ゆえさんの映画レビュー・感想・評価

ゆえ

ゆえ

映画(158)
ドラマ(11)

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.0

オークランドのリアルな日常。人種問題というテーマは重いですが、2人の軽妙なやり取りに思わず笑ってしまうシーンも。ちょっと粗削りに感じるところもありましたが、魅力的な映画でした。

黒人というだけで誤解
>>続きを読む

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.2

政治的な陰謀がからんでのミステリーは難解ですが複雑で面白い。イヴリンの弓のような細眉や瞳は印象的、そして謎めいた色気が漂います。ギテスの無力、絶望。チャイナタウンでは「怠惰でいるのが一番」という言葉が>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.2

登場人物の心を繊細にあらわす演奏シーンに涙が溢れました。特に「春と修羅」では曲調と演奏で4人の個性を表していて本当に素晴らしく感じました。月の光を浴びながらの連弾シーンも素敵でした。2人の演奏を通した>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

面白いとは聞いていましたが、自分が戦車映画を楽しめるのかなと少し心配ではありました。でもそんな事もすぐに忘れるほどの、ド派手な戦車バトルに一気に引き込まれました。映画館で観たかった。発砲された砲弾がど>>続きを読む

ミストレス・アメリカ(2015年製作の映画)

3.6

エネルギッシュで奔放。だけど空気が読めず空回り気味のブルック。こういう役にぴったりのグレタ・ガーウィグ。気持ちだけが先走っちゃう感じは分かるかな。もう一人の主人公トレーシーも大学にも馴染めず、不器用で>>続きを読む

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.6

輝いていた過去の思い出、地方都市の閉塞感。そして解放。ノスタルジックな気持ちになる映画でした。

タイトル同様退屈な日常を描いていて、大きな何かが起こるわけではないです。なので好き嫌いは分かれそう。
>>続きを読む

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.3

超高級タワーマンションでの階層ヒエラルキーの崩壊。階級争いを現しているのかなとは思うけど、途中からカオスでよくわからなくなる。人々が欲望のまま狂気をむきだしにしていく様は怖かった。何であんな状態になっ>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.8

社会から隔離し薬漬けにして統制下に置く。電気ショック療法やロボトミー手術を行う。当時の精神病院が恐ろしかった。。
普通の人間としての自由や、どんなひどい状況でも楽しもうということをマクマーフィーが教え
>>続きを読む

ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

3.7

テンションの上がる格闘アクションが盛り沢山なので、ストーリーはちょっと雑めでも大満足です。刑務所内でスマホを巡ってのトニー・ジャーvsウー・ジン 。さらに髪型一つ乱さず華麗に戦う、悪い刑務所長のマック>>続きを読む

フローズン・リバー(2008年製作の映画)

3.6

アメリカとカナダの国境付近に住む二人の母親のサスペンス。真冬の過酷な自然環境、貧しい暮らしぶり、貧困のあまり不法移民を入国させるビジネスに手を出してしまう…繊細で重めのストーリーに観ていて心が辛くなり>>続きを読む

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.8

カーチェイスとガンアクションが良かった!映画館の大画面で観たかった。ダッカの狭い町中でのカーチェイス。障害物や人にぶつかりそうで手に汗にぎった。ゲームのように次から次へと敵が襲いかかってきて、どんどん>>続きを読む

ザ・レイド(2011年製作の映画)

4.0

ノンストップで敵と戦い続ける格闘アクションに大満足。東南アジアの武術「シラット」がすごいかっこよくて、壮絶な肉弾戦をこれでもかと言うほど堪能できました!持っていた銃を置いて殴り合いでの戦いを望むヤヤン>>続きを読む

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

4.2

飄々としていていつも無駄口ばかりたたいているフィリップ・マーロウ。とても魅力的なキャラクターでした!マッチを壁に擦って火を付けるなんてかっこいいよ。お話にあまり関係していない変な人達がいっぱい出てきて>>続きを読む

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.0

映画の世界観にどっぷりと引き込まれました。1970年代初頭のカウンターカルチャーの世界に浸り、分かるようで分からない霧の中を彷徨ってる感じが楽しかった!セリフ量と人物の名前が多過ぎて必死に着いていこう>>続きを読む

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

4.0

NYに住む60~90歳代のファッショナブルなマダム達に焦点をあてたドキュメンタリー。

自分の好きなファッションを身にまとい、少女のような心を持ち、自信を持って生きる、とてもパワフルな彼女達に元気をも
>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.8

気軽に観始めたら結構グロくて怖かったです。けど緊迫感あって面白かった。

研ぎ澄まされた聴覚を活かしたり、携帯を利用した逃走劇など。視覚障がいを持つ主人公ならではのシーンが入っていて良かったです。
>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

独特な世界観でカルト的人気もうなずける。内装やファッションなどの美的センスすごすぎ!アレックスは暴力的で残忍で憎たらしいのに、後半追い込まれていく姿は自業自得とはいえかわいそうに思えてくる不思議。怖い>>続きを読む

