フォーカス、ピント、カメラワーク。ドランは一体どこまで行ってしまうのだろう。人が人にはうまく伝えられない感情の機微をここまで掬い取れるなんて。
苦しくてヒリヒリとして涙が出た。誰かを好きになる気持ちっ>>続きを読む
11歳の女の子に起こるには割と壮絶な出来事ばかりでつらくなるけど、すべては最後の詩に現れているんだね。
ウェス・アンダーソン、めちゃくちゃ神経質そうだな〜。
軽快で可愛らしくて、でも反戦的なことや人の善悪を落とし込んでるから良かった。屈しない精神に打たれる。
なんと言っても、シアーシャとレア・セドゥ。
無知のまま幸せでいること自体が特権なんだ。ただのいっときのムーブメントにしてはいけない。
グレタ・ガーウィグらしくダンスのシーンがとても印象的。私もジョーのように生きられるだろうか。
私は自分の信念を曲げないことが何よりも大切だと信じているんだけど、これを観て誰かと生きることも尊いのだとす>>続きを読む
おもしろかった!
TOKYOってこんな風に描かれるのか……ちょっとなんかやだな……「目が女性の性器みたいで汚らわしい」ってシンプルにひど!って思った(笑)
椅子いいなぁ。
人生とか生きる・死ぬという遥かなものごとに対してずっと感じてたとんでもなさ、みたいなものが適正サイズで差し出されるような感じ。
あたしはこれを観たとき、安心して涙が出た。"存在の耐えられない軽さ"が描>>続きを読む
ストーリーは想定内の舗装されたところをきれーに走ってく。キャストが豪華なだけ。
樹木希林のか、それとも徳江さんのか、言葉の一粒一粒がじわりと染みた。生きていけるかもしれない。ぼろぼろ泣いた。
「多くの人が大切なものを失ってた」。この台詞の優しさ。
いい話。原題にこそ意味があるんだな、なぜドリスを黒人系にしたのかってことも含めて。
凄まじいルーティン力だな~と思ったんだけど、毎日が同じようでまったく新品、新しい日というのに気づける。逆に、あたしってどんだけ毎日追われてるんだろう……てか生きてると言えるのか……?ってザワザワしたけ>>続きを読む
次々と出てくる名前にあたしまで「嘘でしょ!」と、興奮してしまって深夜なのに目が冴え渡ってる。
パリ、行きたいな〜!
監督がコレオグラファーだからこそのセリフ無し!身体表現でやり抜く!というのが良い。
殿方がいなくてもいいじゃん、楽しいじゃんという。めちゃくちゃ女子校ぽくて、わかる。
薔薇の色彩とマリーナの髪がきれい。みんなと同じ"海"をみたかったんだろうな。
リオの下がり眉とすぐに鼻血でちゃうところと繊細さと感受性の豊かさを守りたい!
……何度も言ってるけど、純粋で清潔な2人の関係性みたいなのが好き。
構図がいい。見下し合って安心して生きていくのは気持ち悪いけど。でもそんな節って確かにある。
ランチの個性がいいよ〜! 「このグループにならなかったら絶対話さなかったよね」っていう学生のときの懐かしさ。
ずっと息が詰まるのはお決まりなので、むしろ"これこれ!"とさえ思いながら。
ドランの描く、狭く閉じ込められた出口のない世界で生きる人の心理描写はやはり秀逸。「次逃げるときは大豆畑に…」って。
巻き直>>続きを読む
前半の方が優しくなくて観てるのきつかったけど、観なきゃだめだって気持ちで観た。
大好き!昔うっすら観たのをやっとしっかり観れた。
ミュージカル大好きだし、こういう完全にハッピーなストーリーも自然と笑顔になってしまってたまにはいい。