tkmkさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.5

話自体はとても感動できるが、やはり古い映画だと個人的に好みが合わない。
登場人物がそれぞれ個性的であることで、昔と今の町の変化と時間経過が表されており、分かりやすさがある。しかし、変に個性の強いキャラ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.7

一見あるあるラブストーリーだが、歳をとっても貫かれる愛情に感動した

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.6

ジョージ6世が吃音症を克服しつつ、スピーチを成功させるという点では明るく描いているが、そのスピーチが第二次世界大戦の"開戦スピーチ"であるということに皮肉を感じる。これから訪れる暗い戦争時代とは対比的>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

身体障害者を揶揄するような表現にフランス映画っぽさを感じる。
2人の深い絆は、言葉ではなく心で繋がっており、「介護士が障害者を助ける」という一方向的な関係を超えて"互いに"支え合っている姿に感動した。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

天才数学者が第一次世界大戦での敵国の暗号解読に試みるという時点で興味をそそる。
ハラハラして観ることができるし、なによりも、Benedict Cumberbatchの変人天才数学者を演じる演技力が見も
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セッション(2014年製作の映画)

3.6

ドラムレッスンをここまで狂気的に描いているのは見もの。ドラムのリズム感で心踊り、厳しいドラムレッスンで体に力が入った。それは見終わって身体的な疲れを感じる程である。
「芸術は五感だけでなく、身体で享受
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

ストーリーよりも世界観に面白さを感じた。夜中のパリを散歩すると聞くと単調なようだが、とても展開が面白い

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.8

頑固親父とモン族の家族との仲が深まっていく様子が、ほっこりする。人種差別と汚い言葉を描くClint Eastwoodの観点が面白い

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.9

事実に基づく物語であるため、実際には結末が分かってしまうが、それを感じさせない程にドラマチックに描かれており緊迫感を持って楽しめる。
ありがちな言葉でまとめてしまうが、「諦めない心」と「芯の強さ」を実
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.9

言葉を言葉で説明するという特殊さ、そこから辞書作りの困難さを実感する。邦画はあまり見ないが、日常の描き方がとても興味深く好きな作品

ソラニン(2010年製作の映画)

3.7

大学時代の青春とその後各々の人生における葛藤が上手く描かれている

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.2

ショーシャンクからの脱走を図るというストーリーがもう面白い。個人的に"無実の罪"での投獄ということを知らずに見る方が面白いと思う。
この作品の1番の魅力は、作中のセリフ一つ一つに重みがあることではない
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ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.7

超能力等現実離れした状況を描いている点で、ほかのEastwood作品中でも違った作風に感じた。この映画の公開後に3.11が起きているというのもとても興味深い。作中の音楽が良い

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

2.8

Tim BurtonとJohnny Deppのコンビらしい作品。
世界観の描き方はTim Burtonらしさ満載。また、Johnny Deppの新たなキャラクター作りは彼独特のカメレオン俳優らしさを際
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.6

確かに衝撃。
マジシャンがライバル蹴散らし合うという設定がそもそも興味深い。職業柄「観客を騙す」側の彼らが、ライバルを貶める姿は醜くくも手法が気になってしまう。
Scarlett Johanssonが
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.4

個人的にベスト3に入る好きな作品。
人種差別の壁をスポーツを通して乗り越えて行く事実に基づく物語。王道作品に感じるが、長い人種差別の歴史を乗り越えて行くアメフトチームのメンバー一人一人を好きになれる。
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ジャンパー(2008年製作の映画)

2.9

ジャンプシーンは爽快。
中学の時に劇場で鑑賞したが、この能力に夢見た時期があった笑。
特殊能力を持ちながら、その能力を人助けに使わない辺りは、ヒーロー映画と全く異なる。
ジャンプシーンは面白いが、スト
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

この厨二病設定、案外ハマる。
Keanu Reevesの悪魔祓いは人間的に問題ありそうな雰囲気があるが、それでも人を救っているという設定がめちゃカッコいい。
悪魔祓いグッズが独特で興味深い。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.7

荒廃した世界を描き、その中に登場するキャラクターの衣装や乗り物も独特。アカデミー賞の演出系を総ナメにしたのは納得。
今までの『マッドマックス』シリーズとは比べものにならない程、世界観の作り込みがえげつ
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.7

初見では細田守らしくない印象だった。
ちゃんと見て思ったのは、バトルやファンタジーを含むにも関わらず、「日常」を大切に描いている。

人間界は、人間(特に渋谷の)が"風景"に感じられる。一方、渋天街で
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

ただのアクション映画ではない。レオンとマチルダの関係の深まりや、奇跡が起こらないところにリアリティを感じる。キャスティングも素晴らしい

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.2

評判通りのいい映画。
ちょいと騒がれ過ぎかなと思った。

第9地区(2009年製作の映画)

3.4

暗いけど、発想力に脱帽。
そもそも設定が逆転の発想で興味深い。
宇宙人→地球侵略の構造が一般的だが、人間→宇宙人を支配の設定となっている。
人間が宇宙人を蔑む姿が、人種差別にも置き換えることができそう
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.6

ロボット同士の戦いが見せ物になっている近未来を描いた作品。
親子関係やロボットとの成長過程を観ているのは面白かった。
近未来という設定もあり、リアリティというよりSF感が強いかも。作品の結末は読めてし
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

2.8

歴史上の話なのでリアルを求めていた分、怪物みたいな敵が出てくる世界観にがっかり。
映画の演出上ある程度面白くするというのは仕方がないのか。

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

2.8

"地球最後の男"みたいな状況がとてもキャッチーで鑑賞。
彼がどんな生き方をするのかを描くと思いきや、ゾンビ映画のようになってがっかりした。
Will Smithが1人で暮らす孤独をとてもリアルに表現し
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ミスト(2007年製作の映画)

2.7

スティーブンキングならでは。最後鬱になる