minamiさんの映画レビュー・感想・評価

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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.3

後半30分の映像美と展開に、頭が狂いそうになった。
不気味で奇妙で、自分の身体の中を覗いてるような感覚になる作品。
新感覚。また観よう。

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あまり期待せず、でもギブガエルが観たくて映画館に足を運んだ感が強かった。
きっと個人的なタイミングと、誰と観に行ったかが高評価の要因だと思う。

青い花をメタファーとして伝えようとしてる(と感じた)科
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

語弊を恐れずに言えば、後味が悪い映画。魂の隅っこを思いっきり突き刺されたような感覚に陥った。

本当はビターな作品だということを、(ポスターや予告から)事前にわかっていれば、こんな裏切られた気持ちには
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.2

人間の狂気や暴力、悲しみ。
スウェーデン独特の冷たさとその美しさ。
そんな描写に音楽がピタリと重ね合わって、本当に綺麗で残酷な映画だった。
(Nine Inch Nailsファンとしては、トレント・レ
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

新しい権利の時代が訪れるまでのお話。

「君の言う〈真実〉は世間の常識に縛られている」という台詞がグサリと胸の奥に刺さる。でも、そう簡単に私たちの常識は変えられない。受け容れることは簡単そうにみえて、
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.6

パリ五月革命期のお話。
表面的にはぶっ飛んでるけど、その根底に在るものはとても純粋。純粋でありすぎるがための狂った関係性。

やっぱりフランス映画が好きだと再確認した一本。やたらと本が出てくるし、政治
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LOVE【3D】(2015年製作の映画)

2.3

お子様は絶対に見ちゃダメ。
映画館で絶対に見ちゃダメ。
途中とばしとばしで観た作品。

ただただよかったのは、音楽。
音楽の使い方をよくわかっている。
以上。

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.9

43歳になった主人公ブリジットがまた戻ってきたー!!ブリジット自身の変化だけでなく、社会変容も作品の細部から辿ることができたのでなお良し◎

音楽フェスで友達と楽しんでいる様子が特に印象的だった(BG
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.4

現代人なら誰でも関与してしまいそうなゲーム"Nerve"。
スマートフォンやPCの液晶画面を通じて、日々私たちがどのように行動しているのか、何にLikeをつけて、誰とどんな風に会話しているのかを視覚的
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.6

ちょっと間抜けなところのあるドリーが、大切な家族を求めて旅するお話。
タイトルの"Finding"をうっかり"Fighting"と間違えてしまっても、全然おかしくないようなストーリー展開。

出てくる
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

2.9

そろそろ「ジェイソン・ボーンとは何者なのか?」という全体像が明かされないと、ジェイソンが可哀想。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

2.8

ティム・バートン好きな人なら存分に楽しめそうな作品。
ダークなおとぎ話かと思ったけれど、個人的には終始そこまで暗さを感じず。。
後半にスピード感が徐々に出てきて◎◎

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.0

Marvelシリーズが面白かったので、次はDC Extended Universeに着手。

ぴたぴたのボディスーツに赤いマントのスーパーマンは、これまで明るいヒーローのイメージが強かったけれど、今作
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.6

Awesome Mixというミュージックテープをめぐる物語。

Marvin Gaye & Tammi Terrellの"Ain't No Mountain High Enough"が流れた瞬間、心を
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アントマン(2015年製作の映画)

3.8

2016年、少しずつ観てきたMarvelシリーズ。本シリーズのフェーズ2のラストを飾った『アントマン』。
シリーズの中で一番笑えて爽快感がたまらなかった今作。蟻の大きさでヒーロー?と疑ってたけれど、色
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

15年前に映画館で『ハリー・ポッター』を観たとき、ちょうどハリーやハーマイオニー、ロンたちと同じ11歳でした。それからハリポタシリーズと共に年を重ね、シリーズ完結と共に自分も少し大人になったのかな、と>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

原題は"Awakenings"。
格子越しにみえる外の世界、リルケの詩、ボールが意志を持つこと、短い夏、終盤のダンスシーン。色んな描写やメタファーが、何が「目覚め」であるのかorあったのかを教えてくれ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

テーマ曲のUnderworldのBorn Slippyを聴くと、いつもこの映画のシーンが断片的に蘇る。来年公開の続編にも期待。

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