もれたろう南獄さんの映画レビュー・感想・評価

もれたろう南獄

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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

クローネンバーグファンだけれども、流石に難解でよく分からなかった。しかしながら、音楽と映像、小道具は相変わらずセンス抜群で最後まで見れた。
解説読もう。。。

MONTEREY POP モンタレー・ポップ(2017年製作の映画)

4.1

ザフーはバチバチ、ジャニスは命を削って歌ってて、ラビシャンカールは空間を飲み込む迫力。
youtubeでは感じ取れないリアルを映画館では感じられた。
その時代の空気感を感じられて◎パンフの解説も良かっ
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ウッドストックがやってくる!(2009年製作の映画)

4.2

当時の雰囲気が味わえる。ストーリーも面白かった。
ベトナム戦争⇨ヒューマンビーイング⇨モンタレーポップフェス⇨ウッドストック⇨サンフランシスコ同性愛人権運動
の流れのなかで観るとより楽しめる。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

事件の真相を事実から解き明かすことの難しい。そして、見ている者はそれを判断することはなおさら難しい。
たった一つの証言で、それは事実か否かに関わらず、見ている者の見方を180度変えてしまう。
しかもそ
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ハードロック・ハイジャック(1994年製作の映画)

4.0

ロックを貫くことこそ正義!vs話題性があることこそ正義!
それが奇跡的に交わって、とんでもな結末に。
しょうもない良い映画

スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.6

ビデオドローム以降は表象文化的な要素に富んでる作品が多いイメージだったけども、スキャナーズからはあまり感じられなかった。

世にも奇妙な物語を見た時のような、なんだこれ感。
これはこれで楽しめたけど、
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.0

死ぬ間際になって、ようやくホームに帰る決意ができたようだ。戦争の辛い思い出に向き合う難しさが表れていた。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

平山が撮っているのは、影なのか光なのか。
彼が撮っているのは木漏れ日だった。
影の側からその両方をみながらも、光の部分を大切にして生きてきたのだろう。

本編では明かされないが、父親からの仕打ちで平山
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ドイツから移住してきたコロニーの人々が、現地の人たちに対して、自分たちの行いを正当化するために作った、メタファーに溢れる作品でした。

+++
知恵を得る(りんごを食べる)ことで、コロニー(オオカミ)
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.3

よくあるタイプだけど、見てて面白かった。作り込みがいい

ポゼッサー(2020年製作の映画)

4.3

クローネンバーグの息子ってこんな感じなのね!めちゃくちゃ引き継いでる〜!って感じのまじで意味わからない映画でした。
音楽も映像もピカイチ。解釈進めていくのが楽しみ。

スイミング・プール(2003年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

統合失調症のおばさんの映画。
ジュリーは主人公がなりたい姿だと思えば、ストーリーの謎が解けます。
あなたは本当のプールに飛び込まない、という誘い文句は、なりたい姿にならないのかという、ジュリーからの誘
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ハイソな厨二病がそのまま大人になって作った映画って感じで、私は好きです。アニーホールは鼻について見てられなかったけど、こちらは楽しめた。

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

-

対照的に描かれているジャスミンとブレンダ。ふたりは何を象徴し合っているのだろうか。
大きく話を読むと対照的な2人が出会い、交わっていく(ブレンドされる)なのだろう。
出会った時は特に象徴的で、
裕福な
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.8

キモオタが世界を救い、美女を手に入れる典型的な下剋上妄想物語。
大味の展開、これぞアメリカ映画って感じでいい。
リメイク版はあからさまに男女が逆になってるみたいね。
改めて見るとストレンジャーシングス
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八月のクリスマス(1998年製作の映画)

4.0

少しずつそして確実に訪れる自身の死を前にして、
極端に避けることもなく無理に受け入れることもない。
穏やかな日常の中に幸せを見出し、
報われない過去の恋に胸を痛めたり、
ふと訪れる偶然の恋に心を温める
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.0

良い詩を立て続けに読んだときに感じるような、手触り感のある希望を感じる映画でした。
美しい言葉の波に飲み込まれて、なんとなくしか理解できなかったけど、十分心に残る作品でした。
スペイン語がわからないか
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マスク(1994年製作の映画)

5.0

ジムキャリーらしいジムキャリー
音楽はブライアンセッツァー
キャメロンディアスは21歳(?)
僕の好きな要素がギュッと詰め込まれてる

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