サンヨンイチさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

サンヨンイチ

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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.6

猫目当てで見た。
今泉力哉監督作品は初めて、
何となく食指が動かない監督だったけれど
巧妙な台詞の応酬が見事。
東京コントっぽい会話劇。
エンジンがかかると
テンポの良さが心地よく感じる。

ストーリ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

フェスや集会の
“本質を置いてきぼりにして熱狂・酔狂する集団”の
描写が的確で気持ちが悪い。

look up ではなくdon't look up
という着眼こそ
世の中の情勢を皮肉っているが、
lo
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.8

危なかった。劇場公開なら見逃してたかもしれない。
が、今となっては配信限定こそ憎まれる渾身の一作。
この監督の作家性は一貫してる。

物語の面白さも然ることながら
あらゆるシーンに
自然と写りこむ当た
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.3

貴重すぎる映画体験。
あの時の、
名前も忘れてしまったクラスメイトに
こんなにも想いを馳せることがあり得ただろうか。
上京し、おそらく一生会わない彼、彼女らの顔が
フラッシュバックする。

一人一人の
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

重い、怖い、暗い、つらい…という
ネガティブワードに溢れ返るレビュー。

真っ黒なバットマンは『ダークナイト』によって完結した、
と思っていたが
世の中には黒よりも黒い色、というものがあるらしい。
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

3.8

素朴で純粋な少女サシャの戯れを背景に
実子の性別違和を知った母親の心境から始まる。

「女の子になりたい」というサシャの想いを
訂正したり、矯正しようとした、という
母親の言葉尻からは強い後悔の色が滲
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シラノ(2021年製作の映画)

3.4

儚い三角関係の物語は
そこかしこに転がっているが
本作ほどヒロインにこちらを振り向かせてやりたい作品はないかもしれない。苛立ちに近い焦燥感を覚えた。

騎士隊のリーダーであるシラノを、
本人からの申し
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

前作未見。原作未見。
全く問題なし、それどころか前作を見たくなった。

どこか堅苦しい雰囲気のあるミステリージャンルで、
ポップさを全面に押し出し、
豪華絢爛なキャストを品揃え。
ケネス・ブラナー、ア
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

「アカデミー賞確実」などと惹句を並べられると
穿った目線で見てしまうのが世の常。
宣伝文句によって歪に積み上げられたハードルだったが
ウィル・スミスが易々と飛び越えてくれた。

時代の違いを踏まえれば
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.3

戦時の頭脳戦を忠実に粛々と描くと
こうなるのかな、という印象。
トーンがずっと重いが
恣意的に緊張感を高める演出が少なく
戦時中とはいえ最前線でない場面は
鬱蒼とした人間ドラマが絡んでくる様相が伺える
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

単純明快なアクション映画とはいえ、
ここまで来ると
映画よりもやはり、ゲームに近い印象を受ける。
サクサク進んでいくという
作風の利点も大いに感じるが、
裏切りのシーソーゲームさえも
サクサクとこなし
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

噂に違わぬ名作ミュージカル映画。
移民問題や貧困・格差、
町の発展を他所に追い払われゆくあぶれ者達、
不変の愛と王道の悲劇を描く。
ストーリーは鈍重ながら、
音楽にのせた華やかで情熱的なダンスと
清廉
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.2

この『ハリー・ポッター』シリーズ出演そのものが
ダニエル・ラドクリフらにとっての
青春を横断する一大シークエンスであり、
その意味では本作はジュブナイルものの要素が
全てが注ぎ込まれている。

出会い
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ティル・デス(2021年製作の映画)

3.2

シチュエーションスリラーとしては
大喜利並みの大胆な設定。

ワニがハリケーンに乗じて民家を襲ってくるあれと
同等くらいの大味であるが
前半ではその舞台を整える説明シーンが多く、
緊張感を保ちきれない
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.5

1しか見てない勢。
特段思い入れがあるわけでもないが
本作の持ち上げたテーマが
涙腺のストッパーをぶち破ってくる。
オフビートな前作とは毛色が異なり、
当時のガジェットそのままに、
テンポやノリは現代
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355(2022年製作の映画)

3.5

いかにもサイモンキンバーグというように、
荒唐無稽さが
こうした正義スパイものにはピッタリだと思う。
近年の、
『ゴーストバスターズ』、『オーシャンズ8』『チャーリーズエンジェル』など
女性版リブート
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樹海村(2021年製作の映画)

2.7

山田杏奈で
前作よりグレードダウンってどういうことなん

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.5

フランスのスリラー映画としては例に漏れず、
静穏な立ち上がり。

『ギルティ』を彷彿とさせるあらすじだが
ソリッドシチュエーションに拘らず
外へ外へと展開していくのは中々潔い。
むしろ、
彼の得意分野
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ノイズ(2022年製作の映画)

2.8

一体何がノイズだったのか。



同名コミックの原作をもとに
藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介という
実写化最強の布陣を組んだ一作。
予告編もかなり流れていた印象。

閉鎖的な島に突如現れた元凶悪犯
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