Akiさんの映画レビュー・感想・評価

Aki

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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

アメリカン・ユートピアを見た後、U-NEXTで一回見てはいたものの、「これは絶対IMAXで体験しなアカンやつや!」ということで、日曜の夜のイオンシネマに突撃。観客は私含め5人という何とも贅沢かつ芳醇な>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

2.8

日々の単調な繰り返しの中に、樹々の緑と光、ちょっとした交歓、文庫本とグッド・ミュージックがあり、「足るを知る」という点では、確かに満たされた暮らしではあるよなあとは思うものの、これを「Perfect >>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

お疲れ気味のコンディションで見たためか、序盤から所々寝てしまい、「アイリッシュ・マン」のように映画にライドできず終わってしまうのか。。。と危惧しましたが、中盤以降とてもスリリングで楽しめました。

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シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~(2023年製作の映画)

4.8

梅田の上映終了前にすべりこみ!取り急ぎ雑感を箇条書きにて。

・一番大好きな「ハッピーハウス」から始まり、テンション大いにあがった。
・「優しいことは、こんなにもかっこいい。」いいコピー。監督が書いた
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ハスラー2(1986年製作の映画)

4.1

高校生の頃、ほぼリアルタイムにビデオで見て以来の鑑賞。
当時はトム・クルーズとビリヤードブームの象徴(プール・バーとか言ってましたね)だったけど、年齢を経て見るのは格別な映画体験でした。

原題はTh
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.0

心に浮かんだ断片

・ジギー期のライブ映像をちゃんと見るのは初めて。音がすばらしい。ミック・ロンソンを含めたバンドの雰囲気も艶めかしく挑発的。親世代が禁止したくなるのもわかる。

・印象的だったのは「
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.9

原題:Elemental

ピクサーを劇場で見るのは久しぶりの体験。(リメンバー・ミー以来です。)
それだけでちょっと、嬉しい。

癒されるカールじいさんの短編(本編見なおそう)に続いて、圧倒的なビジ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

相変わらずweirdなイメージが大炸裂。
論理や倫理は欠如気味だが、これもいつものことか。
前半から中盤、どこにつれていかれるのかスリリングでしたが、後半はちょっと退屈。
デジタルの使い方はいまいち、
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

まだ咀嚼しきれてないけど、「間違いなく自分、(かなりの頻度で)怪物になってるかもよ」ということは、心の片隅においておきたい。

電車の窓のとあるシーンは、絵的にも、意味的にも強烈に心に残る。

願わく
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

初見は序盤で爆睡してしまい、映画に全くライドできず。

「よくわからないが、母娘理解しあえてよかったのかな」「多様性やっぱ大事」という浅い感想と共に帰宅。
迷ったけど、2回目を見に行って本当によかった
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.1

「ベター・コール・ソウル」の口八丁弁護士ソウル・グッドマンことボブ・オデンカーク(オデンさん)が主役の「ナメてた相手が実は殺人マシーンでした」映画。

最初、「ソウルがウォルターみたいな役やってるやん
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.8

スタイリッシュな映像に、人間の滑稽さと愚かさ。

同じパルムドールのポン・ジュノ監督「パラサイト」を想起させる多彩なレイヤーを伴った作品。

おもしろいけど「金持ちざまあ」と溜飲を下げるような単純な話
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.8

やさしい映画。

「わたしがつらいのは、わたしのせい」
思いやるのは大事だけど、考え過ぎちゃだめですよね。
エンドロールのイラストも良かった。

タイトルは「プチ・ママン」でも良かったかも。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭とラストのダイブ そこはかと漂う死と孤独の匂い。
のんさんが素晴らしい。
昭和後期から平成初期の邦画感。
髪結の亭主がなぜか印象に残った。

すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.0

全然共感できなかったけど、ソフィー・マルソーは美しいですね。
トレーニングがんばろう!と思いました。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.1

公開3日目、できるだけ予備知識を入れずに見てきました。
主役のお姉さんとその姉妹、どこかで見た感じと思えば、HAIMの人たちか。メインビジュアルのイラストでは気づかなかった。そう言えば、PTAは「Su
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シェイン 世界が愛する厄介者のうた(2020年製作の映画)

3.8

 冒頭の「ニューヨークの夢」のライブシーンからあがる。ポーグスの音楽と共に、アイルランドの歴史、バンドの成り立ち、歌詞の意味など、音源だけではわからなかったことを知れて、興味深い体験でした。
 しかし
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

とりあえず楽しかった!あのバーに行きたい!
あとアヴァンの「マッハ10」だけでもやばすぎでしたね!

