「お父さんがわたしたちの気づかないところでわたしたちの家のことをやってくれてるように、わたしたちもお父さんの気づかないところでお父さんの家のことをやってるとは思わないの?」って聞いたら「思わない」って>>続きを読む
フライパンの油が飛び散ってきたときに迷いなく「アツっ!」って言える人のための映画だった
飲み込んだスイカの種が発芽して成長して腸壁がみちみちに伸ばされて張り裂ける瞬間、みたいな想像ばっかりしてたり、道を歩けばヒエロニムス・ボス作品くらいの情報量を処理したり、スクリーンを観ている視界の端で>>続きを読む
大笑いする黒尾の胸の上下、研磨の息遣いのくるしさ、あの体育館の、あの夏がほんとうに過ぎ去っていったこと
これが映画なのかもしれん
水木のいかにも昭和の男っぽいかっこつけ方、良
コマ的に唐突な絵の変化と、線がふにゃふにゃのアクションシーンも良
SF、広義すぎる
それでも親子の無償の愛を出されるとエンドロールで思いを馳せてしまう性
有名アクション映画に軒並みノリ切れず悲しみを覚えてたけど、室内戦で俯瞰アングルになったとたん露骨に心臓高鳴って自分の癖を再認識した
このレビューはネタバレを含みます
DVよりもいじめよりもお母さんのあの台詞が一番「あ、暴力だ」ってなった、心からの祝福はそれを受け取れない人の逃げ場を殺す
地獄への道は善意で舗装されてるらしいし
すべてがいっぺんにどこにでもあるけど、今ここにいたいと思うこと
(これ好きな人、伴名練の『なめらかな世界と、その敵』も好きだよ)
あなたが映画を観たいと思えること、それがどれだけ尊ばれるべきことなのかあなたは知らない
中盤くらいからテンポに乗り切れなかったのは半分くらい字幕のせいなんじゃないかと思う
そろそろ3Dアニメに慣れないとマジで老害になるって焦ってたけど、わたしが抱いてた違和感って不気味の谷現象に近いのかもと思い至り、思い至ったことでちょっと谷を越えれた あざす 3Dでしかできないことだっ>>続きを読む
女性が男性に受ける恐怖なのかな、と感じてたわたしの斜め前にはポップコーンをいっぱいに握った手のひらを直接口につけて貪る男性
「〈どこどこのなんとかという屋敷に住むだれだれという女〉ではなく、〈誘惑〉が話しかけてきた」みたいな態度が必要だよな〜と思って荒野の誘惑を思い出した なんにせよ専攻パワーで観ました