みんなそれぞれ事情を抱えてる。けど、そこを分かりやすく説明しすぎてないのがこの作品のいいとこだと思う。人が見てる他人の姿って、その人のほんの一部でしかなくて、その人の痛みを感じたとしても、それを充分に>>続きを読む
めちゃめちゃイラつく。十和子あまりに人としてひどいし、陣治の過保護っぷりとM気質も怖いし。けど、最後にすべてが分かるとき、涙が溢れます。十和子が経験したすべての痛み。それを全部受け入れて、彼女の笑顔を>>続きを読む
排泄でしかないセックス、くだらない下ネタ、酒、マリファナ。フリオとテノッチの生活は、ほんとくそ。くだらねーなーと思いながら見てたんだけど、最後まで見ると重く深かった。2人の享楽的な生活と対比的に不条理>>続きを読む
すんごく眠くなっちゃう。けど、アジアの湿っぽい気だるい夏の雰囲気、結構好き。
カオス。壮絶。
最初は遊女の世界を拒絶してた主人公だけど、だんだん抱かれることが存在意義になってく。
じわじわと人間のエゴとか悪意とか欲望とかどろどろしたものを描いてる。静かで閉鎖的な村で、権力者が力を利用してあらゆる人間を思い通りの人間にしようとする。信仰とか教育っていう名目を利用して。何が正気で、>>続きを読む