mizさんの映画レビュー・感想・評価

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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

3.8

最後まで観終わって、何て皮肉なタイトルが付いているんだと思った。
ただただ切なかった。

EXIT(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった。終始迫力満点で息つく暇ない位次から次へと展開していき、あっという間に終わった。 
登場人物のキャラも皆見たまんまで分かりやすかった。

ホームステイ ボクと僕の100日間(2018年製作の映画)

4.2

すごく引き込まれる映画だった。
ホームステイという題名をそのまま真に受けて観に行ったため、のっけから想像と全然違う雰囲気で始まり、何だ…何だこれはどういう事だ…と狐につままれた。
前半は結構青春の楽し
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イエスタデイ(1979年製作の映画)

3.5

何だか思ってたより良い終わり方だった。この話作った人は、本当にビートルズの事が大好きなのだろう。
マネージャー役の人の、最後の方の場面の金に取り憑かれた女の形相みたいなのがめちゃくちゃ上手くて感心した
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レディ・マエストロ(2018年製作の映画)

3.6

どの職種でも、やはり初の女性になる人はすごく強いなと思った。しかもウィリーは元々の境遇もかなり悪く、ここまで色々苦労しないといけないなんて…と思ってしまうが、彼女にはそれを跳ね除けられるだけの強さがあ>>続きを読む

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.8

タイトルだけ見て勝手に少しメルヘンな話かと思っていたが、全然違った。つらい秘密にまつわる話だった。
それにしても、ジュリエットもエリザベスもびっくりするくらい自立してて行動的である。この頃のイギリスで
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.2

これが実話だなんて…壮絶すぎて言葉がない。ただただやるせない。
あんな大変な事態が起きても、冷静に状況判断して宿泊客を誘導したり、お客様第一で懸命に何とかしようとするホテルのスタッフ達は本当にすごいと
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.5

通信速度を1秒でも早めて巨額の利益を手に入れるために、カンザスからニューヨークに高速ケーブルを引こうとする話。
でも決して話はそう単純ではなく…

話としてはすごく面白かったけど、時々個人的にん?と思
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

彼の生い立ちや環境がそうさせてしまった事も否めないが、それにしても観ていて本当におぞましかった。ナイトクローラー以来のおぞましさだった。
でも映像美や音楽の使い方など、かなりセンスを感じた。音楽により
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.5

2年程前に原作読了済。ざっくりしたあらすじや登場人物は覚えているが、演奏等の細かい描写は忘れている状態で鑑賞。
結果、この状態が鑑賞に最適だったと確信している。
原作は本当にすごかった。読むだけでピア
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自動修復システムって本来はありがたい機能のはずだけど、めちゃくちゃ恐ろしい存在になってたな…
SFものに慣れていないせいか、展開についていけなかった。
最後のシーンも、意味がよく分からず…
パラレルワ
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

原作はとにかく痛快で面白かったという記憶しかなかったのだけど、久々に映画として観ると、確かに痛快だけど心に響くヒューマンドラマ的な感じもあり、また違う面白さがあった。
また原作を読み直してみようと思う
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カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

4.0

出てくる人たちも曲も全部かっこ良くて、観て良かった!と思える映画だった。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

ただただ面白かったし、楽しくて良い話だった。
現実ではこんな事は起こり得ないと思うけど、映画だからこそこんな事があって良いと思う。

台風家族(2019年製作の映画)

4.0

最初の方だけ観るとゲスい映画かと思いきや、重い社会問題が次から次へと出てきて、その連鎖がすごかった。とにかく濃かった。でも笑える。
鈴木家は、ユズキちゃん以外全員イカレてるなと思った。
あと今気づいた
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

途中までは、てっきりこれは人々が昔のハリウッドでそれぞれ自分の人生を歩んでいくしみじみしたお話かと思っていたのに、最後の最後で、良い意味で見事に裏切られた!
何かめちゃめちゃスカッとしたわ、最高に面白
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.8

一つの藩が丸ごと、しかも元より小さな場所へ移動するという事で、ミニマリスト要素満載の映画だった。今も昔も持ち物減らすのは大変だよね…
出演者が皆見事にハマり役な感じで、とても楽しめる映画だった。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.8

