哲学的でまわりくどい言い回し、直接的ではないけど残酷な描写、まさに大人の寓話。続けて2回観るくらい好みの作品だった。
シンプルだけど奥深い、これぞ正統なゾンビ映画って感じ。色んなバリエーションがあるのもいいけどやっぱり籠城ものが面白い。
シリーズが進むにつれ予算も削られ、作り手の悪戦苦闘している姿が目に浮かぶ。戦闘シーンは運動会くらいの密度だし、あらすじも大味。だけど心の目で観たらそんなことは全然気にならない、シリーズの集大成。
人工知能ロボットも空飛ぶ自動車も出てこないけど、環境破壊に食料問題などあまりにもリアリティ溢れる未来が描かれていることに驚き。特に「ホーム」の存在が印象的だった。
監督スピルバーグ、主演トムクルーズ、音楽ジョンウィリアムズと言う超豪華SF大作。序盤から中盤にかけての宇宙人侵略シーンは迫力あってとにかく怖い。トムクルーズのただただ逃げるだけで、あとは子供にキレまく>>続きを読む
ショッキングな映像や展開もなく、前作とはだいぶテイストが違う作品。善と悪のせめぎ合いは見ごたえあったけど、続編としてはなかったことにしたい気持ちはわからないでもない。
単に視覚的な怖さや不気味さだけでなく、個々の登場人物の複雑な内面、人間の心の隙間に巧妙に入り込んでくる悪魔の恐ろしさが丁寧に描かれていて、好みの作品だった。サブリミナル効果や、テーマ曲、ジャケットの神>>続きを読む
同じ監督が撮った続編とは思えないほどパロディ色強め。レザーフェイスやジジイのおとぼけ、ヒロインの叫び声やチェーンソーの爆音も増量、増量。ラストのダンスでもう呆然
世間的にはすごい評価低いですけど、囚人たちの粗々しい感じやエイリアン目線での追いかけっことか結構良かった。完全版だったからか人間ドラマも濃厚だったし。ただやっぱり長いので観るときは体調がいい時の方が楽>>続きを読む
2の王道らしく、まさに物量作戦。続編の良さが出てた。クイーンエイリアンのグロテスクな造型は今見ても新鮮。
呪われた一族の血を引く主人公が、ありのままの自分に気づいていくレット・イット・ゴームービー。
1作目のダイジェストから始まるオープニングがなかなか良くてテンション上がりましたが、その後は割とオーソドッ>>続きを読む
ホラー弱者の自分でも想像してたよりゴア描写も少なく、最後まで楽しめた。不快な音や不条理な展開、独特な映像表現など、単にホラーと言う枠に止まらない、さすが名作と言われるだけのことはある。ただ爆音で観たい>>続きを読む
トンネルの崩落事故からのサバイバル、救出映画かと思ったら、そこはやっぱり韓国映画。日本やハリウッドでは考えられないような非常にウェットな展開。救出された主人公が発した一言に大いに溜飲が下がりました。
ニューヨーク1997の続編というかセルフリメイク。
お馴染みのスネークプリスキン🐍がL.A.を舞台にサーフィンやったり、ハングライダーやったり縦横無尽に暴れまわる、誰得⁈俺得‼︎シリーズ。
やっぱりこ>>続きを読む
秋の夜長に観るにはちょうど良い恋愛駄話映画。ソニはかなりめんどくさいけどチョンユミさんの可愛さで全部許せちゃう感じ
全然「罠に堕ちた美少女」じゃない!
