ららんるーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ららんるー

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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ボーリング場でのダンスがかわいくって印象に残った。一見ワイルドなんだけど、情けなくて弱々しく、危なっかしい感じがなんともくすぐってきますね!ベッドで愛に飢えて本音を打ち明けるシーンも胸にきた。最後のシ>>続きを読む

素晴らしき戦争(1969年製作の映画)

3.9

戦争をミュージカル調にすることでより皮肉めいている。戦争なんてトップの人間の意地の張り合いでしかなく、その下の兵隊の命などただの数字でしかない。コミカルに描くと余計冷淡な物に思えた。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.2

フワフワとパステルカラーの世界に包まれているような感じなんだけど、本当はもっと暗くて怖い感じ。綺麗だけど血生臭い感じ。ソフィアコッポラはそういう世界観を作り上げるのが上手いなーと思う。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

異国からみた日本、東京というのはとてもヘンテコだった。が、結構正しくて恥ずかしいような悔しいような気持ちになりました。孤独を感じるふたりの心情表現が暗くて美しくてすごい上手いなーと思いました。

dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

4.0

普通のラブストーリーかと思いきや…!とゆう感じでどんでん返しにどんでん返しでした。私は結構好きです。

パッセンジャー(2005年製作の映画)

2.8

日本の映画は映像、音をどれだけクリアに撮れるか。フランスは咀嚼音や風の音なんかの雑音も入れ、映像も少し荒い。各国それを良しとするのが、同じ対象物を撮ると顕著に出ていて面白かった。内容はとにかく加瀬さん>>続きを読む

スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)

3.5

二人の動機がなかなか面白かったし、共感できた。確かに痛みとか恐怖とかを知らない人が多すぎるし、知らないからこそ人を簡単に傷付けられるのかな、て。

アンテナ(2003年製作の映画)

3.8

とにかくずっと苦しかったです。平気に見える人程おっきい何かを抱えてたり。とにかく加瀬さんの演技が素晴らしいです。

花とアリス(2004年製作の映画)

4.0

あの年代だからこその傲慢さや、弱さがすごい綺麗に映ってました。「覚えていない。」と言われるのがわかっているのに、お父さんとの記憶と重ねていくところが苦しかった。映像も霞んで素朴で素敵でした。蒼井優が可>>続きを読む

しあわせのパン(2011年製作の映画)

3.5

題名の通りほんとにしあわせのパンだった。ほっこり進んで行く感じが、冬にホットココアでも飲みながらまったり観るのにちょうど良かった。原田知世が大好きだから私は満足でした。「私をスキーに連れてって」とかす>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

コーエン兄弟臭ぷんぷん!最初からずっと胸騒ぎしっぱなし!スッキリという言葉が本当に似合わない。でも観てしまうんよなー、なんででしょう。

恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

3.5

子供のときにみてた夢を映像にされたような感じで素敵でした。すごいかわいくて奇天烈な感じ。最近現実的な夢ばかりで、夢らしい夢みてないなーとか考えちゃいました。実際に夢と現実の境がなくなると、て考えるとゾ>>続きを読む

ホワイト・ライズ(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく私は偽リサのことも嫌いになれないなーと見終わってすぐ思いました。盲目で片付けられんだろ!と思うようなところはあったけど、根本的なところはわかる気がしました。

マンハッタン(1979年製作の映画)

4.0

すごいワクワクする感じで始まった映画。目も耳も気持ちいい作品でした。文化的社会的芸術的な知識を頭に詰め込んで、難しいこといっぱい考えることより誰か一人を信じることの方がうんと難しいんだな、と思いました>>続きを読む

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

3.5

こっちも映画の中の観客同様アンディに騙され翻弄されて、悔しかった!自分の人生を笑いに変えた生き様がかっこいい。ジム・キャリーすごいな、と改めて。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.5

クレオの行動をほぼリアルタイムで観ていくのが面白かった。死を意識すると自分だったらどんなことを考え始めるかなー、と想像しました。クレオはとんでもなくべっぴんさんで、女らしくて素敵です。

デザート・フラワー(2009年製作の映画)

4.0

この映画はノンフィクションで、まだなくなっていないおかしい宗教的文化など、考えさせられる部分がたくさんあった。女性必見です!同じ女性が世界でどう立場が違うのか、知るべきです!

オドレイ・トトゥ in ハッピーエンド(2003年製作の映画)

3.5

フランスからニューヨークへ女優を目指してきた無一文の主人公と、スランプで書けなくなってしまった有名詩人家のサクセスストーリー。人生に期待し続けながら生きるのは難しいけど、とても美しいなー、と思いました>>続きを読む

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.5

マルコヴィッチマルコヴィッチマルコヴィッチマルコヴィッチマルコヴィッチ……!で、ビョークの声でハッとなりました。私の中ではコメディでなく、ホラーでした(笑)深く考えれば考えるほどにゾッとします。でも、>>続きを読む

リリィ(2003年製作の映画)

3.0

フランス映画らしい独特な雰囲気のなかでリリィの切ない愛を描く。ロマンティックさなどは全くなく、現実的な愛の模様。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

出てくる人が皆ちょっとお馬鹿で、でも愛らしくてとってもクール!最後に全てがドタバタと繋がっていくところがなんとも爽快でした。

ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

4.0

貧困と犯罪に満ちたベニスの少年達の青春ストーリー!エミールハーシュのちょっと狂った感じ大好きなので私はそれだけで満足でした。コンクリートとスケボーの車輪が擦れる音も気分が上がりました。

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.5

全然憎めない脱獄犯とその人質に捕られた男の子、脱獄犯を追う刑事のお話。ケヴィンコスナーが最高に格好良いです。クリントイーストウッド演じる刑事と脱獄者演じるケヴィンコスナーが似たりよったりな性格のところ>>続きを読む

オンリー・ユー(1994年製作の映画)

4.0

運命の人を探し続けるマリサトメイがかわいい。若いダウニーJr.もとってもハマり役!作品自体はとってもポップに明るく進んでいくけど、結婚してからの迷いとかも描かれている。情熱的なイタリアの街に行きたくな>>続きを読む

ミルク(2008年製作の映画)

3.5

ゲイの人が今生きていける基盤を形作ったハーヴェイミルク。世間からのはみ出し者として扱われる人々が自分達の手で権利を獲得しようという姿は美しさすら感じた。アメリカだからこそ成し得たことのようにも思う。シ>>続きを読む

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

3.0

ストーリーは少し単純かな?と思われるものだったがキャストはとっても豪華だった。ジョンの強引だが格好いい生き様には魅せられた。

Lovely Rita ラブリー・リタ(2001年製作の映画)

3.0

子供だと言える程幼くもなく、大人だと言える出来上がってもいない、そんな歳頃のお話。誰しも抱える鬱憤や興味を上手く消化できないリタに少し共感しつつも、そこまでやってしまうか!と驚きもした。

恋しくて(1987年製作の映画)

3.5

途中のもどかしさもまたいい感じ。僕の未来がよく似合う、いいね。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

お堅い敏腕刑事がバッドボーイズみたいになっていくのがとっても良い。テンポ良く爽快に話が進んでいく。とってもスッキリと観終われる映画だった。

ルナシー(2005年製作の映画)

3.0

神、宗教、自然全てを冒涜した映画。精神病院をとことん悪と捉えている。監督が冒頭に言ったようにホラー映画だと思った(笑)

サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

4.0

タバコを撲滅させようとするアメリカでタバコの宣伝部長を勤める。トーク力抜群で観ていてスッキリさせてくれる。ニコチンパッチを全身に貼り付けられるシーンはなかなかグロテスク!