ただただやるせない。
中でもエリックが気の毒過ぎて仕方なかった。

アラジン(2019年製作の映画)

4.2

アラジンとジャスミンが2人で魔法の絨毯で飛んでいくシーンがとても美しかった。
あと、ウィルスミスの演技が素晴らしかった。あの悲しそうな顔とか。

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.2

何かいまいちすっと入って来なくて、そのまま終わってしまった感が強い。アヌーが最初なぜ病院に訪ねてきたのかとか、未だによく分からず…
セラピーのステップとかは参考になった。

RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

3.8

弁護士は外交的な人が多いのかと思っていたので、実はルースは内向的なタイプだと知って意外だった。
インタビューでも実際の法廷でも、感情を乱す事なく、落ち着いてゆっくり話す様子が印象的だった。
聡明で、芯
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8

男尊女卑があれだけ酷い状況で、自身も不当な差別に何度も耐えながら、性差別の撤廃に尽力する姿に心を打たれた。
決して誰でも出来る事じゃない。

「女は男に依存して生きてきた」というようなセリフが出てきた
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

白人から差別されている黒人の1人であるドクの方が、彼らよりもよっぽど教養もあり、精神的にも大人でかつ素晴らしい才能を持っているという皮肉。

「昔からのしきたりなので」って、今でも違うケースで同じよう
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

3.6

やはり若くして成功して注目を集めると、プレッシャーに押し潰されそうになるものなのだな…

たちあがる女(2018年製作の映画)

4.5

どんどんエスカレートするハットリの行動にハラハラし、目が離せなかった。最終的にどう落とし前がつけられるのか気になって仕方なかったが、個人的には全部うまくケリがつけられているように感じ、すっきりした気持>>続きを読む

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.7

そもそも戦争自体あってはならないのに、その戦争を情報操作によって勃発させるなんて、論外だと思う。
そんな中、他者が皆政府に迎合するような報道をする一方で、ただ一社真実を追求し続けたナイトリッダーは本当
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.8

毎日同じ生活の繰り返しだけど、皆それぞれ人には言えない事情や秘密があって、小さな幸せや孤独を感じながら生きてるのだなと。とても良い映画だった。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

何だか屈折してるけど、切なくもあり…
登場人物の中で一番幸せになってほしいのは仲原かなとおもう。

イメージの本(2018年製作の映画)

2.8

映像は綺麗だと思うものも多々あるのだけど、少し生々しい所もあったりして、7割方映像に悪酔いしながら観ていた。
音声も途切れ途切れで、そういう作品なのだろうけど、字幕と映像だけで全てを理解するのは私には
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.4

妻が精神的にかなり大人になのに対し、旦那が子供過ぎる感じで、それなのに男尊女卑が故に妻がずっと影に隠れる事になっていたのは、やはり観ていてやるせなかった。
映画としてはすごく引き込まれるものがあったけ
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.2

サリンジャーは元々好きで色々読んではいたが、作品以外の事は謎だなとは思っていた。
勝手に、彗星の如く現れて絶頂期に急に姿を消した人だと思っていたが、全然そんな事なかった。なんの苦労もなくあれだけの傑作
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.7

さすがロードムービーと言わんばかりに色々あって、どうなる事かと思ったけど、最後じわじわ来た。良かった。

「聞いた話じゃない」って、刺さる。

バスキア、10代最後のとき(2017年製作の映画)

3.4

バスキアの事は前澤社長が絵を買った事しか知らなかったので、時代背景も含め色々勉強になった。

ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.8

ヴィクトリア女王とアブドゥルの交流がとてもほのぼのしていて、周りがあんな人間ばかりで孤独だった女王にとってアブドゥルは本当に癒しの存在だったことがうかがえる映画だった。
最後あんな感じになるのは、時代
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

専門知識もなく、周りの理解も全く無い状態から苦労に苦労を重ねて、あそこまでの偉業を成し遂げたのは本当にすごいと思う。
と同時に、正しい知識や教養を持っていないというのは、かなり恐ろしい事だと思った。ま
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.8

とても楽しい映画だった。
予備知識なしで観たら、私の苦手なミュージカル映画だったのであちゃーと思ったけど、ミュージカル部分はそこまで多くなく、かつしつこくもなく、個人的にはとても良いバランス感だった。
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