Muttuさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.0

主人公たちがリアリティ無いまでにめちゃ美形っていう所がSF要素のあるこの映画に似合っていた。ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかを議論するとその人の人生観や価値観が分かるだろうなぁ。

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.0

フランスのコメディとは相性が悪いのか、面白いと思った事がない。出てくるお料理も、真空調理とかよく分らないものがあったりするし、日本のバラエティ番組で出てくる料理の別撮り(?)のほうがよっぽど美味しそう>>続きを読む

ジェーン・エア(2011年製作の映画)

3.2

いついかなる時代も、おぼこ娘がワルめの男に引っ掛かるのはこのパターンなんだな。衣裳と田園風景の美しさ、ハーレクインロマンス的な展開、主人公のキャラの魅力でとても面白かったけど、クライマックスといえる所>>続きを読む

イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち(2014年製作の映画)

3.0

SF映画を低予算で作るためのアイデアがこの見せ方なんだろうな。ト書きをセリフで言わせちゃってる感とかラブシーンやチェイスシーンのサービス精神が80年代のB級映画テイストだけど、すべてはラストシーンの高>>続きを読む

アンコール!!(2012年製作の映画)

3.5

観た。ほのぼの。B-52'sがここで出てくるとは嬉しい。音楽は人の心をほぐすんだなぁ、、こんな夫婦になりたいなぁ。私はコーラスはやってるから準備は出来た、後は旦那だけかwテレンス・スタンプは「コレクタ>>続きを読む

ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

3.5

ゲロッパくらいしか知らない私でも、彼の歌の中に込められた魂が感じられた気がする。
観終わった後は無性に体を揺らしたくなってきたしwとにかく熱い映画。
彼のパフォーマンスや言動は幼少期の境遇に起因するも
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フォロー・ミー(1972年製作の映画)

3.1

結局大概が「主要登場人物に共感できる=映画を気に入る」になってるけど、今回は・・・まったく共感できず好きになれない、となった。
魅力の無い有閑マダムがただ我儘を言っているように見えてしまい。
探偵さん
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スティーラーズ(2013年製作の映画)

3.2

どの層に向けて何を描きたかったんだろうというのが分からない。
オムニバス映画はそのエピソードの一つ一つを繋ぐものが何であるかが面白さを決める気がするけど、その役割である質屋の使い方中途半端だった。
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.4

テキサスにあるパリ。情熱的ではあっても責任は伴わない、いびつな愛。
それらはまがい物でしかないけど夢見る事は素敵だよな。
いろんな"儚さ"が映画に散りばめられていて、美しい映画だった。
旅の果てに探し
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エレファント(2003年製作の映画)

3.1

高校内で起こった無差別殺人の被害者と加害者を描く。
ドキュメンタリー調で観客に感情移入させることを拒否した作り。
そしてまるでその場に居るような気持ちにさせるカメラワーク。逆に怖さが増す。
思春期の怖
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.5

「ショーシャンク~」は、この映画へのオマージュを込めたんだな。
実話という事もあり刑務所は普通に居心地良さそうで悲壮感があまりない。
それでも、自由な精神を持つ者にとって尊厳を奪われるのは死にも等しい
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.5

そんなに嫌がってるメタルバンドのボーカルを何故引き受けたのか?
最後に彼は、好きな音楽と求められている音楽のどちらを選ぶのか?
あらすじは知ってたので、この2点がどう描かれるかを楽しみにしつつ鑑賞。
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.5

実話だけに話に大きな仕掛けは無いけど、経過がとても緻密に描かれているので、集団心理や駆け引き、登場人物のキャラがとても深く理解できて楽しめた!
真夏のブルックリンのうだる暑さも画面から伝わる。
ジョン
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.0

フランス人女性とアメリカ人男性の会話だけで成り立たせている映画。
当方日本人だからか「アタシって人間はこうでああで」と自分アゲを延々語るヒロインに共感できず、いまいち乗れず。
男性は妻帯者。駆け引きの
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殺しの分け前/ポイント・ブランク(1967年製作の映画)

3.8

カルト的名作。
フラッシュバック多様で説明も無く唐突なシーンも多いけど全編に漂うハードボイルドかつ幻想的なムードに乗ればハマる。
不気味な主人公というのも珍しい。
「お前を口説くとでも思ったか?」→女
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トランスアメリカ(2005年製作の映画)

3.4

オカマ役を女優さんがやっているんだけど、ちゃんとオカマに見えるし、後半で性別適合手術を受けた後のシーンでは本当の女に近付いていた。
複雑な演じ分けが凄い!
ダメな部分はダメなまま、そんなに人は変われな
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スーパーチューズデー 正義を売った日(2011年製作の映画)

3.0

この邦題はネタバレ?
大統領予備選にまつわる政治家陣営や記者達の腹の探り合いや裏切りを描く。
敵味方や立場が数時間でコロコロ替わっちゃいます。
「政治家になってからは”これだけは譲れない”と思ってた部
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.5

想像力を試される映画。主人公が箱を持ち歩くが中身の説明は無い・・などの描写が続く。
何が入っているかは観る者が考えなければいけない。
話の表面を追うだけでは映画で描かれる世界が何かおかしいことにすら気
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.2

どんでん返しがウリなのに、それを知ってから観るというのが既にダメだった(^_^;)
案の定やや退屈だと感じてしまった。
全てが天才的な悪人の計算のままに、、だと恐ろしかったかもだけど、案外行き当りばっ
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.5

人との縁の大切さを改めて感じる。
というか、元々の素質も必要とはいえマイケルは一等宝くじ当選よりもずっとラッキーな人?
アンは相当、強引でお節介なんだけど、そこが逆に実話らしさを感じる。
実際、大きな
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ビフォア・ザ・レイン(1994年製作の映画)

3.3

マケドニアってドコ?状態の浅い知識なので、民族間で繰り返される愚かな争いを描くこの映画を理解するのには無理があった。
時系列は逢えてメビウスの輪のごとくねじれて描かれ、死んだ人が別のシーンで生き返った
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