おーもりさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.2

リメイクに備えて復習
スターウォーズのパロディだから、オープニングはMGMライオン宜しくジャイアンが吼えるオマージュからの、映画パロディシリーズ。
これリメイクでどの映画チョイスがされるのかがめっちゃ
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

監督つながりで観ようと思いつつ、ついつい後回しにしていたショーンオブザデッド。
初めて観たけど最高。ウヒャウヒャ笑った。
垣間見える、大切な人との対話からの、その余韻をギャグでぶち壊す照れ隠しの様ない
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

自身の経験に重なるところもあり、羨ましくもあり、見ていられなさもあり、
自分も彼ら彼女らも、人間ってなんで人を好きになるんだろうねぇとか、壮大な無意味な問答が頭によぎる位には心臓が締め上げられて、血反
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.8

予告でスティーブ復活とのあらすじを見た段階では、
「あーまた人気キャラだからって安易に再登場させちゃってさー。設定もキャップとバッキーみたいにな感じでMCUパクリじゃーん」
なーんて思っていたけど、そ
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

まわりで物凄くいい評判があがっていたのにも関わらず、ポスターに描かれたつぶらな瞳の猫ちゃんの印象だけでなんとなくスルーしていた。日本語吹替版公開ということでいざ見てみると、これはもう物凄いクオリティ.>>続きを読む

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

2.7

ドラえもんが好きです。毎年新作の映画は劇場版でみています。
それなのに何故こんなに劇場に向かう足取りが重いのか。。STAND BY ME前作はべつに嫌いじゃない。コミックの名話をうまく繋げて、フルCG
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

出会って2時間で惚れて推せて死んで涙できるキャラなんてそんなカヲル君以来の煉獄さん涙
アニメのみ鑑賞済で原作未読。完全初見で無限列車に乗車しました。

アニメ版の終盤で出てきた鬼殺隊の柱の方々。まとも
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.5

痛くて、痛くて、痛い
登場人物 全員狂人のやっべえ映画だ...とヒヤヒヤしてると、陽キャ陰キャキョロ充外野と全方面への悪意満載で、あげくこっち指差されて痛みで死ぬかと思った。
今年のベスト「心が痛むセ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

体験したことのない映像表現。なんとなく想像どおりストーリー展開ではあってエモさは若干控えめ。
逆行世界はドクター・ストレンジでみた景色だけど、それと同じシーンを順行世界側の視点も入り混じってみせる映像
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.3

冒頭からハエのたかる野良馬化したユニコーンの登場に笑った。
かつてあった夢がもう失われつつある現代の絶妙なバランス。
みんなが自分たちの持っている力を信じず出来っこないと諦めている世界。

捨ててしま
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

4.0

渡辺大知さん演じる加藤という登場人物が、在りしの自分過ぎて死んでしまう。だれか俺と加藤の骨を、良い人町こじらせ通りピエロ墓場に埋めておいておくれ。
奇しくも「勝手にふるえてろ」以来のシネマカリテであっ
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劇場(2020年製作の映画)

3.3

見ているあいだ中、ずーっといろんな「はぁ」という感情で埋め尽くされてしまう。

夢への距離の途方のなさに無気力に絶望している永田。たまたますれ違った沙希ちゃんのヒモになっていく。

劇団おろかの救世主
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

4.0

・PTSDだった俺が武士道を学んで誉れに目醒める異世界転生

・ケンワタナベに戦いざまを認められる男。その名はトムクルーズ。

・真田氏とトム氏の大嫌い大嫌い大嫌い大好きアーン

PS4ゲーム ゴース
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映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

4.0

*ネタバレあり*
ようやく会えたね!と、毎年楽しみにしているドラえもん映画。真っ先に公開延期が発表された映画だった気がする。
ドラえもんは節目の年には恐竜をやるんだよ。
待ったかいがあって、とても楽し
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

やっぱ透明になるやつは変態しかいないのか。
つどつど映される何もない空間。
それが何かがいるという疑惑を生んで気が抜けない。

透明になる能力者は物理攻撃に特化した戦いをするものと思い込んでいたところ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.7

AKIRA初見。IMAXで鑑賞。
すげかった…
まさかあいつがアキラだったとは…
これでキチンと適切な場面で"さんをつけろよ〜"って使える。

金田さんの主人公としての華の無さに少し驚きつつも圧巻のス
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.2

日常の中にあるSF(少し不思議)な世界
「ペンギン・ハイウェイ」のスタジオコロリドの新作。
優しい絵柄でつらつらと語られるぽっとする恋模様。
ペンギン・ハイウェイが好きすぎるので今作も期待していた。
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.1

これぞ史上最大の泥試合。だからなのか、90分という丁度よい長さ。
予告の仕方が、「90分間ノンストップで撃ちまくり!」的な感じだったけど、ウソうそ嘘。
実際は抜き差しならぬ状況の中で楽しむコメディ会話
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.9

