設定は凄く面白いし、特に導入部には興味をそそられたけど、ヒロインの調査と並行して描かれる過去のエピソードがそう面白くない。もうちょい脚本でどうにかなったような気もする。
このレビューはネタバレを含みます
もっと下世話なものを期待してたら、すごく丁寧に作られた実録犯罪ものだった。60年代、社会主義国だったハンガリーで実際に起きた連続殺人事件を題材に、冤罪で囚われた男、真犯人、さらに警察の動向を追っていく>>続きを読む
9.11を経た今観るとまた感慨深いものがある。スーパーボウルでの無差別テロを企むテロリスト、それを阻止する側の動きを淡々と追いかけた前半から一転、クライマックスは盛り上がりまくり。とはいえ、個人的には>>続きを読む
『ペインレス』のフアン・カルロス・メディナ監督が、ピーター・アクロイドの『切り裂き魔ゴーレム』を映画化。割とよく出来てたように思ったけど、疲れていたせいか不覚にも何度か寝てしまった。
『クローバーフィールド』のプリクエル? 内容的にはよくあるB級SFスリラーという感じ。完全に期待はずれ。あと、チャン・ツイィーだけが中国語で喋ってるのが気になった。
チェコのファウンド・フッテージ・ホラー。ウクライナで飢餓による食人を取材していたアメリカ人スタッフが、連続殺人鬼チカチーロの霊に襲われる。傷口から霊に憑依されるとか、よく分からない後づけ的なオリジナル>>続きを読む
アル中の自堕落な母と別れた夫に引き取られることになった幼い娘の愛憎を軸にしたモンスター・ホラー。両者のぎくしゃくした関係を丁寧に描いていて最初は興味深かったけど、やたらと回想シーンが多くて辟易。モンス>>続きを読む
『悪魔の密室』のディック・マース監督作。サンタクロースがモンスターだったという設定以外は、特にひねりなし。スプラッター描写はそこそこ。他のマース監督作同様、悪くはないけど面白くもない。
今や超売れっ子のジェームズ・ガンが脚本、『ウルフクリーク』シリーズのグレッグ・マクリーンが監督した社畜サバイバル・ホラー。タイトルが示す通り、『バトル・ロワイアル』風の不条理な殺し合いもので、あっと>>続きを読む
有名連続殺人鬼に憧れて殺戮を繰り返す男と、彼を追いかけるソシオパスの刑事。題材は面白いけど、いまいち冗長で乗り切れない。普段のインド映画ではあまり描かれない、ゴミだらけで汚い町の風景を見ることができ>>続きを読む