トルツメさんの映画レビュー・感想・評価

トルツメ

トルツメ

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

すごい作品だ。なんだか、伝記映画の表現が一段階上に上がってるようだ。ストーリーや、俳優の演技を楽しむというようなレベルでなく、主人公の感覚や記憶を再現するインターフェースのようにも思える。

ただ、そ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.7

結構笑えたし、黒人差別に対する逆張りのリアルを感じれて面白かった。

この作品で描かれているように「白人向けの黒人」というものに辟易してる人もいるだるんだろうな。

でも、一番多いのは極端にどっちとも
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

原作が結構好きだったので、一か八か見に行ってみたけど、冒頭5分でまじで後悔した。

あのちゃんと、いくらさんは頑張ってるように思えた。

以下、文句だけ。吐き出させてくれ。

劇中の7割位は、静止画に
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

とりあえずみてよし


お話 8
表現 8
映像 10
俳優 8
好み 8  

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.9

登場するキャラの人物像が、濃いように感じた。直接的に語る訳でなく、映像表現としていろいろな情報が伝わってくる。

ホントのホント、ラストのシーンぐらいだけ、演出があまり好みじゃなかった。

お話 8
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.4

あまり他で経験しないような、独特の雰囲気をもっと映画だと感じた。物語として、大きくシナリオが動くわけじゃないんだけど、ずっと見てられるし、ずっと見てたいような感覚もある。

「思い出」って、その人にと
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ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.4

前評判で聞いていた通り、編集や映画の作り方は上手だなぁみたいな感じに思った。

この先、どういう風に展開していくのかと気になる脚本で、お話も悪くない。ただ「単に絶望的なものを見せられた」という感覚が拭
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.8

映像としての情報伝達が自然で上手な印象。サラ、頑張った。自分なら別の選択をしてそうだ。

いじめられてる側の想像する「あんなやつ酷い目にあえばいい」が具現化したような感じ。ただそんな怨念が具現化しても
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.9

枯葉を見た流れで。
笑えた。

クセになる。深夜帯に見るとなおよし。

お話 7
表現 8
映像 9
俳優 8
好み 7

ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

世界観が面白い。ラストは気持ちよくは、ない。

お話 7
表現 8
映像 8
俳優 8
好み 7

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.4

まずある程度笑えた。序盤は特に結構笑った。
 
自分にも心当たりがあるような被害妄想が多分に現実化される。

後半は後半で、母と子の関係と言う、自分の罪悪感を指摘されるような感覚に嫌な気持ちもあった。
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.4

杉咲花目当てで視聴。安心して見ることができる。邦画といった形。脚本が丁寧だなぁと思った。

「あんさん」。第一印象で感じていた「あのにいちゃん何か変な感じだな」という感覚が、そのままシナリオの要所だっ
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

話の展開が面白いのかな?という雰囲気を、某サイトのレビューから感じ、ちょうどタイミングも良かったし、岡田将生見たいしということで視聴。

残念ながら、酷評をしてしまう。素人の感想なので、作品を楽しく見
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

2.4

後半の展開等、もはや「犬版ホームアローン」に見えてくるところもあって、普通に笑ってしまった。

大まかなお話の流れ自体は結構よく思えたんだけど、全体的にBGMうるさいし(音量でなく)、みせ方が自分には
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.3

ちょっと現実的すぎて退屈な時間が多かった。描いてるテーマはよいと思った。

真相はどうなのか?が話の中心であって、最終的な感想は観客にゆだねる。
これって、そのまんま現実でたくさん起きてることに思える
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零落(2023年製作の映画)

1.5

冗長で、テーマもよくわからなかった。途中インサートされる海の映像とかも、なにを表してるのか汲み取れなかった。

お話 2
表現 3
映像 4
俳優 3
好み 3 

あしたの少女(2022年製作の映画)

4.1

物語は低めのテンションのまま、たんたんと問題の原因を探り、ただやりせなさを感じる。そんな話の流れにペドゥナ刑事がぴったりの配役だった。

いきすぎた点数評価主義の社会は、延々と続き、途中「これはコント
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ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

3.0

ジェシーバックリー歌うまい。グラスゴー訛りうまい。
訛りでどこの話か把握したもの。めっちゃハマリ役。

けど「みんなが心を動かされるほどの才能の持ち主」という描き方がそのまま通用するほどではない。魅せ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.6

要所要所わらえるのだけど、本筋があんまり面白く感じなかった。

お話 6
表現 8
映像 8
俳優 8
好み 6

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.8

後半ちょっとだれた。前半めっちゃおもろかった。



お話 7
表現 8
映像 8
俳優 8
好み 7 

ナイン・デイズ(2020年製作の映画)

4.1

アナログSF系

生まれることができなかった奴らに、再現をプレゼントするシーンがどれも美しい。
自転車のとかきれいだったな。

生まれただけで恵まれているのかも、なんて思いたいときに見るといいだろう。
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.7

話の展開が弱い気がする。

お話 7
表現 7
映像 7
俳優 8
好み 8

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.7

こういう邦画、もっとふえてほしいかも。

どういう?って言われたら、難しいけど。媚びてない感じ。

お話 8
表現 7
映像 8
俳優 7
好み 7

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

2.9

ちとハードル上がってた

お話 6
表現 5
映像 7
俳優 7
好み 4

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.4

ター
あまりのめり込めなかった。
ヤケクソでアコーディオン弾くシーンがよい。ほんとの世界的指揮者も、あんな感じでストレス発散しててほしい。

お話 6
表現 7
映像 7
俳優 8
好み 6

蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.4

この監督が描く、家族ってなんか好き。

要所要所、映像で語るのがいい。

ゆれるが好き。

お話 7
表現 6
映像 7
俳優 7
好み 7

フィンガーネイルズ(2023年製作の映画)

4.2

相変わらずアナログなSFというか、好きな世界観。

林檎とポラロイドには及ばず。ちょっとお話が簡単すぎるかも。もうひと展開ほしいところ。

ジェシーバックリー好きです。

お話 7
表現 9
映像 8
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市子(2023年製作の映画)

4.3

脚本はとてもよいと思った。

ラストに賛否あるだろうけど。

杉崎花に魅了されまくり。

市子と彼氏の演技の雰囲気が良すぎて、周りと差を感じてしまった。

お話 9
表現 8
映像 8
俳優 9
好み
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.3

いちのがよかったわ。

お話 7
表現 7
映像 7
俳優 6
好み 6

エスター(2009年製作の映画)

3.8

普通に驚いて、おもろかった。

お話 8
表現 7
映像 8
俳優 8
好み 7

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

こんなしっとり、オフビートで、じんわり笑える映画って始めてだ。

映画館で楽しむべき作品。

お話 7
表現 9
映像 8
俳優 9
好み 8

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

ラストの選択が切なかった。

お話 8
表現 8
映像 8
俳優 8
好み 8

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