常に映画さんの映画レビュー・感想・評価

常に映画

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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.3

本作の上映時間は73分と非常に短い。主人公の女の子が素朴で可愛い。
ファンタジーものだけどファンタジー感がいい意味で全くない。
不意に涙腺がうるっときたし混沌とした世の中で久しぶりに”優しい映画”を観
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.3

とにかく重くずっしりとのしかかってくる。そんな映画。
社会的なメッセージがふんだんに盛り込まれている。やはり日本映画は社会問題や日本の闇の部分の描写を描くのが良くも悪くも本当に上手だ。

正義とは何か
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.6

もはや何でもありになってしまったディズニー版スターウォーズ。結局旧作キャラ頼みで無駄な新キャラは魅力ないわ、フォースがチートになるわ、レイの正体がありきたりすぎだわ、最後の○○シーンとかざけんなって感>>続きを読む

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.2

"THEお馬鹿映画"
もうね、爆笑のオンパレード!棺桶運ぶわ、凄テク精神病患者を誘拐するわ、ライブ中滝のようにゲロ吐くわ。汚いどころか逆にみていて清々しい。笑

よくわからない女マッチョ兵士率いるお馬
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イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

3.6

映画サークルにて鑑賞。ジャームッシュのストレンジャーザンパラダイスを思わせるような白黒映画で淡々と話しが進む。
ヘタレなブシェミとシーモアカッセルの楽天的な掛け合いが笑えた。笑笑

監督も無名だしT
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ガスパール/君と過ごした季節(とき)(1990年製作の映画)

4.5

映画友達から借りて鑑賞。お人よしのロバンソンと現実主義のガスパール。正反対の二人の友情が素敵でチャーミング。男の友情って不器用だけど儚くて美しいよね。
状況は明らかに悪いのに明るくてくだらない事喋りな
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.8

ショッキングシーンがあると聞いてある程度覚悟を決めてたが意外と大丈夫だった。クローネンバーグの映画が好きな人にはおすすめできるが苦手な人は観ない方がいいかも。

色んな意味で心をえぐられた。ニュアンス
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.6

すでに鑑賞済みだが映画友達とハートリーの話しをしていたら急にみたくなり今日がエイドリアンシェリーの命日なので再度鑑賞。

小さいエイドリアンシェリーがめちゃくちゃ可愛い。寝起きと丸サングラス姿がとても
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MOST BEAUTIFUL ISLAND モースト・ビューティフル・アイランド(2017年製作の映画)

3.1

ニューヨークには光と闇があってこの作品はまんま闇を描いた作品。一見煌びやかなニューヨークだけど地下では何が行われてるかわからない。
不法移民だから助けもなければスポットライトも浴びる事はない。
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

3.5

7時間18分のうちわずか150カット。何かと話題になっていたので先ほどついに鑑賞。いやあ、色んな意味で強烈な映画体験だった。冒頭の牛が泣いたり移動するシーンだけでこれ俺全部観れるかな?と不安だったが後>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.1

映画サークルにて鑑賞。痛い恋愛もコミカルに描いたり音楽や衣装にもこだわってるのがさすがウェスアンダーソンだなあと感じた。ビルマーレイはたいしてハンサムでもないし身体つきがだらしないのにどこか魅力的な人>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

4.5

おすすめされて鑑賞。いや、予想以上に素晴らしい作品だった。
スーパーでの当たり前の日常を描いた作品なんだけど人それぞれ悩みがあったりドイツの東西統一などの歴史的背景な要素も入っていてそこはさすがドイツ
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

2.6

鵠沼海岸のシネコヤにて鑑賞。美形俳優ティモシーシャラメのプロモーション映画って感じ。ヘタレな主人公はそれでそれでいいんだけどほんとにヘタレだしいちいちナヨっとしてるし多分ティモシーファンの方は憤怒する>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.9

うーん。色々と惜しい作品だと思った。もっともシリアスなハチャメチャなエログロを期待しすぎたかな?
なんやかんやでナイトクラブで歌う事となってナイトクラブの人気者になるんだけど人魚姉妹はお世辞にも美人と
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作でホテルでの掟を破ってしまったために世界中に追われる事となったジョン・ウィック。
まあ、冒頭から次々と刺客がでてきて本で殺すわ、ナイフを手裏剣みたいに使うわ、馬で殺すはもうなんでもあり。笑 彼にか
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