ネトフリオジリナル作品。劇場公開されていないとはもったいない規模の大作感。
無敵の傭兵、タイラーレイクという名の男のデビュー作だ。

過去にトラウマがあって、死ねないから生きている。屈強な身体と死んだ
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.5

子供の頃にビデオテープを繰り返し繰り返し見ていた作品の一つ。
劇中の歌もみんな好きだし、ストーリーも起承転結が完璧。だからリメイクでも原作の流れをなぞったのかな。
超実写化と銘打っての公開だけあって、
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.0

デカイ!ツヨイ!コワイ!
ゴリラ対ワニ対オオカミ対ゴリラ!!
わかりやっすいクソデカアラート音とともに巨大化した動物たちが暴れだすぞ!!
それに立ち向かうのは、マッチョすぎる飼育員ロック様!何の説明も
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

「誰に感情移入したのか」
「自身の経験に照らし合わせると?」
「あの時登場人物は何を考えていたと思う?」
『愛ってなんだ?』
観終わったあとに無限に感想を語り合いたくなる映画の決定版。自分語りと酒(金
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.2

この世界を常に楽しんで生きるハーレイちゃん。ハンバーガー一つに人生の幸せを噛みしめ、バカやって自分のやりたいことに一直線な姿に好感。
女子高生たちの「ウチらが集まればサイキョーっしょ!」的な最高メンタ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

誰もが見たくない光景を観客に見せ付ける男。
それがアリ・アスター監督。

想像もしたくない身内の不幸
人間が肉の塊になる瞬間
悪意を全く持たない人々による暴力
尊厳が失われていく精神

さも当然のよう
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.6

ワンカット風での戦場を最後尾から最前線まで縦断する1917年のある日。
予告をチェックせず、ワンカットとの触れ込みだけでそれ程予備知識無しに臨んで楽しめた。
戦争映画はあるけど、戦闘の痕跡が残る大地を
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

3.5

ジオウ映画二作目。
前作の平成ジェネレーションズForeverはけじめとして劇場でみた。
クウガ以後のライダーの歴史改変から、仮面ライダーとは何かをメタ的に語った名作だった。

そして今作は、"平成"
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.6

笑って楽しく胸苦しく、いろいろな感情がめぐってなかなか感想をまとめられなかった素敵すぎな作品。
ジョジョ少年の純粋な心の成長に、自分の中の親心がくすぐられる。周囲の大人が与える影響ってほんと大きいんだ
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ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

3.3

神保町シアターのドラえもん映画祭2020にて、ほとんど初鑑賞。
当時のフィルムでの上映でフィルムの傷みもあり味があるというかノスタルジック。
画風が全く違う超合金巨大ロボットと、普段は異世界を舞台にす
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

4.0

昨年劇場でみていたら年間ベスト5,6位あたりは堅かった。
前作の映画もそうだったけど、ヒロアカを語る上では絶対に欠かせないエピソードをきちんと劇場版のスケールで描き、圧巻な絵の力、演技演出にもうひれ伏
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

まったくジャンルが形容できない不思議映画の爆誕。
一番近いのはコメディなのか…サスペンス、スリラー、ホラー、SF(少し不思議系)か。
いったいぜんたい、この話がどこに向かっていくのか、どうなってほしい
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

ビートルズは何曲かタイトルとメロディを知っている程度。
音楽映画って、歌詞が画面にでるから意味を噛み締めながら味わえて良いな。歌詞カードとかで英詩・和訳を眺めるのとは違う染み方がある。日本語楽曲であっ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

こんな華やかな大団円を迎えられるなんてシリーズの締めくくりとしては完璧ではないか!
確かにいろいろ最後に詰め込み押し込み取捨選択して、ぽっと出の設定までねじ込んで完結させた感は否めないけど、それでも(
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.3

ナチの極秘実験により生み出されたクリーチャーと遭遇した潜入部隊の知られざる奮闘。
って、なんかどっかで見たこと聞いたことある設定なきがするけれども、それを改めて真面目に作って、これを教科書に載せろ、ほ
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「エルサは森で、アナは城で暮らそう。ともに生きよう。会いにいくよ。水馬に乗って。」
もののけ姫張りのほっこりエンド。
最近のディズニー・ピクサー作品をみると、楽しい面白いんだけど、心の底ではつらーい気
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.6

前作のジェネシスもあり、とてーも期待値低い状態で見に行きましたが、スピード感満載の序盤の格闘シーンでぐっと心をつかまれて興奮した。
旧型ターミーネーターの重厚感溢れる動じないアクションとは対局の、人間
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

散々ネタにされているあの「ハァイ、ジョージ」から始まる、子供も容赦なくぶっ殺す珍しい?ホラー。

理不尽な恐怖でガキども相手にイキり倒しているペニーワイズさん。
散々幻覚見せたり変装したり牙を見せつけ
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