050さんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.8

前作にはない事をやりつつ映画的にしっかりパワーアップしてる、続編の模範的映画。これぞハリウッド大作と言えるスケールのデカさは高予算だから実現出来たこと。尚且つ脚本もよく出来てるけど、自分は低予算感ある>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

5.0

機械と人類の戦争の決戦は未来ではなく現代が舞台。これを思い付いただけでもキャメロンのアイデア凄くないか...味方が生身の未来人なので当然不死身じゃないからこそターミネーターへの絶望感は際立つ。2以降で>>続きを読む

世界大戦争(1961年製作の映画)

3.6

モスラの時とは違うフランキー堺の湿った演技が良い。この翌年くらいにキューバ危機が起きたの笑えん。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

5.0

グノシェンヌをバックに歩いてくるたけしの雰囲気が大御所芸人のそれとは全くの別物。他の日本映画とは一線を画すシュールな絵面やワンシーンが印象に残り易いし何よりも面白い。初監督作には思えないセンスの良さ。>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.4

初めて観た007はこれ。何作か旧作を観てからダニエル版ボンドを観るとこのシリーズでのボンドガールの救いの無さにびっくりする。ちょっとは救済してやって...。

ねらわれた学園(1981年製作の映画)

3.8

これは大林監督作と感じる合成や不思議な特撮満載。変な部活勧誘とか、考察しようにも出来ない意味深な話にいまいちハマれなかったけど、全体は大好き。邦画は70年代のが好きやったけどこの時代の映画も悪くない。>>続きを読む

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.8

カイカン...が可愛い。ヤクザが出るわ暴力描写ちょい多いわでこれでもアイドル路線映画だったのが驚く。でも薬師丸ひろ子の可愛さと撮り方のおかげでよく分からなさ過ぎる超展開脚本の魅力を一気に引き上げたと思>>続きを読む

HANA-BI(1997年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

岸本加世子に全く演技させないのが驚いた。それが終盤のある場面に関わってくるのが上手いし感動する。撮り方と言い久石譲の音楽と言い、何よりも北野武の一つの集大成としてこの上ない名作。ヴェネツィアで金獅子賞>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

5.0

史上最高のホラー映画は絶対これ。結局一番怖いのは擬態するエイリアンでもなく疑い合う人間。精神的な恐ろしさを孕んだホラー映画は並大抵の工夫がないと作れないのでこれはマジで名作。カーペンターの鬼才さとモリ>>続きを読む

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年製作の映画)

3.7

母親がめっちゃ好きだったそうで観た。ガメラがんばれー!がんばれガメラー!と観てる最中は子供帰り。ギャオーと鳴くからギャオスは流石にネーミングセンス良過ぎる。

暗黒街の顔役(1932年製作の映画)

4.7

ハワード・ホークスによるギャング映画の元祖の一つ。実はこれが「スカーフェイス」の原作映画という。大筋は思った以上に同じで、違いと言えば禁酒法時代での酒の密売がトニーのシノギであること。犯罪啓発映画とし>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.2

「ストーカー」より好きなタルコフスキー作品。とは言ってもその二本しか観てない。

ストーカー(1979年製作の映画)

3.9

どう評価すべきかは見直してから判断として、結構高次元な映画やなとは常々思う。

コブラ(1986年製作の映画)

4.0

あらゆる要素が痛いにも程があって好き。あからさまにターミネーターなビジュアルのスタローンもまた良いけど、この人にこれは似合わんのでは...。でも一回はターミネーターを演じて欲しかった。

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.3

キャラクターで言えばこっち、脚本の全体で言えば「ブレックファストクラブ」。めちゃピチピチなマシュー・ブロデリックがノリノリに話しかけながら映画が進むので面白い面白い。こいつが全部持って行くのでめっぽう>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.3

追試に引っかかった時の自分らまんまでかなり感情移入しながら笑ったのが忘れられない。日本でもあー、いるいるの連続。それをジョンヒューズ節たっぷりに描くので面白くないはずがない。「トランスフォーマー ザム>>続きを読む

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.4

ランボー史上エゲつなさ過ぎる戦闘シーン満載の90分。ランボーの二作目三作目をリアルにしたらこう、でもあの作品でのヒーロー感は捨てますよとスタローンがその怒りを丸ごとビルマ政権にぶつけてるのが面白い。カ>>続きを読む

血と砂(1965年製作の映画)

5.0

超コミカル。されど悲しき岡本喜八映画。戦争を経験したこの人だからこその惨さが全面に出てるのがあのラストシーンだと思います。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.5

いい映画やと思うけど、これ倫理的に観て大丈夫なのか...。マチルダの服装とか扱いがかなりギリギリの線行ってて別の意味でヒヤヒヤした。

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

5.0

シン・ゴジラやエヴァの元ネタと聞いて観たら思ってた以上にそうだった。岡本喜八の映画としてはこれまたコミカル無しの異色作ではあるが、そのおかげで緊張感ぶっ通しの二時間半が続いて全く飽きない。濃い脚本の上>>続きを読む

サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.3

怖すぎるオバンが印象に残る。死んだ主人公がナレーションで顛末を話すのは面白いね。

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.5

当時基準から観ても今観てもかなりクオリティ高い。びっくりする程。照明も凝ってるので思わず一時停止したくなる。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

5.0

日本映画を沢山観るきっかけが実はこれ
全作既に視聴済みで、他にも好きな作品こそあれど、やはりこの初作は何度観たことか。面白い!に尽きる古き良き昭和日本の元気で陽気な部分を全面に出した様な寅さんが本当に
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.7

多分一番有名なヤクザの映画、北野映画ってこれなのではないか。
ヤクザ映画のあるあるやそのフォーマットを今の時代でやるならこう、が詰まっていて今の時代の人向けのヤクザ映画ではあると思うけど、北野武の中で
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.0

オリジナルには到底勝てない。でもこっちも素晴らしい。日本人らしいコミカルさを交えたキャラクターが皆個性的で、そこは三谷幸喜の良さが詰まってたと思う。何よりもリメイクとしてあるべきものが詰まってた。その>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

前期の講義でやっと観れてもう驚いた。こんなにも面白い面白い映画だったとは。キャラクターに個性欲しかったけど、それ抜きに評価してもこの映画はどこまでも面白い傑作です。

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.9

初めて観たマカロニウェスタン。イーストウッド良しモリコーネ良しレオーネらしい作風良し、黒澤明に無許可でリメイクダメ。許可取ってリメイクした「荒野の七人」を見習ってください...。