guttさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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幼い頃の美しい思い出を辿っているようでありながら、常に漂う不穏な雰囲気。夏の眩しさと、死の予感のまぐわいが美しい。

“Under Pressure”をこんなに上手く使った映画、初めて観た。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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まあ普通に面白い。けど、TVシリーズの延長という感じで、映画としての特別感はあんまり。
TVと同じような撮り方と演出、違うのはルーブルが舞台ということくらいか。

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

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これは格好良い。撮影と音響の工夫が冴えてる。ストーリー的には後半やや失速気味に感じたが、主人公が変化していく様がはっきりしていて良し。モンゴルってキリル語圏なんだなあ。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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お酒を飲んで明るく楽しくなろうって映画なのに終始暗さが抜けきらないのは北欧映画の良いところ。

ラストのマッツ最高過ぎんか?

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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少ない登場人物、たった一つの部屋で、重層的で奥深い物語が展開される。いかにも演劇的だが、四角い画面で狭苦しさを強調するのは映画的工夫。

素晴らしい映画だった。
助演女優賞はホン・チャウでも良かったの
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零落(2023年製作の映画)

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「君は何も分かってない」という台詞の重さ。いつか誰かが、自分をわかってくれるのではないかという希望を諦められていないのだろうな。だからいつまでも自己中心的で、分かってもらえないと八つ当たりする。いつま>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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仮面ライダーをろくに観たことがないが(だからこそかもしれないが)とても面白かった。
相変わらず画作りがうまい。
庵野流の高速展開はもう慣れっこなのでなんてことないが、苦手な人はずっと苦手だろうな。
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Winny(2023年製作の映画)

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1人の技術者の想いが、現実の重みとともにのしかかってきた。

東出昌大が終始素晴らしい。

日本映画はもう、こういう方向に伸ばしていくしかないのかな。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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「逆転のトライアングル」は邦題だが、確かにあらゆる立場が「逆転」していた。資本主義者のロシア人が、持たざる者になった途端、共産主義の格言を持ち出してくるあたりも面白い。

原題の”Triangle o
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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マルチバースものでこんなのできちゃうのか…。
別世界にぶっ飛ばされた。とんでもなく労力のかかっている作品。