カヤノさんの映画レビュー・感想・評価

カヤノ

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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.0

大傑作

全てのシーンが美しい。
→何を見せて何を見せないかの取捨選択が神、無駄ゼロ
中国の文化的背景や歴史も学べる(実際私は大学の授業でこの作品を部分的に観た)。

レスリー・チャンの演技半端なさす
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教皇選挙(2024年製作の映画)

3.2

内容激渋映像美映画。
脚本アッパレ傑作。

冒頭からずーーっと続く重厚感。脚本「裏切りのサーカス」と同じ人だからそりゃそうか。
これ系の映画に岡本喜八の「日本でいちばん長い日」的なテンポ感を求めてしま
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ズッコケ男3人組のドタバタ劇
イゴールが最高
プライベートジェット機乗る前に「乗らない!弁護士雇う!」ってアノーラが言った後のイゴールの顔がたまらなく好き(その後言い負かされてシュンとしちゃうのも込み
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.0

作品に関わってる人たちがもれなく私が好きな人たちだったからってのも抜きにして、本当にいい作品だった。夫婦愛映画。結婚とはなんぞや、血の繋がっていない人と共に生きるとはなんぞや映画。そして、SF大好きっ>>続きを読む

I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.0

映画を通して自分語りするのコミュ障すぎて…人の黒歴史見せられてうぎゃ~!(でも微笑ましい)な作品。
学びが多くて良かったねローレンス。

ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!(2024年製作の映画)

3.5

傑作だ〜!
あのペンギンが帰ってきた!!

前作のペンギン好きが歓喜するシーンは勿論、今までのグルミット作品のリスペクトを感じる素晴らしい作品っす。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.3

新年一発目鑑賞作品。
これは…余韻凄まじい。

内戦を比喩した内容。
これブラックコメディなの?寓話では?

考えることをやめるな、
行動に起こせ、

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.0

映像にこそ真実は映るvs受け取りての感じ方次第
どんな日常のシーンでも、“ここからのカットが良さそう”を俯瞰して見てるの、職人の性やね。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.0

この内容ならシュールコメディに振ったほうが良かったのでは…?
the Smiths映画でした。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.0

誰も傷つかない優しい映画。

クリエイター賛美映画でもありました。
サイン会のシーン泣いた。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.1

師匠との稽古シーン腹抱えて笑った

幕末の土佐長州藩vs新選組会津藩の構図は日本人なら知ってはいるだろうけれど、知らない人は知識入れておいた方がより楽しめるよ

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.0

誰も嫌な気持ちにならない心温まる映画。
まさか泣くとは思ってなかった。

破墓/パミョ(2022年製作の映画)

3.3

は〜〜〜めっちゃおもろかった〜〜!!
コクソン好きな人絶対好きやでこれ!!

ホラーってよりかはオカルトサスペンス…?
4人で協力して立ち向かうのサイコー!
風水について知ってたほうがより楽しめるとは
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.2

2分間のループをどう見せてどう演出するんだろ、て思いながら観始めたんだけど、テンポ良くコミカルでめちゃくちゃ面白かった〜

特に夏場貴船にはよく行くから馴染みの場所相まって余計と楽しめた。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.0

結末、ほんまにそれで良かったん?

1作目の記憶うっすらくらいだったからしっかり観直しておけば良かったって思うくらい前作から思いっきり地続き。

“ジョーカー”がジョーカー歌ってるところがかっこよすぎ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.0

お母さん恐いよ〜、ふえ〜ん映画

アリ・アスター作品は基本的に監督のトラウマを映像作品にしていると思っていて、過去に家族、恋人ときて、今回は母親か〜って感じ。

演劇辺りから集中力切れちゃった。
映画
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.0

河合優実〜好きや〜
河合優実を堪能する映画です。

飲みな?て言われたり、それくらい自分で取りな?て言われるんじゃなくて、水くらい自分で探して自分の好きな量を好きな時に飲めるように生きていきたい所存。

あんのこと(2023年製作の映画)

