いまだに配信サービスには登場しない、伊丹十三監督作品。DVDレンタルし、本作初鑑賞。
32年前の作品とは思えないほど、現在でも参考になる部分があり、また面白くもある。
確かに彼らが怖くなくなった気>>続きを読む
単なるほっこりストーリーではない、少しだけ予想外の感動ストーリー。
とにかく、二人の演技が素晴らしい。
LEDスクリーンシステムで撮影したよう。
後半は南極が舞台。
あのリチャード・リンクレイター監督/脚本作。
これは、弓子を演じた北香那さんを観る映画です。素晴らしい俳優さんだと思いました。今後の出演作も楽しみ。
各シーンのロケーションもとても美しかった。
漫画未読。TVドラマ未視聴。
基本『犬神家の一族』的なんだが、本作は独自の面白さがあった。
『ミステリ〜』初体験としては、所々冗長さを感じた。まあ、これが本作の世界観かもしれないが。
偉大なる素人が成し遂げた奇跡の実話。
正当な評価を得られず、真価を発揮できずにいたひとりの中年女性。彼女の行動力と執念によって、歴史が動く。
2012年、イギリスで実際にあった大発見を本作を通じて>>続きを読む
漫画未読、TVアニメ未視聴。ちゃんと『スラムダンク』にふれたのは、本作映画が実質初めて。
長年のファンには怒られるかもしれないが、不思議とこの124分で原作の世界観や魅力が理解できたような気がする。>>続きを読む
未解決事件の真相に迫る元刑事と女子大生によるミステリー。事件自体は実話(1992/金沢女性スイミングコーチ殺人事件)。担当刑事自身が本人役を演じている(西村虎男氏)。
まず、撮影がとても美しい。この>>続きを読む
ある種のRashomon effect(羅生門効果)的構成・アプローチ。
よく出来た脚本だと思うし、是枝監督作品の中では、私的ベスト3に入る。
<良かった点>
・「星川依里」役の柊木陽太の演技・存>>続きを読む
私のようにゲームにもカーレースにも全く興味ない人こそ、是非観てほしい。
瞬きするのを忘れるくらい、終始画面に引き付けられ、最後は鳥肌が立つので。
なお、本作は実話を基に作られている。
ジャック(>>続きを読む
凄い原作/脚本。
凄い俳優陣。
そして、凄い海外ロケ。
恐らく、あと20年位経てば、評価されるような気がする。
初鑑賞。1969年(昭和44年)8月公開作品。
主なキャストは下記(年齢は公開当時)。
岡田以蔵:勝新太郎(37歳)
武市半平太:仲代達矢(36歳)
田中新兵衛:三島由紀夫(44歳)
坂本竜馬:石原>>続きを読む
中村錦之助の眼力が凄まじい作品。
本作、日本ではDVD化されておらず、
"Revenge"の英題で北米盤DVDが
発売されているのみのよう。
監督・脚本シャーロット・ウェルズ(1987生)。彼女の長編映画デビュー作。
30歳の父と11歳の娘の夏のトルコ旅行を描く。
ひりひりするような鑑賞後感。
これぞ、観客を信じきった演出。
父娘を演>>続きを読む
映画版パート3。いやはや、凄い映画シリーズになって来ましたね。
俳優陣も豪華で、戦闘以外の《戦略/戦術を語るショット》も様になっている。
本作の世界観に益々ハマりそうです。
1959年4月公開。橋本忍・第一回監督作品。
黒澤明監督『隠し砦の三悪人』が1958年12月公開のため、脚本家としては、かなり登りつめた時期での脚本・監督映画である。なお、橋本忍の監督作は本作を含め>>続きを読む
松本清張原作の理不尽な復讐劇ですが、クセになる魅力があります。
主演の倍賞千恵子(当時24歳位)の演技はもちろんのこと、弁護士役の滝沢修の演技も良い。映像と音楽もどこかスタイリッシュ。
山田洋次が>>続きを読む
怖く、かっこよく、ドラマチックだった。
神木くん&浜辺さんの雰囲気がすこぶる良い。
『らんまん』も全話観たが、本作も負けていないと思う。
明子ちゃん(2歳)の演技には驚いた。
本作の主旨が分かると、とても辛くなる。
大半の人は、コルムのような感情を抱いたことがあるのではないか。。
アラン諸島の陰鬱な絶景も素晴らしく、物語に力を与えている。
んな、アホな!的な箇所が1つだけあったが、そんなのはふっとばし、全般的には楽しめた。意外と物語の筋がしっかりとしている。
オリエント急行のアクションシークエンスは、かなり楽しめた。
全部乗せの巧>>続きを読む
先月下旬に発売された『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』春日太一著。
上記新著を読み進める中で本作を知り、初鑑賞。
これは令和でも見るべき社会派映画のひとつと感じました。裁判劇としても>>続きを読む
日本がITプラットフォームサービスにおいて、世界の覇権を取れなかった遠因を垣間見たような気がする。
今後、日本の若き技術者はますます海外へ進出するだろうが、金子勇さんという天才プログラマーがかつて存>>続きを読む
不思議な魅力のある映画。
第一章と第二章は、面白かった。
個人的に気になった俳優
真美/加藤小夏
劇団の主演女優/吉村優花
原作漫画未読。
演奏シーン、震えました、圧倒されました。
激熱なんだけど、恥ずかしくならず、没入してしまう魅力がある。
アニメとか実写とか関係なく、本作は音楽映画史に残るような気がします。
1970年公開作。製作40周年記念完全版ブルーレイ・日本公開版(149分)にて、本作を初鑑賞。
本作の企画経緯や制作時の諸問題は、Wikipediaに詳しく記述されている。昭和邦画史として有名な話の>>続きを読む
映像・編集は、もう凄すぎて理解不能。瞳孔が忙しく動くせいか、何故か眠くなる。
スパイダーマンの映画作品は全て観ているが、「スパイダーバース」シリーズは私には合わないかも。
本作はほぼMVテイストだ>>続きを読む
前半はさして目新しいところはない。
政治ジャーナリスト野上忠興氏のインタビューあたりから、ぐんぐんと面白くなってくる。
各章頭?に挟まれるアニメーションや、ラスト・監督自身の語りといった演出は、個>>続きを読む
デイミアンを演じたジョナサン・メジャースの演技が素晴らしかった。
脚本を練り込めば、もう一段、高いレベルの作品になったかもしれない。
コンパクトにまとまっていて、観やすい。
マーガレット役のエイミー・ルー・ウッドが、チャーミングで良かった。
やはり、池井戸潤原作は、面白い。
映画的醍醐味は弱いが、各キャストにクセがあり、最後まで見入ってしまった。
【余談】
シャイロックとは、戯曲『ヴェニスの商人』に登場する強欲な金貸しを指す。
そして、>>続きを読む
家族の物語。
正直、私には合わなかった。
1950年代の邦画とは思えないほど、今見てもスリルある展開。
渡辺美佐子さんが、とてもスタイリッシュで美しかった。
設定や雰囲気は美しく切なく、演出も誠実。俳優陣もみな特有の世界観があり、すこぶる巧い。
とはいえ、私には刺さらなかった。うーむ、本作を純粋に感動できる人間になりたかった。。
最も衝撃を受けたのは、>>続きを読む