みさんの映画レビュー・感想・評価

み

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(2007年製作の映画)

3.6

14分と短い映画だけど「外で寝てきた 夜空の下で」「もうもう戻らない」とか短いセリフで主人公のパーソナリティと成長を表してるのが凄い。
湖に潜るシーンやカーステレオの演出はドランが監督と主演をしたマテ
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

3.4

20代前半のmommyの頃までのギラギラしてたドラン好きだったなと思いつつも、ドランが40歳ぐらいになってどんな映画を作るのか楽しみ

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

自分の記憶が呼び起こされるシーンばかりで共感の連続だったけど、過去と今の自分を認めてくれるような心地よさがあった。

東京に居ても地元に居ても何処に居たって居心地が悪い時がある。だけど今日も自分の居
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.8

人間の心情とタイミングの悪さが交差して地獄が生まれていく様を体験。
全てが破綻して光の明減に包まれた後は謎の爽快感があった。天に召された感じ。まさに映像シャブ。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.0

60年前からパパ活ってあるんだと思ってから内容が何も入ってこない。
オードリーの美貌とキュートさの魔法で素敵な都会ラブストーリーにしてるけど、結局パパ活に脳が回帰しちゃう

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.5

とにかく華やかできらびやか。
ストーリーは多少雑だけどそれをねじ伏せる全員ハッピーエンドの素晴らしさ。
みんなプロムに抱える思いはそれぞれだけど、どの気持ちにも共感してそれぞれの見せ場で泣いたり笑った
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.8

映画の1番好きなところは異世界に魂をワープさせてくれること。この映画はまさしくそんな魅力を持っている。

架空の想像のお話なのに、実際にこの世界にある場所で撮られた映像だなんて信じられない程ロマンチッ
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.4

ドランが30歳を越えて、自分の人生を振り返る余裕ができて作った映画という感じ。
友人たちと作ったというエピソードも含めてとても私的な映画だった。最後の電話のシーンは良かったな。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.5

今の時代の映画だなと思った。
展開が早くて、過激な演出がてんこ盛りなのは配信ドラマ的。ストーリーに没入する隙がない。映画館では誰も早送りしたり、停止しないからそんなに焦って話を進めなくても良いんだよと
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火口のふたり(2019年製作の映画)

-

あわなかった
セックスにリアルな風土と震災を交えると物語として破綻する
私が秋田出身だったからこそ余計に観るに耐えなかった

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

00年代に13歳だった人間が羨む映像集。

10代で経験するあれこれ(自分の好きなものを見つけて世界が広がる瞬間や、憧れや嫉妬を覚えたり、兄弟や親との不器用な関係など、色んな人とくっついたり離れたりし
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.7

底抜けな自己肯定感にエネルギーを貰うだけでなく、誰一人悪者で終わらせない、全員救われて映画が終わるのが気持ち良い。

日本でこの映画と同じ題材の映画を作ったら説教臭くてお涙頂戴感もあったかも知れないけ
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映画 少年たち(2019年製作の映画)

2.5

ジャニーズ・トンチキ映画

これがジャニーズ!!!って力で総てをねじ伏せてくる感じ、我が道を行くオリジナリティがあって凄い。

海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.6

2020年キネマの旅。

監督の映画への愛や未来への希望などが玉手箱のように詰まっている。溢れるエネルギーをインパクトが統一しているのは、この大林監督ならでは。戦争を禍々しくも美しく鮮やかに描いている
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

金田バイクからシャイニングまで僕たち私たちキモヲタ必修コースでわくわくさせてくれてたのに、ラストシーンがお前ら現実見ろ!恋愛しようぜ!って感じで謎に爽やかに張り手を食らった

ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

3.3

信じるか信じないかはあなた次第…

確実なのは、被験者たちが自分の抱えるトラウマや問題を認め、自らを変えようと自分を信じて行動していること。
ホドロフスキーのやっていることは奇天烈だけれども、それぞれ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.4

AKIRA履修
みんなが好きな理由が分かりました
①いっぱいのりもの(が壊れる)
②いっぱいたてもの(が壊れる) 
③いっぱい、色んな人(が死ぬ)  

映画版は主人公の2人の行動と心理が明快で分かり
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ノー・ドロウニング(2016年製作の映画)

3.4

無機質で寂しい世界のはずが、徐々に優しく夢が広がっていく世界になっていった印象。エンドまで設定をうまく使って観客を引き付けたり、予想外の結末が落ちてきたりと短編だからこその構成だったからか見やすかった>>続きを読む

ソヴァージュ(2018年製作の映画)

2.7

フランスの治安の悪さを学んだ…

最後に主人公がするであろう選択は分かっていたのに、最後まで何を考えているか分からない目付きが、野生動物みたいで怖かった

永遠に愛して(2016年製作の映画)

3.3

心だけは簡単には手に入らないのね…

甘ったるい音楽と衣装が可愛かった
リリちゃん赤ちゃんみたいな笑顔の時もあれば鬼みたいな表情もあって感情の並みが凄かった、可愛いね~

沈黙/ある沈黙(2016年製作の映画)

3.2

祝福されるはずの事が、周囲には醜い扱いをされ、たった1人で新しい命を抱えながら生きていく女性の切なさと強さよ…
主人公が30分足らずで少女から女になり母になって顔つきが変わっていく様が、凄かった。

1992年(2016年製作の映画)

3.1

主人公が撮影したHi8ビデオの質感が時代の空気感含めそのまま彼の思い出を再生しているような感覚が良い。
17歳、好きな人が出来たり親との関係が変わったり多感な時期ってほろ苦くて瑞々しい。
パパが虐待親
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.2

小さい時に感じたNHKのサイレントアニメの不気味だけど惹き付けられる感覚を思い出す。

ティム・バートン、アメリのミックスみたいな感覚もある…
何より暴力的な色使いが可愛いね

ウルトラ・セックスを捜せ!(2015年製作の映画)

2.6

ウルトラおバカ映画だった…
吹き替えの偏差値が低すぎ問題(好き)
なぜこいつが映画祭がエントリーしているんだ…

おバカな企画と編集努力に泣いた

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

4.0

クセが強いのに観やすい。
16分にフランス映画のトラウマ体験(訳の分からない設定・頭のおかしい登場人物たち・悪趣味な美術・過度に素敵な衣装)がぎゅっと詰まっていて楽しかった。

寝る前のちょっとしたト
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.2

わたしはロランスを観た10代の時にはドランと同じ時代を生きられて嬉しいと思った。それから少しだけ人生を経験し、20代になってこの映画を観た今はドランの映画達と共に歩める人生で良かったと思った。
孤独も
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.3

ベン・ソロへの母性が止まらない。
みんなが主役感、21世紀の映画らしくて好き。

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