Wesmさんの映画レビュー・感想・評価

Wesm

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五億円のじんせい(2019年製作の映画)

3.8

幼い頃、募金による真相移植を受けた「未来」は、高校生になってもつきまとうその事実にうんざりしながらもないがしろにできない日々を送っていた。
そんなある日、snsに自殺をほのめかしたところ、あるメッセー
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.1

両親と暮らすニトラムは、花火遊びがやめられず、定職にもついていない生活を送っていた。
芝刈りのバイトをするために訪れたある家で、ニトラムはある婦人と出会い徐々に仲を深めていく。

静かで退屈と感じるシ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

冷戦時代のアメリカ。
言葉の話せないイライザは、ある軍事研究施設で清掃員として働いていた。
ある日、施設に研究対象として異形の生物が運び込まれる。
イライザはその異形の生物に興味を持ちはじめ…。

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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.1

事前情報なしで鑑賞。

はじめは構成が上手くない映画だなーなんて不粋なことを思っていたが、最後まで観ると納得の完成度だった。

全体的に役者さんの演技に脱帽。
とくにコールの子は素晴らしかった。
大人
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

ホラーというよりサスペンス
さくさく観られて、展開は面白かった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

綾野剛の紅の高音がちゃんと気持ち悪くて良かった。

マンガとはまた別の雰囲気になっていて、紅の曲合わせのシナリオにしたのだと感じる。
あのマンガの秀逸な面白さを実写で表現するのは難しいところもあったと
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.4

教師のロランスは、長年隠してきた自分のセクシャリティを公表して生きていくことを決める。
恋人のフレッドは、整理のつかない自分の気持ちに苦しみながらも、献身的にロランスを理解しようと努めることにする。
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.3

ある大学で、大学教授が何年もかかって証明した数学の問題を意図も簡単に解き、その答えをこっそり黒板に書いたのは、学生ではない清掃員のウィルという青年だった。
ウィルは、天才的な頭脳をもっていたが、恵まれ
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.0

施設で暮らす老人ゼヴは認知症を患い、妻の死を忘れるほどその症状は進行していた。
ある日、同じ施設に住むマックスから手紙を受け取ったゼヴは、ある目的のために一人旅に出る。

起承転が綺麗な構成だった。
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.3

思っていたよりも終始静かな映画だった。
生まれた環境次第で、選べる選択肢の数は違うけれど、いくつもの偶然や自分の意思で、未来は変わるんだろうと思った。

最後まで見終えたけれど、これからシャロンはどう
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RRR(2022年製作の映画)

3.9

アマプラにて視聴。

3時間の長丁場で、見るのを躊躇っていたが、面白いとの噂を聞いて視聴。
結果、ダイナミックな内容で、話題になっていたのも納得の面白さだった。
初め30分くらいは、状況がわからず若干
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

親友の訃報を突然知り、親友の遺骨と旅に出る女性の話
マンガ読了済み。

永野芽郁ちゃんの演技がよかったと思う。
自分ごととして考えるとやりきれない気持ちがふつふつ沸いてくる。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.9

主人公の男の子の悲痛な訴えが、辛くて見ていられなかった。
これは本当に起きてることなんだと、考えると本当にやるせない。

ゼインはひどい目に遭ってきたのに、それでも弱いものたちに尽くす姿が優しかった。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.6

妻とは離婚し、仕事はうまく行かない。無駄な付き合いは片っ端から断るような、「ノー」マンだった主人公が、「イエス」推奨セミナーに参加したことで、人生がまわりだす。

人生の教訓系の映画かと思っていたが、
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.6

ウォール街で成功した人生を送っているジャックは、ある日目覚めると自分の選ばなかったもう一つの人生を送っていた。
 
誰にでも想像しやすく、分かりやすいストーリーだったと思う。
突然生活が変わったりする
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

息を飲むとはこのことだった。

音楽学校でジャズドラマーを目指すアンドリューは、ある日鬼教師に師事することになる。 
プロになるチャンスを掴むべく、恋や遊びもそこそこに、ドラムに邁進する日々を過ごすが
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.1

脳性麻痺で車椅子生活を送るユマが、自分の殻を破り新たな世界に踏み出していく物語。
見る前に思っていたよりも物語が広がっていき、行き着くところはどこなのか期待して見ることができた。
重い内容だろうなと覚
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7番房の奇跡(2019年製作の映画)

3.6

リメイクと気がつかず視聴。
知的に障がいのある父親が無実の罪に問われ、監獄に収容されるも、同室の囚人たちの助けで娘との再開を目指す。

役者がどの人も良かったように思う。
娘役の子が可愛くて、聡明そう
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

タイムトラベルの力を持つ親子と、その人生の話。
恋人を作ろうとするところは、テンポが良かった。
主人公のタイムトラベルに対する考え方が終始一貫しているし、ずっと好印象だった。
少し熱くてでも爽やかな、
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.5

老人として生まれ、若返り続ける男の人生の話
少しくらい変わっていても、人と人との出会いや愛、情で人生が動いていくことは、変わらないのだと思った。
若返るという設定はキャッチーだけれど、物語の根幹には、
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.7

暴力的な家庭から逃げ出し、スケボーにのめり込んだ3人のドキュメンタリー。
暴力を受けた人、暴力をしてしまった人、そしてその家族を長い時間をかけて追いかけた記録。
すごくやりきれなくて、でも心の深いとこ
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観察者(2021年製作の映画)

3.5

最後まで、わりとハラハラ楽しめました。

深淵を見るとき、深淵もまた…

前科者(2022年製作の映画)

3.8

ストーリに意外性とかはないけれど、いい話だった。
実際、保護司はボランティアでどこまでサポートできるのだろう。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

話題だったので映画館で鑑賞。

ドライバーの子の雰囲気が良かった。
二人の関係性は、ずっと親子、親愛なのだと信じてる。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

結婚に乗り気でない娘エロイーズの肖像画を描く依頼をその母から受け、やってきた画家のマリアンヌ。
身分を隠して散歩相手として対象を観察し、肖像画を描いていくうちに、次第に二人は惹かれあっていく。

あま
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オアシス(2002年製作の映画)

3.7

発達障がいがあると思われる出所したての男性と、体に麻痺がある女性のラブストーリー
男性のお兄さんが自分を棚にあげていて、そこそこひどいと思う。
女優さんの演技が演技にみえず、凄かった。
映画じゃなくて
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

途中途中の描写で主人公の精神状態が良くないことは察せられたので、納得の展開ではあった。
子どもを妻に殺されて、それを自分で殺してしまうとは、余りに悲しい事件。

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.1

クラリス可愛いし、ルパンかっこいい。
登場人物皆素敵です。
カーチェイスや塔ジャンプも、躍動感あって好き。