。
観ているうちに、色々思い出してきて
涙なしには観られない映画だった。

近くのマックでモッドたちが長居してたら、
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クレールの膝(1970年製作の映画)

3.5

久しぶりすぎてストーリーをほぼ覚えてなかったのだが、現代の価値観で今観るとコンプライアンス的にちょっとヤバい話だった笑
しかし当時としても、年端もいかない少女とのアフェアを年配の女性作家が40男にけし
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.0

今は亡き新宿JAMにかつて通っていて、この映画を見てない人はいないであろう、モッズのバイブル。
スティングの不思議な踊りがかっこよくて、よく真似て踊っていました。モッズの世界にハマる一方で「ジミーみた
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

4.0

映画製作にまつわる映画といえば「ことの次第」「王様の映画」「8 1/2」「雨に唄えば」「サンセット大通り」など、面白い作品が多々あるが、なかでも特に好きなのがこの「アメリカの夜」。

「映画の映画」の
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華麗なる賭け(1968年製作の映画)

5.0

人生で一番繰り返し観た映画。
幼少期に観た時は、オシャレだな、お金持ちって退屈なんだな程度に過ぎなかった。
対等な恋愛が描かれているのが
何よりカッコいい。
銀行強盗であると頭では理解していても好きに
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

タランティーノ9作目、ディカプリオとブラット・ピットのニ大スター共演である。
通常、スターの共演モノは駄作であることがほとんどだが、そこはタランティーノ、面白くないわけがない。
落ち目の俳優とそのスタ
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Keiko(1979年製作の映画)

4.0

荻窪劇場が閉館する前にATG特集をやっていた時に観たのが初めてだったような。
なぜかこの映画が好きであることを、人に言うのを躊躇してしまう。私の人生や考え方とは全く異なるしむしろ真逆だとさえ思うのに、
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

5.0

ジャームッシュの作品の中で一番好きな映画。
初期衝動でできてる感じ。
これを観るととても気分が晴れる。
旦那と知り合った時に、ジム・ジャームッシュの中ではどれが一番好きか聞いたら「パーマネント・バケー
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緑の光線(1986年製作の映画)

5.0

公開当時に観て以来もう何度見たことか、そして人を選ぶ映画ゆえ、誰にでもお勧めできる映画ではない。

フランス人は子供の頃「人前で緊張しないこと」を良しとされると昔何かで読んだが、日本との教育概念の違い
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台風クラブ(1985年製作の映画)

5.0

36年ぶりにスクリーンで観たのだが、あまりの画面の暗さに仰天。ここまで見づらかったっけ。
しかしオープニングのスピード感は今見ても白眉。野球のユニフォームを着た男子が、信号を渡ってシャッター商店街を走
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

よくある話なのに、何でこんなに心を打つんだろう。丁寧な演出と役者の演技力、色彩の美しさかな。そして、別れ話のつもりがなぜかやり直す話になってるシーンがめちゃくちゃリアル。あるあるだよね。その後、若い二>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

久しぶりに観たけれど、カメラワーク以外全く色褪せてなかった。
のっけからヴィンセント・ギャロが愛おしくなる謎。そしてのっけから彼を許してるクリスティーナ・リッチも謎。日頃ちょっとでもおかしい人を「ヤバ
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