Naさんの映画レビュー・感想・評価

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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

よくヴィーガンの肉に着目したなと、感心してしまった。
終始ブラックユーモアで、グロテスクだけど笑ってしまった。
結局シリアルキラー好きが本当のシリアルキラーだと思い知らされた。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

UFOの切り口が想定外で面白かった。ラストのシルエットはもはや理解できなかった。
チンパンジーのゴーディと同じく、人間が飼い慣らして見せ物にしようとするものに反発を喰らわされるのは痛快。
また、壮大な
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

頭空っぽで楽しみたいという方向け。
世界観が日本のはずなのに、ザ・海外の人から見た日本という感じで日本人からしたら滑稽だった。
頑張って色々繋げている感じが拭えない。
コメディ要素強すぎて内容が薄かっ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

途中少し退屈していたところからの急展開。しかも前半が伏線だったとは驚きを隠せない。
キム・ダミの表情や仕草一つひとつが頭から離れず、意識的に生み出していると考えると恐ろしい。
シリーズがどう進むか期待
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.0

コメディだけどグロいのが新鮮。
タッカーとデイルはもちろん不運だけど、登場人物全員がツイテなくて笑える。
伏線もうまく回収されているし、ハッピーエンド(?)で観ていてスッキリした。

キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.0

思ってたよりアクティブに動くジーンズがシュール。
なんとも言えない原因で、そこまで恨むことなのかと、腑に落ちない。
短くまとまっているから、暇でユニークなものを求めている人にはおすすめ。

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.5

途中まで面白かったけど、ラストの展開はあまり好きじゃない。
完璧だからこそ少しのミスで自滅するパターンかと思いきや、最後の殺人まで完璧で怖かった。
ケヴィン・コスナーだとエンドロールまで気付かなかった
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REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.5

一つひとつのアクションが繊細で無駄がない感じで、前作よりパワーアップしていたが、序盤のヒロインが好きになれなかった。
予測できるような展開だったが、個々のキャラクターが良く、最後まで飽きなかった。

RED/レッド(2010年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ強いけど、しっかり怪我したり人情で負けそうになるところが好感持てる。
場面の切り替えがお洒落でアクションシーンとそれ以外のバランスがいい。
チームが結成されてすぐにリタイアするメンバーが出
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

世界観が狂っている。この狂った世界観を最後まで体張って演じ切ったエマ・ストーンを尊敬する。
衣装や建物等の雰囲気は美しい中、意味の分からない生き物がペットでいたりと視覚的にも飽きないし、要所要所の不気
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.5

戦争にまた向かう弟と戦争のために兵器の研究をする兄、そして戦争が終わった後の未来を見据えて生きることを話す幼馴染の三者の演技が特に素晴らしくて、内なる感情まで感じられるほどの圧倒される演技だった。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

一生埋まらない貧富の差を感じた。
前半の半地下からの清々しい成り上がりから一転、後半はハラハラさせられる展開になり、予想外の結末に驚いた。
豪邸から脱出し、階段を降りて半地下に戻っていく姿はとても印象
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100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

3.0

終始ゆるい雰囲気。
亡くなってからの感じがリアルな感じで、実際に同じ立場になったらこうなるのかなと思った。
カエルが山田裕貴さんのそのままで面白かった。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.5

野球が好きな人には刺さりそう。
不思議な声に従い、苦労をいとわずにさまざまな人の夢(というより後悔)を叶え、心を満たしていくストーリー。
ただ、それは回り回ってレイ自身の夢や助けになっていて、不思議な
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

初ゴジラ
歴史の一幕にゴジラを入れ込もうとしているから、設定に無理を感じてしまうところもあったが、演者の役柄合っていて、演技の勢いも良く、とても引き込まれた。
戦後という時代背景も良くて、人々の苦悩や
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

起承転結がはっきりしているストーリーだから観やすい。時代遅れのおじさんたちが若者を巻き込んで、ともに成長していく姿は爽快。
コメディだけど、心に響くところも多く、観て損はない作品。

ディオールと私(2014年製作の映画)

3.5

ファッションショーというものは、日本に住んでいる私には親しみのないものであったが、ショーを完成させる道のりやアトリエの方々の姿を見て、とても興味が湧いた。
アトリエの職人たちが、今も創始者の気配を感じ
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.5

ミュージカル×アニメーション
前作も素敵だったけど、今作はさらに素敵だった。
王道な展開だから、結末は予想できたけど、一匹1匹がそれぞれの逆境を乗り越え、成長していく姿は感動した。
ラストのショーは幻
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

