050さんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ブレードランナー(1982年製作の映画)

5.0

正直にぶっちゃけると脚本は全く面白くない。それでもこの映画の世界に何度も没頭したくなるのはやはり魅力的な世界観とレプリカント。そして語り口。面白いだけが映画の持つべきものではない。それを思い知った映画>>続きを読む

ロボコップ(1987年製作の映画)

5.0

B級のファミリー向けに見える?いやそう見えるだけ。ヴァーホーベンらしい暴力描写満載でありながら映画的カタルシスもそれ以上に満載の超名作。ちょっと語られずに終わった要素が多いのも残念...であれどもそん>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.5

スカーフェイスの次はスカーフェイスを倒す側の漢達が主役。

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

今までの北野映画では観られない違った単純さが面白いけど、最後の有名な台詞がたけしのバイク事故時を思い起こすので個人的には直視し難い。けど良い映画。

初恋(2020年製作の映画)

5.0

三池崇史監督の本領発揮映画。「孤狼の血」が昭和東映作品へのラブレター映画とするなら今作はVシネマ全盛期へのラブレター映画。それをVシネマの常連監督だった三池崇史が撮るのだから面白くないわけない。その通>>続きを読む

ヤッターマン(2008年製作の映画)

3.6

プロフ画像にしてる三池崇史監督作。思い出補正でこの点数としてるけど、映画自体はケレン味たっぷりでノリ自体がvシネマの様で楽しい。それにいつも以上にノリノリに撮っているのが伺えられるのでどこまでも自由な>>続きを読む

砂の惑星(1984年製作の映画)

3.8

今度ヴィルヌーヴ監督が再映画化する「砂の惑星」
端的に言えばこれはキモいスターウォーズ。それもそのはず鬼才デヴィッド・リンチ監督なので作家性の露悪趣味満載。原作自体がスターウォーズやナウシカにも影響を
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ヒート(1995年製作の映画)

5.0

強盗のプロと刑事のプロのガチンコ対決。でも人間性においてはどちらも不器用で不完全というところが本当に魅力的でならない。彼らを演じるデニーロとパチーノがその雰囲気をより一層際立てる。それに何と言ってもあ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

劇薬の様なアメコミ映画が滅多にない時代の中でこれが作られたのはデカい。DCのクリエイティブさは癖になる。ただ今見返すとアメコミ映画らしいマイルドな描写がまだ残っていて少々ガッカリはする...。あれなら>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

自分達の知らない側の家庭を描く是枝裕和作品。説明も少なく、静かな作風で本当の家族は?を抉り出す。血の繋がりより育ての親とも言われる事もありますが、今作を観ていると本当にその言葉が正しいんだとも感じます>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

5.0

俺にとってのエンドゲーム。
序盤から旧作を想起、もしくは旧作から考えて観れば涙無しに観られない展開の連続。幸せを掴んでも戦う男に付き纏うのは戦いのみ。そんなランボーの最後の戦い、悲しくも力強い生き様、
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.6

ネタ切れ感...アフガンが舞台で、ということでロッキー4よろしく反ソ連な内容で冷戦時にも国威掲揚映画として利用された闇深いランボー。国策映画反対。

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

4.4

ベトナム戦争のトラウマが掘り起こされるであろう戦場へ連れ戻されてもしょんぼりに見えてノリノリに大暴れするランボー。元がキャメロンによる脚本だった為かエンタメに全振りアクションとなっておりました。そこが>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

5.0

アメリカンニューシネマの末裔的な映画。パワー系トラヴィスなランボーの帰還兵故の苦悩がアクションや戦法にも通じてくるのでどれだけベトナム戦争で止まった人間かが分かる。その上で有名なラストの叫びはより悲痛>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

面白いってこういう事なのか。と思い知らされる黒澤映画。深過ぎてどこからどう話せば良いか分からないのでこの辺で。

卒業白書(1983年製作の映画)

2.9

そんなビジネスが学生がいてたまるか
カクテルのが好き

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

堀越二郎=宮崎駿な映画。その声を庵野秀明が当ててるので余計にその感じと彼の集大成にも思える作り。

プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.4

ジャッキーチェンにサモハンキンポーにユンピョウ!!香港アクションの決定版とも言えるキャストに笑ってハラハラな2時間で飽きない。ただジャッキーは体張り過ぎてて落下シーンとか見てるだけでもこっちが痛くなる>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

5.0

実録イタリア移民マフィア電撃作戦。
ガキの頃から俺はずっとマフィアに憧れていた...の名言でお馴染みの実在するマフィアの実録映画。とにかく人が死ぬので最後まで緊張が解けないのと、スコセッシなので話運び
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独立愚連隊(1959年製作の映画)

5.0

なんて面白い映画や...黒澤明といいみんな西部劇が好きだったのが伺える内容なのもよし。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.8

初小津安二郎はこれだった。無駄なき構図、無駄なき脚本、無駄なき演技と本当に全てに磨きのかかった映画と思う。今の時代的に見れば色々言われそうであれどこれが親なりの子供への想いなのか...としみじみ考えて>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

4.5

エイリアンのデザインが美しい。姿を表さない「ジョーズ」方式の影響でこのデザインは一気に神秘性を帯びたように思える。

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

3.8

子供向けと大人向けの共存。ジェシカだけで一気に大人向け映画になるのが面白過ぎる不思議な映画。でも夢いっぱいのエンタメなので映画自体は楽しい楽しい。

ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)

4.3

バックトゥザフューチャーにターミネーターにゴジラを合わせるとこうなる夢の国映画。

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

4.2

ビオランテの異色さとかは大森一樹監督がリアリズム思考且つ映画的嘘をつくのが上手いから成り立ったのだと思う。ここからゴジラは一気に変わって行ったし、後のゴジラのベースとなってるのは意外にもこの映画なので>>続きを読む

ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)

3.7

真面目に下ネタを言うんでない。けどあれが医学部の日常なのかもなと思うとシュールというか自分にとっては別次元に感じる。

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

5.0

ファミリー向けと思わせてのハチャメチャな深作欣二ワールド全開。こういうバカやりつつ真面目な映画が好きなのでかなりハマった次第。映画愛だけで無く人間愛にも溢れた内容がこの監督作の中でも結構新鮮に見えた。>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

5.0

なんじゃこの美人と思いきやキャメロン・ディアスだった。CGを使ったカートゥーンの再現、立体化が最高に面白いし何よりもジム・キャリーがとことん役にハマってる。この人なしにはマスクも成り立たなかったろう。

キング・コング(1933年製作の映画)

5.0

最古にして頂点の怪獣映画。差別多い時代に差別反対のメタファーとしてゴリラの怪獣を映したのは凄い。そういった意味でも先進的な映画。

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.1

まだマシ。てかめっちゃ良かった。1と2以上ではないにしても3以降のターミネーターとしてはやっと面白い続編になってはいた。後半でモヤるのでキャメロンが監督してくれれば...製作総指揮にとどまったのがかな>>続きを読む