寅さんさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

寅さん

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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

5.0

自分の人生の生き方を考える一助になる映画だ。(NHK教育テレビ的な画と内容なのでその皮肉も込めて)


地域の伝統。母親から娘へ。一年のサイクルを農業を通して見せ、その中で人の考えや生活がありそれを尊
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激突!(1971年製作の映画)

4.0

気狂いは本当にいるんだ。そしてしつこい。

九州人の運転と同じだからさほど怖くない。

冒頭のカーラジオを聴きながら運転席視点でドライブ、これが楽しい。
その後、煙を吐いてのんびり走るトラックにイライ
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

低予算ならではのアイデア映画。カメラワークも脚本も◯。

彼らは言っていた、これは映画。虚構だと。だから巻き戻しもOK。

救いがない。
俺たちが恐れているのはこういうのだ。
日常生活でもこういうのに
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.0

子供向けではない。

ozを彷彿とさせるダークファンタジー。
少女の狭い世界を鬱屈した時代と重ねた表現。

1944年、内戦下のスペイン

現実とファンタジーの世界が分断されているが、どうリンクするの
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トム・ホーン(1980年製作の映画)

4.0

無実の英雄が死刑になる。
クソ裁判、判事もクソだ。

胸糞悪い話。

国を再建するのに政府からして都合の悪い事を消す。…今も昔も変わらない。

西部の英雄トムホーン。アパッチの戦いで名を馳せた凄腕ガン
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

タイトルが素晴らしい!
お互い道具。指揮者も道具。奏者も道具。お互いの表現の為の要素にすぎない。まさにセッション、お互いを高めるとか綺麗事ではないのだ。

ジャズ映画と言えばルパンかセッションだ!
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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

4.0

オープニングの家族写真から面白い!

弱小航空会社のパイロットの父が家族内での威厳を取り戻す為に家族4人、レンタカーでの旅行をすることになるが、その道中のドタバタをコント並みに笑いを取ることに集中させ
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ドクター・ドリトル2(2001年製作の映画)

4.0

ダメ雄グマが好きな女を落とすために奮闘する話。

動物の住処を奪う材木業者に家族が団結し抗議する。さらに動物達もストライキし対抗する。

シャリースの部屋のポスターがティーンエイジャーを表せていて◯。
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なくもんか(2009年製作の映画)

2.0

終わり方が面白くないから点数的には低くなってしまう。しかし終了5分前までは面白いからおすすめ。

喜劇と悲劇は表裏一体と言うより同居させて効果が出る。

展開早いのが良い。所謂テレビ的お笑い表現ではあ
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

5.0

婦女暴行などを行う犯人、正義を貫く刑事、体制化されていて動きが取りづらい警察。
これだけの要素で十分面白いが更に時代感が背景にあり興味深かった。

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

5.0

無知の怖さ。
90年台初頭の田舎だと性同一性障害の認識はどんなものだったのか?

ラナの母親は娘を守りたかっただけだ。しかし、無知で無教養過ぎた。

昔、性同一性障害の友人がいたが異性としてみていて恋
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.0

愚かな仕事人間のマジシャン二人の話。

仕事には犠牲が付き物で何を捨てて行くか。それを、いかに見られない様に生きて行くか。

物語内の様にこちら側に見せながらやるバランスが素晴らしい。マジックとして映
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スリーピングフラワー(2005年製作の映画)

1.0

よくわからない。でももう一度見ようとは思わない。

姉妹で暮らしている深雪と千春。千春は医者から休養するよう言われ姉妹でキャベツ畑と湖のある田舎町に行くことになった。
そこで個性的な人々に出会い自分に
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ミック・テイラー 史上最強の追跡者(2013年製作の映画)

5.0

これが続編だと分かったのはエンドロール後のタイトル表示でだったが本作だけで充分楽しんだから特に問題なし。

パッケージにカンガルーを巻き込むカーチェイスって書いてあるがそのままだった!

オチが…オー
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PARKER パーカー(2013年製作の映画)

2.0

あまり面白くない。

スケベオヤジが作った映画でハゲがモテる羨ましい話。

ジェイローのくだりが酷いが、後半は一応ドキドキする。

アクション少な目。

割と面白くない。
それはステイサムが弱過ぎたか
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

5.0

本当に怖い。

1994年アフリカルワンダで起きた虐殺を取り上げた実話。
ホテルの支配人ポール・ルセサバギナが主人公となりその暴力から大勢の人々を救うことになる。
この中で要人が泊まるホテルの支配人を
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荒野の七人(1960年製作の映画)

4.0

冒頭の墓まで遺体を運ぶために漢たちが集まる所がカッコイイ!

最後が説教臭い

〜名言〜
服を脱いでサボテンの上に飛び乗った奴がいた。
その時はそれで良いと思ったそうだよ。

俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

4.0

ジミーマッケルロイは大富豪に養子にされ英才教育を受けた金髪ヒョロガリ野郎。
対してチャズマイケルズは氷上の不倫王と言われるくらいでセックス依存症を患うメタボ体型オヤジ。

男子シングルスで二人同時優勝
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

主人公すずの主観で日常を、特に何もない退屈と言われるであろう日常を描く。

いつもの戦争映画はマクロ的に描いているとするなら、この映画はミクロな視点。
観いてるこちら側は歴史を知っているから説明的な物
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