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.6

ジョニー・デップとベニチオ・デル・トロがありとあらゆるドラックを使いまくってキマっているのをずっと見せられます。ストーリーも何もないのですが、トリップして狂っている二人の演技やその時に見る悪夢的な幻覚>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

怖い映画が苦手なのでネタバレ読んでから観賞しましたが面白かった!怖いし狂ってるし残酷…でも美しい。自分は絶っ対に参加したくないけど!壁画とか振る舞われる料理とか細かいところまで不穏すぎ。ダニーの笑顔を>>続きを読む

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.3

1984年サッチャー政権下、炭鉱スト真っ只中の炭鉱夫とゲイ活動家達の交流を描いた実話。
ゲイ活動家達が個性豊かでとても魅力的でした!国や世間から虐げられた立場でありながら、臆することなくプライドを持っ
>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.1

同じ時に同じホテルで過ごした3組の何気ない日常が交錯する。登場人物達のやり取りにくすりとしたり、ほっこりしたり、一つ一つが愛おしい。夜のメンフィスの街はすごく寂れてるんだけど不思議な魅力があって引き込>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.5

ハーレイクインが魅力的に見えるようにアクションの見せ方や小物が色々工夫されてるところは良かった。キラキラが出るバズーカやローラースケートでのアクションなど可愛かった!ただストーリーはちょっとグダグダし>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

なかなか攻めてる内容で見応えありました。どこまで本当の事なのかは分かりませんが、実際に政府がメディアを使って情報操作する事はあるんだろうなと、ぼんやりと思ったり。。日本のメジャーな作品で政権批判ものを>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.9

様々な人種の貧困層が暮らすパリ郊外モンフェルメイユが舞台。そこでは力のあるものが権力を振りかざし、溢れる犯罪、ドラッグ。。何が起きてもおかしくない、街の張り詰めた空気感には息をのみました。そして後半の>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.2

想像を越えた激しく悲惨な戦場の様子、兵士達のリアルな心境、観ていて辛い気持ちになりました。戦場で恐怖を越えて感覚がおかしくなり現れる人間の獣性。。兵士にならない者は白い目で見られていたのに、逆に戦後は>>続きを読む

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.6

派手なスパイアクションも良いですが、こうゆう静かな心理戦も楽しいですね!実際のスパイはこんな風に地味で孤独な活動なんだろうなというリアルさ、バッハマンのもの悲しい雰囲気も相まって良かった。ラストの展開>>続きを読む

カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

4.0

1950年代の白黒ホームドラマ内へ入り込んでしまう、双子の兄弟のお話。
白黒だった画面が徐々に色づいていき、モノクロとカラーが混在する映像はとても鮮麗でした!
新しい事や知らない事を受け入れるのは怖い
>>続きを読む

ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013年製作の映画)

3.5

くだらないけど面白かった。観た後に何かが残る訳ではないですが、明るくておバカな登場人物達を観て笑っていると何だか元気が出てきます。俳優達が本人役を演じてるのも楽しかった。マイケル・セラの役はなかなかパ>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

とにかく映像がすごかった!ワンカット風に撮影されたカメラワークや光と闇の美しいコントラスト。暗い夜の町が炎で照らされるシーンは特に素晴らしかったです。桜の花びらが散っているところも印象的でした。ゼロか>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.5

見やすい感じの動物パニック物でした。細かいことは気にせず、いつワニが襲ってくるのかドキドキしながら楽しむ映画。長すぎない上映時間にシンプルにまとまっていたのも良かった。バリー・ペッパーはボロボロでした>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

セクハラ、パワハラに屈せず立ち向かう女性達がかっこ良かった!権力を利用してハラスメント行為をするなんて本当に気持ち悪いし、許せない。負けずに声を上げたグレッチェルさんは本当にすごいと思った。実話に基づ>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

癖のある登場人物たちと丁寧に考えられた脚本が楽しかった!ただの探偵ミステリーものではなくコメディ要素もあってクスリと笑えました。名探偵のブノワ・ブランはもうちょっと個性的でも良かったのでは?って思った>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

3.4

10年後の設定なので実際そこまで変わってないかもしれないけど、もっと未来感のある何かが観たかったなー。今っぽいテーマなのに何か古くさい雰囲気がしたのが残念でした。
AIの発展する未来に憧れはあるけど、
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

テンポ良く予測不能に、どんどん転換して進んでいくので画面に釘付けになりました。伏線を上手に回収して展開していくストーリーはすごいなと思いました。感情を揺さぶられ、階段を上下する画面の動きに少しめまいを>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

FBIの横暴さ、マスコミの執拗さ、手のひら返し…。リチャードジュエルのピュアさ、やや行き過ぎに感じられるまでの強い正義感。これらが丁寧にじっくりと描かれて展開していくので、とても見応えありました。冤罪>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

4.0

エドワード・ノートンが監督、脚本、主演を勤める探偵ノワールもの。90年代後半に出版された小説を元に、映画化されるまで20年の歳月がかかったというだけあって、ノートンの作品に対する愛が感じられました。>>続きを読む