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.0

アネット鑑賞に備えて、遅ればせながらの初カラックス。
昔からこの映画の存在は認識していたが、ジュテームとささやくような恋愛映画だと思ってたら全然違った。
終始不穏なムードと映像に圧倒されました。
花火
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

シン・エヴァじゃないけど、ダニエル・クレイグ ボンドの卒業式に臨む気分で鑑賞。スカイフォールに比べるとスペクターがやや微妙だったこともあり、一抹の不安もありましたが、まさに予想を超えるグランドフィナー>>続きを読む

オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

3.7

9/30(木)シネ・リーブル梅田で鑑賞。

所謂ブリットポップ直撃世代です。オアシスが天下をとる過程はリアルタイムで追っていましたが、作品内でノエルも語っていたように、当時はインターネット本格普及前。
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

塚口サンサン劇場で鑑賞。美しい色彩と音像、劇場で観れて良かった。

キャリー・マリガンさん、「ドライブ」や「私を離さないで」など過去作とは全く異なるイメージを体現されていて凄かったです。

クライマッ
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

5.0

不動のオールタイムベスト1位です。
リラックスして楽しげなデ・ニーロが最高!
レザーのハーフコートもカッコよし。(売ってたら買いたい)
ダニー・エルフマンのスコアも最高!

いいとこいっぱいありすぎな
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

英題と邦題はアナザーラウンド(もう一軒orもう一杯?)。何も予備知識無しにメインビジュアルを見ると、ハングオーバー!みたいな映画?とすら思ってしまいかねないが、当然そんな映画ではありません。

原題は
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.9

ギャングムービーのような転落のドラマとしておもしろかったです。
当時のNYの雰囲気も疑似体験できます。
すっきりしないけど、そもそもリアルの犯罪ってすっきりするものでは無いですよね。
男女共に欲望やお
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

一言で言うとスリリング!
3時間あっという間というのとはちょっと違い、目的地を告げられず、ロングドライブに同乗しているような、芳醇な映画体験でした。
生きてると、言えなかったことやあの時こうしておけば
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

1作目とは違うところも含めて、プログラムピクチャーとして楽しめた。!
何かと息苦しく窮屈な世の中で、白石監督はブランドだ!
鈴木亮平は凄かった。役者冥利で楽しかっただろうなあ。役者ってすごい。
原作は
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.2

中村佳穂と歌の力、映像も美しくやはり劇場で見ておいて良かった。
クライマックスの展開を中心に脚本は難ありと思いました。

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.8

サブスクに来たので2回目鑑賞。
やはり誰得と思ってしまう桑田佳祐のオープニング。
現代の映像の質感や構図両面での弱さ。
志らくや竹山など意味を感じないシーンの多さなど、言いたいことは山ほどあるけど、や
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

2021.7.8
デヴィッド・バーンのミュージカルという以外は、あまり予備知識を入れず、すべりこみで鑑賞。
フェスが中止になり、カタチだけの緊急事態宣言が発出されようとする今、映画館で観れて良かった。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

すべてのカットが美しくすばらしい!映画の中に入りたい。タランティーノ次作で引退なんてしないでね!

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

2.6

主人公に人間的成長や工夫、ブレイクスルーが感じられなかった。ドラゴ親子の扱いも雑で愛が感じられなかった。(スタローンが脚本やってたらちがったのかも。。。)ストーリーやボクシングシーンも単調で退屈。
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

2.5

コンディションがイマイチの時に見たせいもあるが、野蛮かつ劣悪な状況と暴力のラッシュに酔い、本当に気分が悪くなった。これは褒めでもありますが、本当にきつかったのでこの点数です。

斬、(2018年製作の映画)

3.7

蒼井優がすごかった。
正しさやヒロイズム、勇ましさには要注意と胸に刻む。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.4

続編うれしい!スーツかっこいい!楽しい!

だけど、長い、脚本や悪役イマイチ、アクションがスマートじゃないなど、かなり難ありの印象だった。

個人的にはハリーは復活させないほうが良かったと思います。

ビジランテ(2017年製作の映画)

3.5

2日前に見たスター・ウォーズとちがって、非常にテンポ良く2時間楽しめた。だけど、批判コメントにある通り、韓国映画バイオレンスワナビー感を感じたのも事実。あのように具体的な暴力として噴出しないところに日>>続きを読む

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