rieさんの映画レビュー・感想・評価

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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.0

登場した時は、めっちゃ可愛くないクソガキぶり。
その可愛くないとこが可愛くみえてくる。

自業自得で痛い目にあって、両膝から血ー流したり。
急に改心して、会えなくなるばあちゃんのために、針に糸通したの
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.5

キラキラのラストがいい!
わざとオープニングと同じ場面、でも進んだことがたくさんあって。
マーカスの話が可愛すぎて。
こんなあざとくない温かさはセンス良すぎだと思う。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.3

こんな恋をしたのは、言えないくらい前かもだけど、今観られたことが良かった。
坂元裕二さんの考えるストーリーは、割り切れないグレーな部分を、全てまかせてくれるような優しさがある。
個人の価値観じゃ、そん
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GO(2001年製作の映画)

5.0

道徳とかの教材にしてほしい映画。20年前だけど、ぜんぜん解決されていない問題。
なんだか分からないものをこわいと感じる。それは分かる。だけど、そこで差別するのは違う。
この映画の人種、民族の問題に限ら
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

白黒効果も相まって、なんかいいじゃんコレって初めからワクワクした。
女の友情もの、それだけでなんかいいよ。女の世界は実際は怖いから、大親友とか言っちゃって目頭熱くなってしまう。
白黒アダムドライバーカ
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.0

「潜水服は蝶の夢を見る」のジュリアンシュナーベル監督作品。
映画館での鑑賞でよかった!
光に照らされれば眩しくて(私が)目を細め、揺れる草の音に風を感じる。
ドキュメンタリー?それ以上。ゴッホの目にな
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

あんなデッカイ勝てるわけがないすんごい悪いヤツを、やっつけて自転車に乗せて…笑
映画だから、漫画だから現実じゃないからできること!
運は諦めなかったヤツについてくるんだ。

ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016年製作の映画)

3.8

なんでかわからないけど良かったですコレ。

音楽もなく、アラッと終わる短編小説風の3編オムニバス。
ガタガタのコミュニケーションの中にフワッと血の通う一瞬があり、なんかその瞬間があればエブリシングオー
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

笑いと感動をこんなにもセンス良く詰め込めるタランティーノ最高です!

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.3

1979年、アカデミー受賞作品でした。
約40年前、この身近な話がアカデミーを取ったというのが、意外でもありとても嬉しいことです。
長年、解決できないけど、一世代前も同じ考えに共感してたということが。
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.0

ミヒャエルハネケ。
何か新しいの出るとなんとなく見てしまう。
毎度、見たいような見たくないような変態っぽい人たちが出てくるんだけど、今作はSNSがテーマで分かりやすく現代っぽい。
人のやなとこいっぱい
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

この映画がね、なぜかスカッとするという人とはきっと仲良くなれそう。
レビュー難しい。

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

主人公の尖った心に池松壮亮の優しさがそーっと静かに分からないくらいに染み込んでいく。
目まぐるしい昼を経て、うるさいものを最高密度で隠してくれる夜が心地よく2人に魔法をかけてくれる。
#池松壮亮は天使

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリー。滅多に見られないその人となりが見られたこと、素晴らしいショーと洋服ができるまでを見せて下さったことが嬉しすぎてスコアファイブです。

見事な庭からバッサバサと切ってきた花たちを飾ると
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

映画これから観る予定です。本と比べてみたいと思います。
読書後の感想

五感で幸せを感じる。そういったことでひとは強くなれるんだと思う。
鎌倉の竹やぶがキレイなお寺で抹茶をいただいた時の気持ちを思い
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.6

レアセドゥに夢中になれる。
アップ多いから、つい入り込んでしまう。
浮気して、めっちゃ怒られるシーンがたまらない私はなんなんだろう。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.0

「あなたに境界はない、あとはドアを開けるだけ」
グザヴィエドラン作品の両手で何かを開く動作が印象に残る。
マミーの画面自体が横に広がるものも含めて。
ロランスのジェンダーのこととかではなく、「開く」こ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.0

可愛いすぎる黒木華ちゃん主演。あと、Coccoも出てて嬉しい。

黒木華ちゃん、バイト先に来てくれて話したことがあるから、遠くの人に思わない。本物も映画の中も、ちょう可愛い。

優しくされすぎるとシン
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.8

グザヴィエドラン、どれも好きだなあと思い、続けて観てる。
マミー、たかが世界の終わりなんかは、ぐっと重みがあるんだけど、胸騒ぎの恋人とかコレとか初期のものはけっこう軽い。
両方いいけど、この軽さの中に
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

5.0

本当に大好きな映画。

アナの大きな瞳から見える世界。
まだホント小さくて、遠いところにいるはずなのに、やたらと死ぬことを考えてしまう。

こどものころって誰に教えられたわけでもないのに私もそうでした
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セブン(1995年製作の映画)

3.0

95年 ブラッドピッド、モーガンフリーマン。
ラストは読めるし、思ったほど怖くないし、軽かったけど、面白かったです。
それはきっと、この90年代半ばの色褪せないかっこよさ。

陰翳礼讃というか、音楽な
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パターソン(2016年製作の映画)

4.8

1パターンのパターソンという意味でしょうか?
日々を静かに過ごしながら、小さなノートに詩を綴っていく背の高いパターソン。
詩も、映像も全てが文学的で、映画全体が詩のようで心地よい。
ユーモアのセンスも
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.0

グザヴィエドラン
Mommy、たかが世界の終わりときて、何か見たいなあと思い鑑賞。

とっても面白かった!
笑えるし、大島弓子、萩尾望都的なお話がツボだった。
グザヴィエドラン、日本の少女漫画読んでる
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

激しい家族。
愛と、興味が強すぎて、出過ぎてしまう負の感情。
不器用なのもお互い分かっているのに。
空回りの時間がほとんど。
本当のことなんて、いくつ言えるんだろう。

うちは時々ちょっと心配してみる
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

子供がかっこいい大好きな映画。
元気になれる!

スタカンとかかかって、嬉しくなっちゃうサントラ♬
オープニングのコズミックダンサーと、ピョンピョン跳ねる子供最高です。
これを見て、スティーブンダルド
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5


グザヴィエドラン監督、まだ20代のかっこいいルックスに興味が湧いてしまい、観ることにしたのですが、全く間延びしないストーリー展開、グイグイ引き込まれる距離の近い緊張感、とっても良かったです。
幸せ
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

3.9

古典文学の美しい衣装や、クラシカルな匂いのする色彩、感受性の強すぎる女性たちの織り成す物語が心にずっしり響きます。
見た後も、考えて考えての映画です。

DVDには、長ーいメイキングが付いているので、
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

5.0

久しぶりに2回目観ました。
息子の憧れのような引っ張るパパと何があっても守るママのバランスが素敵すぎる。

繊細な少年がどうしても言えない最後のパパの記憶。終わらせず引き延ばすための鍵穴の旅。

もの
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いとしきエブリデイ(2012年製作の映画)

4.6

ドキュメンタリータッチのストーリー運びと、間に挟まれる風景画のような美しい映像の対比がため息ものです。

お父さんのしたこと、うんぬんもありますが、それ以上になんでもない子供の笑顔なんかがドラマです。
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