これはまじめに家族の絆と再生を描いた物語。
感動したりゾッとしたり胸糞悪くなったり、父親に感情移入して涙したり。1人で見てたらちょっと情緒不安定になりました。タイト>>続きを読む
ケビンベーコン出演と言うだけである程度のレベルは保証される中、キングオブベーコンと言ってもいい作品。
等身大の普通のいいお父さんが家族を殺され、殺人マシーンにトランスフォームしていく様は圧巻。長回しの>>続きを読む
荒廃した近未来(と言っても1997年)の雰囲気、キャデラックにシャンデリア、ジョーカーペンターのシンセサイザー音楽、そして何よりスネークプレスキン🐍のキャラとか色んなものがカッコよすぎ、そしてなんとな>>続きを読む
開始10分程度で事件が発生してからはひたすらハイテンションの追跡劇。警察が全く機能しない中、理不尽に巻き込まれたハルベリーのスイッチが入ってからの執念が凄まじかった。「激突」の逆バージョンのようで乗り>>続きを読む
70年代当時のアメリカの人種差別問題が色濃く反映された作品。レジスタンスものは数あれど、シリーズ4作目という事もあり醸し出す重みが違う。
新感染ファイナルエクスプレスは「泣ける」映画だったけど、こっちは「泣きたくなる」映画。
最後まで「そりゃないぜ」の連続でとにかく暗く、救いがなかった。
テレビ映画とは思えない迫力で、愚直なくらい地震の恐ろしさを訴えてくる映画。製作者の執念を感じました。
言わずと知れたスピルバーグ印の名作。主人公の声はもちろん、カーステレオから流れるラジオの音声など吹き替えがよくハマる。今回は原康義バージョンだったけど、幻の徳光和夫バージョンも観たい!
あのような前作のラスト、しかも予算も大幅に削られた中で物凄い発想の転換がされ、尚且つストーリーの破綻もない事に素直に凄いと思った。
山田康雄のクリントイースウッドがぴったりハマってるのはもちろん、「漕げ漕げ漕げよ、ボート漕げよ〜」など吹き替え版の収まりが非常に良い作品。悪に対しては情け容赦なく正義を貫くハリーキャラバンは今観ても強>>続きを読む
劇中頻繁にかかるジョンカーペンター作曲のシンセサウンドが妙に耳に残る。ストーリーはいわゆる籠城もので、ゾンビ映画でも全く同じシチュエーションがありそうだけど、わらわら出てくるのが生身のストリートギャン>>続きを読む
前作があまりに衝撃的だったが故の苦悩や難しさが感じられる作品。
ただそれを乗り越えてやろうという意気込みも十分感じられたし、ラストは40年経った今でも衝撃的だった。
必殺処刑人エクスターミネーター。今回フジテレビ版の日本語吹き替えにて鑑賞。エモやんこと野球解説者の江本孟紀が主人公を演じていてお世辞にも上手とは言えないながらも、ロバートギンティのやさぐれた雰囲気とエ>>続きを読む
ちゃんと観るのは初めて。さすがSF映画の金字塔と言われるだけある、工夫とアイディアに満ち溢れた映画だった。
トニースコットのハイテンションと言うか、高血圧というか、訳のわからないカット割り。さらに地下鉄パニックものときたらずっと見てたいくらいツボだった。
タイトルとパッケージから乗り物アクションかと思ったら全然違った。
チェンジングレーン=車線変更が引き起こした2人の男の泥仕合。1日の中の出来事なんだけど、あまりに目まぐるしく色んなことが起こって頭の中>>続きを読む
1970年代制作のTVムービー。シアトル行きの飛行機の中、2種類の機内食のうちチキンを食べたパイロットを含む乗員、乗客が食中毒となり、元ヘリパイロットの乗客が代わりに操縦することになるパニックムービー>>続きを読む
シュワ主演アクションなし、笑いなしのひたすらシリアスな作品。飛行機事故の被害者、加害者の両方にフォーカスしたストーリーだけにもう少し人物描写を掘り下げて欲しかった。ただこれまでの作品で良きパパぶりが心>>続きを読む
僕らが大好きな「負け犬たちのワンサゲインムービー」
どん底の人生を歩んできた2人の主人公。全く接点のない2人が漸く交わるのがクライマックスの決勝戦。それまで散々2人の不遇ぶりを見せられてきただけに決勝>>続きを読む
韓国アクション映画のレベルを一段も二段も引き上げた立役者であるアクション監督チョンドゥホンと「韓国のタランティーノ」と言われるリュスンワンがタッグを組んだらこんなにも熱量高い映画に!
スタイリッシュに>>続きを読む