カちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

カちゃん

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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.6

大きく深呼吸をさせてくれるまるで精神安定剤のような作品。
特別ドラマティックな展開はないからこそ自然で、もしかしたらたまに見かけるあの辺に山添くん達がいるのかな?なんてそんな気持ちになるほど身近に感じ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

本当に文字通り笑いあり涙ありの爽やかな物語でこんなにも劇場内がくすくすと楽しい笑い声で一体になる映画初めてだった。
中学生という不安定な時期の男の子が大人へと成長する様を1曲の中で描かれたあの瞬間が本
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

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恐らく病んでいる時に見たら理解が深まるのだろうが、生憎私は今心穏やかな状態で見てしまったがために何も得ることが出来なかった。
永瀬廉の幸薄そうな演技は作品の雰囲気と合っていて良かった。

法廷遊戯(2023年製作の映画)

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ひとつひとつの出来事に無駄な描写がなく簡潔だけどしっかりと結び付いていておもしろかった。
途中間延びする感じもあったけどラストにかけて加速していく感じが程良かったし、話が進めば進むほどメイン3人の演技
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キリエのうた(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

期待していた分なんだかなーって感じ、というか正直つまらなかった。
ここまで登場人物の誰にも共感できなくて何の感想も持てなかった作品初めてで逆に驚き。結局何が言いたいのか何も伝わらなかった。

ひとつ言
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

5.0

自分が生まれる前の作品を映画館で観れるなんて本当に夢のようだった。
結末を知っていても何度でも胸が締めつけられるし何度でもときめく本当に大好きな作品。
3Dだからこそ船内の装飾とか細かいところまでじっ
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

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だいぶ前に原作を読んでいてまだ映画を見ていないことを思い出したので視聴。
正直、原作の内容全て忘れてから見たかったけどそれでも2人が2人で1つの人生を完成させていく儚さに胸がぎゅっとなった。
小松菜奈
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

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教師と生徒は絶対ありえない派だけど感情に嘘つかないで真っ直ぐに生きる姿はまさに青春で輝いて見えた。
生田斗真のビジュならそりゃあ好きになる。

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

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予告の雰囲気に惹かれて観に行った。鑑賞後大好きな作品になっていた。声を殺して泣くのが辛いくらい涙が止まらなくて苦しいほど愛おしい作品。
主演2人の透明感とストーリーの儚さが胸をきゅっとさせて離さない。
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エバー・アフター(1998年製作の映画)

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魔法や動物のおともだちも出てこないシンデレラ。逆にグリム兄弟やレオナルド・ダ・ヴィンチといった実在した人物を出すことで魔法の話が現実にあったようなストーリーになっていてとても魅力的だった。衣装や装飾も>>続きを読む

君が落とした青空(2022年製作の映画)

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松田元太くんや福本莉子ちゃん、他のキャストさんみんなフレッシュでキラキラとした笑顔がとても素敵だった。タイムリープという非現実的な話かと思えば登場人物たちが過ごす1日はとても現実味があって、様々な想い>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

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キラキラした王道ファンタジーで育ったのでこの作品のダークさには目を背けたくなるところもあった。ただ時代背景を考えればこの少女が夢見る世界も必然的に闇を持ったものになってしまうのかなとも感じた。空想の世>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

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一昔前の恋愛漫画実写化ブームみたいに王道青春ラブストーリーかと思いきや主人公たちの成長や家族の話描かれていて恋愛だけじゃないのが良かった。面倒臭い恋のライバルも出てこないので無駄にイライラせずに見れた>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

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19世紀のイギリスは男は外、女は内がまだ深く染み付いている時代。女性が自由に動くことの出来なかったこの時代に18歳の女性が内なる情熱を解放し奔走する姿には非常に胸を打たれた。愛を知ると同時に苦悩や葛藤>>続きを読む

ヴィクター・フランケンシュタイン(2015年製作の映画)

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ハリポタのダニエル・ラドクリフしか知らなかったので彼の演技力に驚いた。せむし男からのイゴールへの変化は本当に生まれ変わったように演じ方も違って器用だった。マカヴォイの狂気な演技もダークな物語にピッタリ>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

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ティム・バートンらしいダークでありながら美しい世界観に魅了された。異能を持つ子どもたち皆それぞれに個性があり個々で見せ場があるのが良かった。まるで子どもたちが悪戯をしているような不思議な感覚を持ちつつ>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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最後にハッとした。セリフが少なく表情も読み取れない分、絶妙なカメラワークや生活音から心情を想像しながら見るのが面白かった。時が過ぎて失うものもあれば、そこに確かに残るものもある。目には見えないが誰かの>>続きを読む

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

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MVのような始まり方に一気に惹き込まれた。映像もとても綺麗で中でも光の映し方が印象的だった。主人公の心を煌めかせ、寄り添うような光の見せ方がよかった。上書きされていくカセットテープが鍵であり、ボタンを>>続きを読む

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

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見終わったあとにはこれはたった1日だけの出来事だったのかと驚くほどの満足感。たった1日だけだがその1日が誰かにとっての物語がこんなにも濃密にあるんだと感じた。人を騙す嘘だが嘘によって救われる世界もあり>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

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10代の閉鎖的な空間で儚くも無我夢中で生きている姿がとても美しく嫉妬してしまいそうだった。手にしたいものだけのために感情を掻き乱されている愛の姿に共感と共にもう二度とこの瞬間は帰ってこないのだと気付か>>続きを読む