ネムコさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ネムコ

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余命10年(2022年製作の映画)

3.9

終わりが決まっているってどんな感じだろう
茉莉ちゃんは残された人たちの気持ちを考えて、自分の本心を押し殺して笑っていたけど、私にそれができるだろうか
どんなに幸せな瞬間でも終わりが常に頭をよぎる生活に
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.3

働くようになってからかな、誰かが頑張ってる姿を見て涙する回数が増えた。誰かの挑戦を見届けた後には立ち上がって拍手したい衝動に駆られるようになった。大人になったということなのか、頑張り続けることの凄さを>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.1

青くんのまわりでおこる何気ない日常
煮え切らない想いに浸れる場所がそこかしこにある下北
なんだかとっても贅沢な時間だった
特にお気に入りなのが青くんとイハちゃんのシーン
過去の恋愛について語る感じ、何
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.9

誰かにぎゅーっとしてもらうことって大切だ。
子どもも、親も。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.6

あたまからっぽにしてみてた。たのしかった〜!みれる未来が2分後ってのが絶妙でよい!矛盾が起こらないようにってみんながしっかり未来に引っ張られてるのもよい!(笑)たのしかった〜〜!!

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.3

これ台本あるのかなってくらい自然なふたりのやりとりに、いちいち胸がきゅっとなった。うわあこれあの子にオススメしたいなあ、でも題名がなあ、どう思うかなあ、、そうやってひっそりとひっそりと愛されてきた名作>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.5

師匠があの場所にこだわり続けたのはもちろんお笑いへの情熱やプライドがあったからこそだとは思うんだけど、それ以外に、これまであの劇場に立っていた芸人さんの居場所を、帰る場所を守りたい気持ちがあったからじ>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.7

もう何年も更新されてないマイベストクリスマスムービー!これを観ると奇跡を信じたくなっちゃうんだな!最高っ!

音楽(2019年製作の映画)

3.6

おもしろかったナァ〜〜
なにが、どこがと言われるとうまく言えないけれど、心地よい時間だったんだと終わって気付かされる感じ

生きちゃった(2020年製作の映画)

2.5

あのドア一枚隔てた会話が聞こえていたら、あと何秒か早く帰ってきていたら、彼があと少し早く英語を習っていたら。一番は素直に伝えることなんだろうけど、それって簡単なようで難しいんだよね、わかる、とってもわ>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

いまのわたしを悪くないね、そう思えるのならあの人との出会いもよかった、ものなのかも

ゆれる(2006年製作の映画)

3.9

兄弟関係の行方だけじゃなくて事件の真相まで観ている人にゆだねられているなんて。ここまで曖昧なラストシーンはなかなかないと思う。これはきっと、観るたびにわたしの解釈もゆれることになるんだろうな。誰かと観>>続きを読む

パンダコパンダ(1972年製作の映画)

3.2

ミミちゃんにお父さんと子どもができたって手紙で知らされたら普通「!?」ってなるけど、おばあちゃん「よかったねえ」とか言いそう(笑)優しい世界!
パンちゃん可愛い愛おしい好きだ、わたしの家にもこないかな
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.1

こういうみんな優しい!みんなハッピー!みたいな映画を観ると、あ〜アメリカ映画だな〜とおもう
日本映画だとそんな世の中甘くないみたいな批判を浴びてしまいそうだけど、わたしはこういう物語がきらいじゃない
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.4

わたしは光をにぎっているの詩、
はなすものかってとこで鳥肌がたった
そうか、この町で交わした言葉たちは澪にとって光で
それはこの町が確かにここにあった証でもあって
それを握って、大切に握って、これから
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プール(2009年製作の映画)

4.2

すきな映画を尋ねたとき、これを答えられたらその人のこともっとすきになっちゃうな〜っていうのありません?
わたしにとってこの作品はそれです

青夏 きみに恋した30日(2018年製作の映画)

3.1

こんな夏を観たかった!!
少女漫画ストーリーはこの年になってあまり観なくなったのだけど、南波さん作品は昔から大好きなので思わず。やっぱり今回も胸をぎゅーっとさせられてしまった、、
佐野くんの、理緒を見
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.2

そういえば、普通はこうするでしょう?って怒られて、そのことが腹立たしくて辞書で"普通"をひいたことがあったっけ
わたしにとっての普通は、誰かにとって必ずしもそうじゃない、普通とか一般的とかって曖昧な概
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

