たなえりさんの映画レビュー・感想・評価

たなえり

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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

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ハネケ映画大好きだけどこれはあんまり刺さらなかったかもー。。。ハネケの社会問題を提議する描き方が好きだなーと思いました。
あとハネケが描く子と母親の描き方がどの作品においても、不気味ー!特にこの作品は
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[Focus](1996年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんか、なんか、男性が描きました!みたいな!男社会で感じるちょっと自分より上の立場のやつに舐められる時の苛立ちとか思い通りにならない感じとか、苛立ちのまま女性強姦させようとしちゃう感じとか、、、映画は>>続きを読む

71フラグメンツ(1994年製作の映画)

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この無機質で不穏な空気が続く感じがハネケ映画って感じで好きだった。淡々と連続する映像の切り抜きが流れる映画だから感想が難しい、、、、、感情の氷河化三部作はとりあえず完走いたしました〜〜〜〜

白夜 4K レストア版(1971年製作の映画)

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刹那的な4つの夜の物語。夜ごとにフランス語で字幕が出たり、奏でられたリズミカルな音楽が流れるシーンが粋で素敵だった。切なくて少し残酷でアーティスティックなシーンの連続でどうしようもなく心奪われちゃった>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

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内容は胸糞すぎて途中で何回も離脱しようと思ったけどなんとか干渉できた。
こちらに向かってウィンクしてくるシーンとか観客に語りかけてくるシーンとか、え、私、侵略者側で観てるってこと?!ってなって本当に不
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ジュ・テーム、ジュ・テーム(1968年製作の映画)

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すごく難解で、ストーリーの半分も理解できなかった気がする。流れる記憶の断片のほぼ全てにカトリーヌがいて、記憶を占領するほどの彼女の永遠の不在が、映画全体に漂う空虚感とか哀愁とかを引き出してた気がする。>>続きを読む

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

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最初の剃刀で眼球切るシーン、きつくて、目を伏せてしまった。内容っていう内容ないんだけど、手のひらにありが沢山いるシーンとか脇毛、草原へと変わっていくシーンが視覚的にお洒落すぎて心奪われたーーー

ソドムの市(1975年製作の映画)

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スカトロシーン、えづいてしまった。。。、狂った変態世界が広がるんだけど、やっぱりパゾリーニ監督だからどこか品とか優雅さとかが映像全体から感じられた、最後のダンシングシーンはなんとも言えない魅力がありま>>続きを読む

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(1975年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

痛みを受け入れて彼の嗜好に寄り添おうとしたのに……!あんな去られ方ある、酷すぎる!マルヴィの視覚的快楽(映画研究入門)さながらバーキンの裸体!裸体!裸体!撮り方は美しかったしバーキンの美貌は溢れていた>>続きを読む

テオレマ(1968年製作の映画)

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淡々とシーンが繋がれていく感じなのに、左右対称だったり、子供が印象的なシーンは赤と青色、大人が中心のシーンは緑とオレンジ色が取り入れられていたりの計算されつくされた画が最高だった。
最初青年はイエスキ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

わたしはレベッカ側の人間だからイーニドの行動にいまいち共感できなかった。でもイーニドにはなれなくてもイーニドのそばにいてたいって思ったよ。無頓着に見えて繊細なイーニド、彼女は今いる場所がゴーストワール>>続きを読む

吉原炎上(1987年製作の映画)

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ラストの吉原が燃えるシーンは実際にセットを燃やしているそうで、圧巻だった。