3.1

更生しようとするも、社会がそれを許さない構図がリアルすぎると思いながら観てたら、これ実話を元に作られた映画なのね。やるせない。

どこまでも救いがない。

ルックバック(2024年製作の映画)

3.3

マスクびちゃびちゃクリエイター讃歌映画でした。

個人的に、藤野の部屋に飾られてた映画のポスターが時期によって違ったのが藤本タツキらしく、また、映画作品らしさもあって好きでした。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.1

題材キリスト教×実話に基づいた作品、ってのが好きなのかもしれない。沈黙(サイレンス)然り。
信仰とは何ぞや。自分は何をどう判断して何を思い、行動するのか。そういうことを作品を通して考えるのが好きなのか
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.3

世の中がクソなことは分かりきっている中で光を見つけていこうとする、野木亜紀子脚本作品に一貫したテーマをひしひしと感じることのできる作品だった。
全体的に綺麗にまとまっていてとっても観やすかった。

M
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.5

どんな自分も、どんな感情も、どんな思考も、全部全部ひっくるめて“私”だということ。そしてそんな“私”を愛していこうぜ系の自己肯定感高まる作品だった。

なんかもう意味分からんくらいベチョベチョのズルズ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.0

松村北斗目当て。
役者の演技は皆良かったけど、個人的に岩井俊二作品が苦手意識あるからか、はたまた長いからか、内容が内容だからか、もうしんどいって!てなった。
アイナの歌声はとっても魅力的だけど、映画作
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花腐し(2023年製作の映画)

3.0

「そこのみにて光輝く」とか、「君の鳥はうたえる」が好きな人はこの作品も好きじゃないかな。
必要以上に性行為シーン多いなとは思ったけど、ストーリーや見せ方は好きな作品だった。

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.2

鈴木亮平の銃さばきに惚れ惚れ。
かっこよすぎるぜ!
ストーリーもテンポ良。
シティーハンター通ってきてない人間でも楽しめた。

目指せメタルロード(2022年製作の映画)

3.0

好きなものが詰まってた。サイコー!

ブラック・サバス好きワイ歓喜映画でもありました。

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

2.0

当方原作もアニメもWOWOWドラマも全部履修済のxxxHOLiC大好きオタクだけど、蜷川実花好きちゃうねん〜という気持ちだけで逃げてた今作。
とにかく松村北斗が観たいだけで鑑賞し始めた。

10分で限
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スリープ(2022年製作の映画)

3.2

好きなタイプの映画〜!!

第1章〜第3章構成で、進むにつれて「どっち…?」となるホラー映画。
科学と非科学の対決。

最後の終わり方も観る人の解釈によって観え方違う、これまた好きな終わり方。

注意
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関心領域(2023年製作の映画)

3.0

ジャミロクワイのヴァーチャル〜や、レディへのカーマポリスのMV監督作品と知って興味持ってたやつ。

音が不愉快極まりなくて無理だった(褒め言葉)。
MVでもそうだけど、画角美よ。横の移動や奥行き、全部
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.2

1に続き2も同じテンションで面白かった!

会話に時事ネタ(ある映画の話題)組み込まれてて、その映画観てない人やだいぶ時間差で観た人を置いてけぼりにしちゃうこの手の手法は個人的に好きではないので、そこ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.0

普段から家ではテレビも映画も字幕付きで観ているんだけれど、この映画は環境音にも字幕が付いていて、なるほど芸が細かくてステキだなと思った。

情婦(原題)(2019年製作の映画)

3.0

モノクロか〜と尻ごんだけどめちゃおもろかった。笑える法廷劇だけど最後はピシャリ、気持ちよし。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.0

オカモトレイジ×伊藤万理華の演技に興味があって鑑賞。

男も女もどっちもどっちやがな。
と、言いたいが、バーチーの役マジで何がアカンの?クズ?は?唯一まともじゃねえか!てなった。