相変わらずweirdなイメージが大炸裂。
論理や倫理は欠如気味だが、これもいつものことか。
前半から中盤、どこにつれていかれるのかスリリングでしたが、後半はちょっと退屈。
デジタルの使い方はいまいち、絵とマッチしていないと感じました。
ともあれ、予備知識入れず初日に大スクリーンで見れたのは良かったです。(冒頭の青地ロゴ!)
タイトルの件、いっそあの本は出さないほうが良かったのでは。涙は蛇足と感じました。
銀座のデパートの屋上から眺める夜景などが、どのようなアニメーションで表現されるのか勝手に期待していたのですが。
おそらく最終作ということで、監督が好き勝手やるのは良いし、それができるのは流石のブランドですが、「誰かもうちょっと突っ込める奴おらんかったんか」という思いもエンドロールで頭をよぎりました。
追記
・前半の横溝正史原作的な昭和猟奇サスペンス風味は予備知識無かったこともあり楽しめました。
・今回ジブリ飯がおいしそうじゃないのも意図的でしょうね。ジャムは血のメタファー(頭の自傷、魚の内臓)と感じました。