yanyさんの映画レビュー・感想・評価

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ベイビーガール(2024年製作の映画)

2.5

駆け引きも、描写ももっと強いものを期待していたが、悪い意味で綺麗に収まった感じ。

社会的な女性像を持ち出すには、あまりにも都合が良すぎた。

ハリスディッキンソンのカリスマティックな登場から、どんど
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

5.0

生涯ベスト5入り。
215分と構えて見たのに、あっという間に過ぎてしまった。
ヘイトフル8以降初めてのインターバル15分は、映画体験としてかなり新鮮。ラストのエンドロールにまで、心が疼くような驚きのエ
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美しき棘(2010年製作の映画)

4.0

卒業制作として作られたとは思えないクオリティー。
硬派で、特にオリジナリティーがある作品とは言えないが、なんと言ってもレアセドゥの醸し出す、哀愁のあるエモさのある演技と表情は見物。

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.0

時期に好きになるなんて、ありえない。
人の大事に部分を受け入れないで、蔑ろにしたり、そんな状況で関係が発展すると信じ込んでいる男性のナンセンスないことと言ったら。。。
境遇的には、彼も被害者であるが、
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ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

3.5

ケリー・ライヒャルトが作る、独特なノスタルジー漂う空気感が良い。

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.5

いかにも90年台な感じの飛ばした内容。
綿密に作り込まれた筋書きは期待してはダメで、ランローラランのようなトリッピーな疾走感がこの映画の持ち味。
アロノフスキーの禁断の果実のようなオカルティックで、哲
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ミュージック(2023年製作の映画)

4.0

穏やかな流れで進む生活の中に、さらりと痛みや別れが過ぎ去っていく。
それは、人生であり、生きるということなのである。

登場人物たちは、すべて内向的考察者たちで、どこか憤りを匂わせながら生活している。
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ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

3.5

それぞれの登場人物の思惑が見事に交錯する、飽きの来ない内容。
このようなB級サスペンス映画にありがちなストーリーの薄さもなく、流石コーエン兄弟といった感じだった。
僕自身は、バートンフィンクなど、割と
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

2.0

人生で初めて、エンディングを待たず、劇場を後にした作品。
効果的なミュージカル部分がほとんどなく、逆に映画のテンポ感を落とす方に働いていて、そのせいでミュージカルパートが来る度に苦しくなる内容。
理に
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

2.0

ロードムービーを今のアメリカの情勢に当てはめてみたっみたいな映画。
かなり期待外れ。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

意外と評価が低いけど、ウルフオブウォールストリートを踏襲した、テンポ感の良い、ウィットにも富んだ作品だと思う。
正直、ここまで説明的でも理解が難しいリーマンショックをここまで華やかに、笑える要素たっぷ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.0

良くも悪くも無垢な女性の本当の姿。そこに本作の肝があるのではないかと、観賞後に思ったが、そこは想像にお任せします程度の描かれ方で、基本的には美しい映像と美談がメインの映画だった。
キャスティングも、綺
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

3.0

こういう映画をいつしか楽しめなくなった。
気付かないうちに大人になってしまったが、まだ遅くない。
そう気付かせてくれた一本。

彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

4.5

正直、一回見ただけではよくわからない。
何が現実で、何が幻想世界なのか。

どのシーンもノスタルジックに描かれていて、一人称視点、俯瞰視点が入り混じっていく。
ノーランの映画のように、時系列がバラバラ
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ステイ(2005年製作の映画)

5.0

こんなにも心を掴まれた事は、久しぶりだ。
スタイリッシュで、詩的で、陰気染みている。(登場人物全員が精神に病を抱えている。)
この映画、風変わりなシーン/ショットが多く、精神世界と現実世界が混じり合っ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.5

これを60年代にやってのけた事は、間違いなく映画文化史に残る偉業だし、ビジネス化した今の映画業界では、今後このような映画ってできないんだろうなと思った。本当に選ばれし人しか映画が作れなかった時代の大作>>続きを読む

インソムニア(2002年製作の映画)

3.0

ノーラン作品の中では個人的にはワースト。
映画的には、テンポ感は良いし、キャスティングも良い。
ただ、自分好みのノーラン特有の子供染みたロマンティシズムが薄い。

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.0

現代におけるアイデンティティロスト問題をいち早く捉えた作品。
実力があったとしても、キッカケ、本物っぽさ、肩書き、見た目、色々な要素込み込みでやっと評価される。
今時、SNSで何かしらキャッチーなキャ
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.0

サスペリアの大ファンである自分にとって、他作品があまりに全て外れなため、辛くなってしまった。
作品を読み解いた時の構造的な緻密さに関しては、僕自身あまり評価の対象に入らないし、この作品もダメだった。
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟の作品、未見の物が多かったけど、彼らのウィットに富んだセンスはかなり好みかもしれない。
この作品も、本当に登場人物、嘘もまともに付けないような愛らしい馬鹿ばっかりなんだけど、時々、真実めい
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

3.0

リンチ本人が何の映画かわかってないので、本当に流し見程度で見ると、彼の思考回路とかがわかって面白い作品。
ど真面目に3時間見ようとすると痛い目に作品です。

プレステージ(2006年製作の映画)

2.5

クリストファーノーランの映画にしては、扱っている題材もあってどことなくB級感のある作品。
伏線回収が好きな方は楽しめると思うが、ノーランの持ち味である少年的なロマンがこの作品にはない。
ただのパズルみ
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