幸せって危うくて脆い
だって私が今思ってること、ほんとうのこと、本音、ぜーんぶ言ったならあっという間に壊れてしまうでしょう
好きだって、愛してたって、言えない感情がある
愛しているからこそ、伝えるべき
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

キューバサンド食べたすぎる〜〜〜っ!
とってもハッピーな映画!素敵!最高!

his(2020年製作の映画)

3.5

愛し合う彼等とはまた別の誰かの人生が関わっていると、どうしてこんなにも難しいんだろう
優しい世界であるべきだけど、今のこの世界はまだ優しいひとばかりじゃないし、理解あるひとばかりじゃない
それがわかる
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

これを最初観たとき、
誰しも現実に抱えてるものがたくさんあって、ここじゃないどこかへ行きたくて他の時代へ憧れてるけど、でもこの時代にも煌めくものはたくさんあるんだよ、頑張ろうねってメッセージを受け取っ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.7

たった100分間なのに愛おしさが込み上げて、3人が3人のままでいられなくなることが寂しくて泣いた

誰もいない教室、夕日が差し込む校舎、急に決まった小テストで教室の空気がガラッと変わること、遅刻をする
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.2

12歳の男の子とは思えない目
哀しみとか諦めとか絶望とか
そういうもの全てを含んでるような目
こんな目をする子どもを一人でも減らさなきゃいけないのに
なにやってるんだ世界
なにやってるんだ自分
何に対
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.9

あーぜんぶ投げ出して自分のことを誰も知らない遠い地に行きたいな〜〜
たまに無性にそう思うけど、そうじゃないのかなあ
 
どこにいたって悲しい人は悲しいし、寂しい人は寂しい
どこにいたっておにぎりは美味
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ハルフウェイ(2008年製作の映画)

4.2

遠くに行かないで そばにいて
そう言えちゃうヒロが羨ましくて
ああわたしもそう言えば良かったのかなあ
あの時の私にはワガママに思えてたけど
この素直さが足りなかったのかもしれない
自転車で駆け回る2人
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.7

だいすき。何度観てもああ、好きだな〜って思える作品の一つ。
普段はふざけ合っていても、抱えてる葛藤がふと露出した時、誰も互いを責めないしバカにしない。そんな彼らの友情がたまらなく愛おしい。みんなの頭を
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.9

荻上さんらしい、シュールな笑いも踏まえつつ淡々と進む作品。テーマこそ軽くはないのだけど重すぎもせず、じんわりと、ふんわりと、色んなことを考えさせられる。
わたしはあのラスト、好きです。リンコにとってあ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.2

横断歩道の前でキスするシーン、最高。というかそこが私の中ではピークだった(笑)靖子のレイプシーン、宮本の決闘シーンは苦しすぎて直視できなかった。ああ、これは映画館じゃなくてよかったかも。

これを観た
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

4.1

好きだなこの話
丁度いい、展開も尺もなにもかも
すとんって腑に落ちる
前半、主要人物の花が登場しないんだけど、それまでにアリスが出会う一人一人のキャラが濃くて、事件がどんどん立体感を増してくのも良かっ
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.6

死が迫ったときにしかわからない人間の本性が怖いなっておもった。わたし、こんなふうに最後まで大丈夫だって声をかけてくれる人と出会えるかな、助けてもらえるチャンスを失ってでも沈みそうな船の中に戻って会いた>>続きを読む

ステップ(2020年製作の映画)

4.6

原作を読んだのはもう随分前だけど、通勤電車の中、涙が止まらなかったのを覚えてる。
重松さんの書く物語はほんとうにいつもずるいくらい優しい。すみっこのすみっこの人までちゃんと拾ってくれる。寄り添ってくれ
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.9

凄い。凄いな、この作品。
ひと組の夫婦と一人の女の子が"特別養子縁組"っていう選択に至るまでの過程がとっても丁寧に描かれてた。異なる時間軸の複数の出来事を題材にしているのに詰め込みすぎてる感じは全くな
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苦役列車(2012年製作の映画)

1.8

くるしくって何度も途中で一時停止して深呼吸した。そうまでしても最後のエンディングまでしっかり観たのは、みんなが彼から離れていくなかで、せめて私は、と思ってしまったからかも。

るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.0

実写化、現代アクションモノは批判対象になりやすいけれど、こういう映画はね、
剣心かっこいい〜!お団子食べられたかな
最初誰かわかんなかったけどよく見ると蒼井優!
江口洋介渋すぎ惚れる
え、ムカつくんだ
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