僕自身も中高の時いわゆる"イケテないグループ"だったから主人公の女の子にとても感情移入できた。アメリカのスクールあるあるがはっきりと描写されていてわかりやすかった。笑
主人公の女の子は無口で引っ込み思
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今のところ今年みた映画で一番。いや、もうシンプルに凄かった。んで、とにかく救いようがないし絶望的。

最後はなぜか泣いてしまった。まさかこの手の映画で泣くとは思わなかった。笑
ヴェネツィアで拍手喝采が
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

フライドチキンがやたら食べたくなる!ヴィゴ演じるイタリア系のトニーのこれでもかぐらいのガサツな食べ方が最高にワイルドでセクシーだった!マハーシャラアリはスーツが似合う知的なザ・ジェントルマン。人種差別>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.1

うーん過大評価しすぎじゃない?サリーホーキンスやTHE悪役顔のマイケルシャノンの演技は本当に素晴らしかった。
所謂マイノリティやリベラル向けの映画って感じ。デルトロ監督は近年の移民問題や女性軽視やLG
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

プーさんの声に笑ってしまった。もうヨボヨボなおじいさんやないか‼︎と。笑
キャラクターたちの中で一番再現度が高いなあと思ったのがカンガルー?親子。

仕事で疲れた〜‼︎とか現代人にはオススメなんじゃな
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

正直言うと期待しすぎた感はある。予告やブランチでも紹介されていてどんでん返し!!と聞いていたのでどんな作品なんだろう?と思いつつ劇場へ足を運ぶわけだが序盤ははっきり言ってつまらないし若干イライラする。>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.4

うーん、個人的にはボヘミアンラプソディーというタイトルは合ってないと思う。
内容とマッチしてなくてフレディ自身の家族との葛藤をもう少し掘り下げても良かったんじゃないかなあ〜と感じた。
あとラミマレック
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.1

"ミュージカル映画"ではないと思う。衣装がカラフリティに溢れてるのと冒頭シーンが良かった。THEミュージカル映画が観たい‼︎って人にはおすすめできない作品かも。ごく普通のありふれた恋愛映画といった印象>>続きを読む

バーバリアンズ セルビアの若きまなざし(2014年製作の映画)

3.0

どれだけ日本が恵まれてるかがよくわかるよ。無名の俳優?たちだからリアリティに溢れたまさに"セルビアの今"だった。

グロリア(1999年製作の映画)

3.0

やはりグロリアはくたびれたおばさんじゃなきゃつとまらないと思う。これはこれで面白いがグロリアではない。シャロンストーンがあまりに綺麗すぎるのでジーナロランズみたいなからっとしたハスキーなかっこよさがな>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

2.8

うーん普通かな。やたら女性だからということを強調しすぎな作品。ただ主役があまりにも美女すぎて見とれてしまった。時たまスカヨハやモニカベルッチに似てるなあと思った(俺だけかもしれないけど)。
あと周りの
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.5

未熟な青年たちの危険で甘味な遊びかつ破滅的な愛。エヴァグリーンの見事な裸体が素晴らしい。

インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

2.7

いい意味でクソつまらない作品かも?ただ、カオスな世界観に浸りたい方にはオススメかもしれない。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.8

ベトナム戦争ものは数多くの作品があるけれどその中でもこの作品は一番人間の愚かさが描かれている。ハートマン軍曹のシーンは笑えます。笑

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

まず原作を読んでから本編を観ることをおすすめします。彼らの実生活もこんな感じだったかも?

青春群像(1953年製作の映画)

3.6

フェリーニ苦手な人でもシンプルに観れる映画だと思う。戦後のイタリアを舞台にした映画はデシーカ始め数多く輩出されてるけどその中でもこの作品は一番よくできてると思われる。

甘い生活(1959年製作の映画)

4.0

何が良いのかわからないとか冒頭のシーンだけしか印象に残らないとか色々賛否両論はありますが個人的にフェリーニ作品の中で一番好きな作品。トレビの泉はあまりにも有名なシーン。

フェリーニのローマ(1972年製作の映画)

3.4

フェリーニのとてもつないローマ愛に溢れてる作品だと思う。