みずささんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

みずさ

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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.3

戦争を美化しては絶対にいけないけれど、この映画は悲惨な境遇の中でも強く生きる一人の女性を描いていてとても清々しいものだった。希望が持ててしまう。それくらいこの女性の内面の豊かさが痛いほど伝わってきて、>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

3.7

結構漫画っぽいシナリオ&脚本で途中までこれは退屈するかもな〜って思ってたけど、二人のキャラの濃さと付かず離れずな掛け合いにどんどんハマってって最後はほっこりって感じで超良かった〜〜!
疲れたなー、最近
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

性と暴力の連続で嫌気が差すかと思いきや、音楽が美しかったり舞台セットがビビッドで可愛かったりと中毒的な映画。アレックスが憎めない、、真の悪とは何か考えさせられる。
観終わったらナッドサット言葉使いたく
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アス(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

設定が充分に把握できなかったこともあるけど、唐突にドッペルゲンガー家族と対峙することになっちゃった場面はなんか笑ってしまった。ストーリーに置いていかれたまま話が進んでしまって「?」の状態で観たけど、最>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

ブラピ渋すぎて惚れ惚れした、、
現実世界を信頼できない、自分が除け者にされていると感じるとき、自分の身体へと意識が内向きになるというのは、自傷行為を思い浮かべると人間の本性と言えるのかなと思った。

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.0

ピュアピュア高校生ライフ万歳って感じです、ヨルシカのマッチ具合がやばい

爆泣きした割に大した感想が出てこないから内容は薄かったのだろう、、でも雰囲気だけで泣ける浸れる

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

私自身、得たチャンスはもれなく掴んでいこうスタンスで生きているから、この映画は今後の人生に対する希望を与え励ましてくれたように感じた。
自分の生き方に対して「風に流されている」印象を持っていた自分にと
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娼年(2018年製作の映画)

4.3

大エロス祭りだった、、かと思いきやそれだけで片付けられる訳では決してなく、人は皆他人には予想もできない欲望や背景を持っていて、それが異なるからこそ人との交わりは面白いと思わされた映画。残酷な現実を突き>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.4

とても面白かった、、特に最後の埼玉化計画は爆笑した笑 めっちゃコメディで笑えたのと私好みの御三方が活躍してらして大眼福だった、、🙏🏻🙏🏻

クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

4.3

久々にしんちゃん映画を目にしてほっこり、、焼きそばが食べたくなるし実家には帰りたくなるし。贅沢も必要だけど、心が故郷としているモノ・場所には敵わない。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

終始ハラハラさせられた、久しぶりにこんな面白い映画を観たと思う。東京大学の平成31年度の祝辞と通ずるメッセージが込められているように感じた。地下、地上、半地下という三様の立場を比較させるという描き方は>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ビビりすぎて結構ネタバレ記事で予習しまってたからかそれほどびっくりするような展開はなかった そして結局監督の主張は読み取れず 共感の恐怖?異教徒への畏怖?郷に入れば郷に従え?違うか
防御線引いてたのは
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人の為に自分の気持ちを捨てるって私には無理だな〜と思ってたけど、逆に考えればそう思える大切な人がいるって幸せなことだよね、、ストーリーちゃうけど若干アナ雪みを感じた💭
ベースの音フェチなのでオープニン
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

2.8

三谷ワールド全開だった、初三谷だったけど「あ、これが三谷か、」ってなった。
こういう「人情劇です、心あったまってねハイドウゾ!!!」みたいなのやっぱ苦手だなあ、ということを実感した2時間、、
でも皮肉
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

日常を切り取る撮り方がとても巧みで、どんな風に生活してるか、どんな想いをお互いに対して持っているかが言葉を介さなくても伝わってきて、そこはさすがの技量だなと思った。そして演者側も本当に自然で、普通の家>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

4.1

初の蜷川作品、やはり映像の美しさは他を圧倒的に凌駕していた。情景描写も震えるような手法を用いられていて、窓の隙間から漏れる灯りが十字架になっていて白と赤の二種類出てきているのに気付いた時は、本当に恐ろ>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

すんごくやさしい気持ちになれる映画。育ってきた環境も性格も全く違うけどこうやって心の芯の部分で分かり合える関係って良いなあ。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.0

主人公のロック命!夢第一!なところと身勝手さが好きになれず楽しみきれなかった😂でも最後のライブは好き!ベースの子と校長先生がいい味出してる。

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

4.0

ひたすら前向きに努力して成功する、っていうアメリカらしいストーリー。物語が結構テンポ良く進んでいったので飽きはしなかった!
勉強してちょちょいとハーバードのロースクールに入るなんて、そうそう出来たもん
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.3

先に「最高の人生の見つけ方」観てたから比べちゃってやっぱこっちは劣るなって思っちゃった
でもラストシーンはサラッとしてて好きだったな〜皆んなが悲しんでるところが写ってないのがよき

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

ところどころうーんてなるところが多かった、映像は綺麗なんだけど青春押し出しすぎて寒い点が、、
菅田の荒々しい野性味と小松菜奈の内気な清潔さがあったからこその映画って感じ、目の保養ではあった

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.3

映像が綺麗。雨の日って疎ましいけど、少し落ち着いて過ごしてみると空気の重さとか匂いがいつもと違って新鮮な気分になれる。人との距離もいつもと変わるよね。

アラジン(2019年製作の映画)

4.6

ウィル・スミスのウィル・スミスによるウィル・スミスのための映画。名前がエンドロールのトップに出てきたのは笑った。
ヒップホップ要素が入ってたり(ウィル・スミスだからこそ)、フェミニズム的セリフが入って
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.7

舞台が現代的、社内で使うような単語いろいろ出てきて変な感じやった
ドット絵がめちゃくちゃ可愛いし、新旧のキャラで動き方がちょっと違うのとか凝ってていいなって思った。

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

2.8

やや展開早くて何個事件起こるん、って感じやったけどドリーらしいなって感じ。
「ドリーならどうするか」を自分で考えてたのはちょっと、まじか、ってなったのと、外を見ろってことを強要するのはどうかと思った。
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.5

たくさんキャラがでてきて楽しかった、海洋生物大好き人間にはたまらん
全然ディズニー詳しくなくてこの歳で初めて知ったけど主人公どちらかと言うとオトンやったんびっくりした。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

終盤のsadnessにスポットが当たる場面以外は、joyこそ人生の全て!!みたいなスタンスだったから結構観るのしんどかった

いいなって思ったのは、空想の生き物が記憶から消えてった場面かな〜
小さい頃
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.0

最後まで観た自分を褒めたいレベルでしんどかったw
開始30分まで何の展開もないし、中途半端にミュージカル挟まってえ?ってなるし、ストーリーも正味中身ない、、そしてタイムリープという使い古された設定。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

角田光代の話やっぱ好きだ〜〜!って確信した映画。
色んな関係性を見て、いいように解釈すれば、私の判断間違ってなかったな〜と思うけど、そこに至るまでが果たして正解だったかはわからない。
そしてこれからは
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

本物の人たちが出ててすごくリアル。他の人のコメントでもあったけど、フリークとは誰なのか、という話。あなたたちにも起こりうる、って冒頭で言ってたのがなるほどって感じ、感動とかじゃないけどいい映画。