2.5

前作との繋がりが最後まで分からないし、長いシリーズのラストで新しい設定作って無理矢理終わらせた感が否めない。
ゾンビ映画なのに、人と戦っていることの方がが多いし、過去作の人たちがあまり出てこない割に新
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バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

3.5

過去作のものを再登場させて、世界を周るとか、ネタ切れ感が否めないが、役者と映像の美しさで何とか成り立っている。
最初の巻き戻しから始まるのは何だったのだろうか。私には理解できなかった。ただ今まで一番映
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バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

3.5

いつの間にゾンビは走れるようになって、より気持ち悪くなってしまったのか。説明は一切なかったけど、あの巨人ゾンビは何だったのだろう。そして、日本の第一感染者は中島美嘉さんだったのね。
最初の大量のアリス
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.0

片手でショットガン打てる身体能力の高さだけでなく、ハッキングスキルもあるとかチートすぎる。さらに超能力みたいなものも使い始めて、もう人間味がない。
既視感のあるシチュエーションでの始まりは不思議な感じ
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バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

3.5

前作のアリスは希望を持って戦っているように感じたが、今作は絶望していながらも何とか生きようともがいているように感じた。
アリスがさらに超人になってしまい、ジャンプ力などもう人間味がない。
怪物となって
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バイオハザード(2002年製作の映画)

4.0

記念すべきバイオハザード1作目。
・密閉空間でパンデミックに巻き込まれる絶望感
・仲間が次々とゾンビになっていく絶望感
・意味分からない生物兵器に追われる絶望感
のトリプルパンチなのだけど、ミラが強す
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

自然の匂いが感じられるほどに映像が美しくて、短いながらも内容が凝縮されていて、無駄がなく、スッキリしていて観やすい。
大人になりたい少年と大人になれなかった女性の対比が上手で、ラストの掛け合いはお互い
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

切ないストーリー。結局こうゆうのって男の方が引きずるよね。
全3話で短くまとまっていながら、内容はしっかりしている。最後のMVは山崎まさよしさんの曲がとてもフィットしていて良かった。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

途中から観てるこっちが分からなくなってしまった。
介護する側の視点だけでなく、介護される側の視点を体験できるのは珍しいと思った。認知症の不安感が少しは理解できた。
ほぼフラット内で完結していて、ストー
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

親子でも恋人でもないけど、確かに純愛だった。レオンの寡黙だけど、偶に出るお茶目なところや、本当にマチルダのことを思って行動しているところが格好良かった。
ラブストーリーでありながら、アクションもしっか
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

切なすぎる。生きていてもいい事があるかは分からないが、呼吸し続けるしかない、きっといい潮目が来ることがあるから。そういった人生の起伏を上手く表せているように感じた。
トム・ハンクスの演技は、とても洗練
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

アクションの多彩さは流石だった。人対人のアクションでは、この作品を超えるリアリティを出せる作品は中々出てこないだろうと思った。また、キアヌ・リーヴスと真田広之さん、ドニー・イェンのアクションを同時に観>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.5

この独特な世界観を1973年に作り上げていることに驚いた。どういった発想から、あの不思議な生物を作り上げたのか気になる。
ずっとドラーグ人が恐ろしく見えていたが、人間に置き換えると今私たちがやっている
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.5

映画監督の苦悩が伝わってきた。後半になるにつれてグイドの混乱が加速し、現実と空想に揉まれる姿は、スランプの辛さを良く表せていた。
全てを求めるからこそ上手くいかず、失敗し失ったからこそ心がスッキリする
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

ステレオタイプな名門校の子どもたちが、ロックで大人を巻き込んで成長していくストーリー。ジャック・ブラックが最高にかましてた。
あまりロックを聞かないから、中盤のロックに染まっていく感じがこそばゆくて、
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

タイムリープ×サスペンス×ホラーという、観たことないジャンルだが、ストーリーが破綻しておらず、面白かった。また、色々なミスリードがあって、想像していたラストとは違くて、最後まで楽しめた。
60年代のロ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

時系列が複雑に交差していて、理解するのが難しかったが、淡々と繰り広げられる軽妙なトークと、役者たちの雰囲気が癖になる。また、他にはないカメラワークで妙に惹きつけられる。
有名な映画なだけあって、見たこ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

細かいことを気にせずに、頭空っぽにして楽しめる作品。とにかくトムクルーズが走る。
アクションの派手さはシリーズ史上最高。予告の崖を飛び降りるシーンがスタントの最高かと思いきや、他にもやばいスタントが沢
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