何重もの入れ子構造。
脚本家さん、上手いなぁ。
答え合わせがわかりやすくて良かった。
純粋に何かを好きな気持ちが周りを変えていく強さ。主人公が男女関係ないのも良き。
200年前に伊能隊が苦難の末、完成させた日本地図の大きさ、美しさに息を呑んだ。
中井貴一、ちょっと気の小さい、けれど誠実で熱い、江戸時代のお役人、現代の市役所職員、どちらも演じさせたら日本一だな。
ストーリーの細かい部分がちゃんと理解できずに見たが、ビジュアルが良いので楽しめた。
無戸籍ゆえ、病院も行けず、結婚もできず。
〝自分“を生きようとしたのに
社会から離れて孤独に生きていかざるをえない人間の強さと弱さと悲しみ。
長野オリンピックジャンプ団体金メダルの影にテストジャンパーたちの大きな功績があったこと、全く知らなかった。
一人一人の葛藤や挑戦、ただの美談だけではない描き方がよかった。
残酷で凄惨で極限状態にある強制収容所の中で
誰もが真っ当な判断ができなくなる中、優しさ、正しさ、人間らしさを持ち続けた山本さんの強さに圧倒される。残しておくべき話。
記憶をなくしていく母に付き添ううちに自身の不確かな記憶がよみがえる。それぞれの記憶に向き合う作品。
サクセスストーリーの王道。ピアノの美しい響きとともに素直に楽しめる。
刑務所帰りの社会復帰の難しさ、真っ直ぐすぎて生きづらい人の生き様を暴力的に時には滑稽に描かれている。
恋から遠く離れてしまった今でも気持ちを揺さぶられる繊細さとリアルがあった。よかった。
地球の、日本の、古き良き家族観を調査して帰って行った土星人。そんなコアな調査でいいんかなと思いつつ、家族愛に心打たれるところもあり。
ありがちな記憶障害ものだけど、違和感なく自然な純愛ストーリーで素直に入り込めた。
道枝くんの透明感が儚くて役にピッタリ。
古川琴音さんの演技は物語のアクセントになっていてさすがだった。
私の苦手なワルイ輩もこの二人が演じるとなんて魅力的なんだろう。愛しささえ覚えたわ。
配役が最高。
ボーダーのバイブル的映画。
サクセスストーリーで終わらないリアル。
織田信長最期のことばが〝ずっと好いておった“
か…ロマンチックが過ぎるやろ…
YouTuberの闇。
岸井ゆきののイラつかせる演技もムロツヨシの狂気も引き込まれるが、始終胸くそ悪い。
思いやりと優しさ、ピュアな愛情に溢れてて心があったかくなる。
怖くて気持ち悪くて焦って始終ハラハラドキドキ、最後は思わぬ展開にビックリ、心も体もクタクタになります、いい意味で。
俳優中島裕翔、渾身の演技に拍手。
怪獣のあとしまつに目をつけたところに興味をひかれたが、終始おふざけが悪目立ち。
キャストが豪華なだけに勿体無い。山田君の孤軍奮闘がかわいそう。